Friday, October 31, 2014

ハッピー・ハロウィン!

とんでもない悪天候の中、ワタクシの住むシカゴ・ボーイズタウンでは今年も恒例のハロウィン・パレード! お天気なんかに負けないぞと思っていても、さすがに今日は参加者もギャラリーも少なく、15分くらいであっけなく終わっちゃった。それでも凝ったメイクやコスチュームで街はとっても愉快。真面目にアイディアを練って計画的に準備しなければなかなかこうはいかないわけで、ハロウィンはアメリカが1年で最も真剣にふざける日なのだ。このパレード、誰でも無料で参加できるので、来年こそは!

こんな人たちが駅のホームを歩いているのがハロウィン!
悪天候の中、パレードのスタート地点に続々と集まる人たち
始まります。さ、寒い....
かっこいいファイアー・ダンサーでパレード開始
ピエロがいたり....
スーパーマンとか....
芸者....
ミュージカル・ダンサーが踊ってくれたり....
場所柄もちろんこういうおねえさん(お兄さん?)たちも!
今年のヒット、クラゲ集団
このドラキュラカップル、毎年会います。毎年同じコスチューム!
マリオ!
パレード終了後、長〜い行列のできた
Side Track Barにはこんな足長カップルも!

Thursday, October 30, 2014

Other Brother Coffeehouse

ウチ会社の目の前にもなかなかいいカフェがある。Other Brother Coffeehouse。カウンター10席しかないすごく小さいお店なのだけれど、なぜかとてもリラックスする。フレンドリーなスタッフはワタシのこともいつもちゃんと名前で呼んでくれる。ここのお薦めはコルタード。スペイン語で「cut」という意味の名を持つこのコーヒーは、カットした、つまりショート・コーヒー。要はミルクで薄めたエスプレッソだ。通常スチームしたミルクとエスプレッソの割合は1対1と決まっていて、150~200mlのグラスに入れて飲む(Coffee Wikiより豆知識)。いわゆるラテに比べてミルクの量が少なく、エスプレッソの香りがしっかり生きた上品な味わいになる。そしてこの店ならではのまろやかなミルクの泡が、午後のひと休みにほっとする優しい時間を運んでくれるのだ。ウチの会社のスタッフ御用達のこの店では、立ち飲みエスプレッソでわいわいとお喋りしているヨーロッパ人勢に出くわすことも。そんな時は、エキゾチックで賑やかな外国語に紛れてちょっとヨーロッパにいるみたい。シカゴ・ローカルのMetropolisの豆を使い、大きなコーヒーショップ・チェーンにはないローカルなあったかさがとても感じのいい店である。

大きな窓に面して居心地のいいカウンター席
「ブログに書くなら僕のことも入れてよね」と
カメラに向かってポーズを取るフレンドリーなバリスタのティム
美味しいペストリーも揃って、WiFiもフリー。
今日のパスワードは「SUPERWOMAN」
壁にはローカルのアーティストの作品を展示。売りモノですよ
Cortadoをすすりながら、道行く人をマンウォッチング。
寒くなってきてもう誰も座らなくなっちゃったけど
舗道に並んだ赤いピクニックテーブルもかわいい。

Tuesday, October 28, 2014

ハロウィンの飾り付け

そして、アメリカの秋の風物詩。湖に近いエバンストンの大きなお屋敷街でも楽しいハロウィンの飾り付けが見られる。プロに頼んで作ってもらったと思われる本格的なものから、子どもらしいの手作りのかわいいものまで。この時期のお散歩は、こんなお化けたちを見るのも楽しい。


晩秋のエバンストン

この10月はとても暖かくて過ごしやすかった。例年なら10月中に1度は雪のぱらつく日があって、あぁ今年も来たぞ〜と覚悟を決めるのだけれど、今年はそんな日もなく、ず〜っとインディアンサマーなまま。あまりにお天気がよくて室内にいるのがもったいないから、昼休みにオフィスを出て湖に向かって気持ちのよいお散歩。落ち葉の絨毯を踏みしめながら、ほぼ最後の紅葉の下を歩く。こんな日があと何日くらいあるのかな。


Sunday, October 26, 2014

SPACEでコンサート

4〜5年ほど前にオープンして気になっていたエバンストンのSPACEに行った。レストランUnion Pizzeriaの奥に隠れるようにあるこのコンサートホールは、高い天井に古い木の梁を残した倉庫のようなスペース。シンプルでムダのないインテリアにモダンなライティングがかっこいい大人のライブハウスなのだ。ビールやカクテルなど種類豊富なバーを備え、お隣のUnionからは焼きたてのピザも持ち込めるというわけで、食の部分も充実している。こんなステキな場所があったのね!

そして今夜の音楽は、ブルースにクラシカルな室内楽をミックスしたユニークな形態で知られるシカゴ・ベースのブルースバンドCorky Siegel’s Chamber Blues。バンドを率いる71歳のCorky Siegelさんは、ピアノ、ブルースハープ、ボーカルをこなす多才なブルースマンで、長年の音楽活動でついた固定ファンが多く、会場は常連と見られる比較的年配のファンで満席。若いバンドメンバーにベテランのゲスト・ミュージシャンも加わって、楽しい楽しいライブが繰り広げられた。一緒に行った友人がCorkyさんのお友だちということもあり、終演後に握手をしてサインを貰えるというラッキーな出来事も!

開演前のステージ。SPACEのロゴもかっこいい
この写真はSPACEのウェブサイトからいただきましたけれど、
なかなかステキな大人なスペースでしょ
ドリンク充実のバーです
演奏風景。大きなコンサート会場と違って、
撮影禁止とかめんどくさいこと言わないから
気持ちいいよね

Saturday, October 25, 2014

秋のGethsemane

ワタクシの夏のガーデニングにおなじみのGethsemane Garden Center。ハロウィンを控えたこの週末にちょっと立ち寄ってみたら、子どもたちを迎えてエラく賑やかなお祭りとなっていた。店内には干し草を積み重ねて並べた迷路が出来、お化けや吸血鬼に扮した店員たちが、さまざまなキャラに化けた子どもたちを相手に芝居がかったやり取りと繰り広げる。この店で働くには、エンターテイメント性も求められるのね。ハロウィンは相も変わらず意味もなくバカげたお祭りだけれど、それぞれに趣向を凝らした仮装やデコレーションは毎年笑っちゃう。こんなくだらないことに真剣に取り組める環境と親がある子どもたちは、なんてシアワセなんだろう!

店内の広場は扮装した子どもたちとその親たちとでいっぱい
干し草の迷路はたくさんの楽しい飾り付け
ジャック・オー・ランタンの顔になりきってます!
魔女に扮した店員さんにメイクアップをしてもらう子
ふふ、結構コワいよ
温室内にできたフォトスポットで記念撮影
本業のガーデン・センターはマムと呼ばれる野菊たちの
カラフルな秋色に染まる
もちろんパンプキンもいっぱい!

司太鼓

エバンストンのタウン・フェスティバルに平行して行われたロータリーのオープンハウスに、和太鼓グループの「司太鼓」が演奏に来てくれた。シカゴでは有名なジャズ・ベーシスト、タツ青木さんのもうひとつの音楽活動がこの和太鼓。今日は3人でのアンサンブルと、グループとしてはこじんまりしたものだったけれど、どうしてどうして迫力ある太鼓の演奏はエバンストンのダウンタウンに響き渡り、多くのゲストや通りがかりの人々を惹きつけた。同じ日本人としてはかなり鼻の高い気分。日本の伝統芸能を通して、地域コミュニティの文化の層の厚さに貢献するこういった日本人の永住者たちを見るにつけ、いつもありがたいことだと思う。こういうことの積み重ねが、世界の理解と平和に繋がっていくのだと信じて、声援を送り続けたいと思うのだ。司太鼓の「Taiko Legacy 11」と題するコンサートが12月にMCAで行われるそう。興味のある方はぜひ!


Saturday, October 18, 2014

ヘイト・アシュバリー地区

いやいや、短い時間によく歩いた。坂があるから結構キツいサンフランシスコの街歩き。そして最後に今回の短い旅の目的地ヘイト・アシュバリー地区に到着。カウンターカルチャーの象徴みたいなこの辺りは、こんな人がまだいるのかと思うようなヒッピー風の若者がいっぱい。ラブ・アンド・ピースのマークも堂々と掲げられている。1960年代のサンフランシスコに行ったことがあるわけじゃないんだけれど、なんだかタイムスリップしたみたいだ。サイケデリックなストリートアートとビンテージの小物たち。100%天然モノとオーガニック・カフェ。入れ墨とピアス。マリファナと水パイプ。あぁ、サンフランシスコだ!

ラブ&ピース! ヒッピー文化が今も残る!
ビンテージショップの前では
ヒッピーみたいなお兄さんが弾き語り
ストリートアートがそこいら中に
ショップの外観もサイケな色使い
おかしな恐竜がいたり....
....窓から網タイツとハイヒールのおみ足が突き出ていたり....
....入れ墨やピアスのお店はもちろん....
....食品は圧倒的に自然志向
ヒップで楽しい街角のカフェ。もちろんオーガニック!
そして一歩入るとこのエリアは
いわゆるサンフランシスコらしいビクトリア調のおうちが坂道に並ぶ
ステキな住宅街でもあるのだ