Wednesday, December 31, 2014

除夜の鐘

大晦日の夜、地元の人が大勢集まる世田谷の宝性寺。集まった住民の先着108人によって、このお寺の除夜の鐘が町内に鳴り響く。夜11時頃に行ったワタクシがもらった番号札は29番。並ぶこと約45分で恒例の鐘撞きが始まり、係りの人たちの手際のよい誘導に助けられて、無事お役目を果たした。ひとりたったひと撞きのチャンスに失敗は許されず、みなそれぞれ緊張の面持ちで鐘と向かい合う。思いっきり威勢よく撞く人もいれば、遠慮がちで控えめな鐘の音も。地元の人々の108種類の音色が織りなす除夜の鐘。コミュニティの多様さと協調を映す、とってもステキな大晦日だ。おみくじも「吉」と出た!

お正月の準備が整った宝性寺の入り口
鐘撞きはお参りをすませてから
木製の番号札にもどことなく風情があります
係りの人の誘導で鐘楼へ
一発勝負の本番にみんな緊張の面持ち
ワタクシも撞いてきました
おみくじは「吉」
いいことあるかな

Tuesday, December 30, 2014

砧ファミリーパーク

ワタシの東京恒例、砧ファミリーパークでのジョギング。実家から走って10分。ここはすぐ横を環状8号線が通っているとは思えないほど、静かでのどかな都会の森林浴スポットなのだ。凧揚げをする人がいたり、保育園児が集団で遊びに来ていたり。東京の年末はお天気がよくておだやかで、ひととき何もかも忘れちゃうなぁ。


Monday, December 29, 2014

とらや

高価なことは承知の上で、やっぱり行っちゃうとらやさん。手のこんだていねいなデザインと、どっしりと深い味わいのある甘さはやっぱりトップクラスの老舗だなぁ。今日は東京ミッドタウン店へ。お年賀用のお菓子を求めがてら、隣りのカフェでお菓子&お茶も堪能。ゴージャスな気分になれるひとときの幸せのために、お財布のヒモをゆるめちゃうのである。

大きな暖簾がゴージャスな東京ミッドタウン店
併設の虎屋菓寮にて、干支羊羹「のどかひつじ」
こちらはくるみあんみつと抹茶のセット
ひつじのパッケージがかわいいお年賀アイテム。
「和三盆糖」の紅白干菓子はお茶のお菓子に

第九

今年も去年と同様、年末の『第九』を聴きに行った。今年はサントリーホールにて東京交響楽団。アメリカでは特に年末に『第九』っていう常識はないような気がするので、なんで日本で年末に『第九』のコンサートが頻繁に行われるのか、それはちょっと調べてみる必要があるかもね。ま、それはおいといて、前半の『四季』の室内楽も素晴らしかったけれど、ステージに合唱団と合わせて演奏者が300人はいるかと思われるこのベートーベン最後の交響曲は、カラダに震えが来るほどの壮大さ。この美しいコンサートホールでの豊かな時間はまさに『喜びの歌』なのだ。合唱団が客席に降りて来て、ペンライトを灯して演奏されたアンコールの『蛍の光』も、贅沢すぎるサプライズ。ああ、今年も終わりですね。充実した1年をありがとう。新しい年も多くに人にとって、平和で『喜び』のあふれる1年になりますように!


Sunday, December 28, 2014

鎌倉大仏

湘南といえば鎌倉。鎌倉といえば大仏。というわけで湘南散歩のついでに、高校時代以来になるかもしれない大仏見学。もっと大きいような気がしてたけれど、こんなもんだったのかなぁ。で、もっと現実離れしたもののように思っていたけれど、けっこう人間味のある表情だったのね。でも圧倒的な存在感は昔と変わらず。築750年、津波で大仏殿を失って露座になってからは500年がたっているそうで、そんなとてつもなく長い時間ここに座り続けている間に、時代はいくつも遷り、足下に来る人々の姿や考え方も大いに変わったことであろう。そして今日、ここもやっぱり外人さんが多い。オバマ大統領が参拝時に食べたという抹茶ソフトクリームを探したけれど、見つからず….

意外に小さく見える大仏さま
なんだか生きてるようにも見える表情。美男子ですよね
胎内に入ると、大仏さまと一体感を持てるかも。
胴も空っぽ、アタマも空っぽ。雑念がないということか....
御利益がありますように....

えのすい

「えのすい」というのだそうで、水族館好きにははずせない新江ノ島水族館。相模湾の魚を集めた大水槽の8000匹のイワシの群泳は圧巻だし、いろいろな種類のクラゲが見られる「クラゲファンタジーホール」も幻想的でステキ。そして、よそではなかなか見られないペンギンのショーにはとても和む。夏に訪れた世界でも名高いモントレーベイ水族館はもちろんよかったけれど、ココもなかなか負けていない。冬休み最初の週末とあって、家族連れでかなりの混雑ではあったけれど、朝イチで入ったおかげでけっこうゆったりとした海中散歩を楽しめた。江ノ島なんて、ホント、ン十年ぶりだったけれど、おだやかなお天気に恵まれてサンデッキも気持ちよく、波のない海を漂うサーファーたちの向こうに見える雪をかぶった富士山が絶景!

「新」になって10年という、元々は歴史ある水族館
相模湾を再現した巨大な水槽を泳ぐイワシの群れは圧巻
エイの姿を下から見上げると、かなり和みます
不可思議でキレイでちょっとコワいクラゲたちが
芸術的に展示された「クラゲファンタジーホール」
お天気のいい屋外のプールで悠々と気持ちよさそうなカメのカップル
富士山、やっぱりキレイ!

Thursday, December 25, 2014

築地市場

アメリカで、日本に旅行する人から必ず情報を求められるフィッシュ・マーケット築地市場。ワタシ自身は一度も行ったことがなくて、一度は行ってみなくてはといつも思っていた。ホントはマグロの競りも見たかったけれど、残念ながら12月の繁忙期は一般公開休止中。それでも時差ボケ早起きを利用して早朝の市場を見学して来た。

長い歴史を持つニッポンの台所、築地。世界のいろんな都市の公共市場を見たけれど、やっぱりここは世界一。こんなに大きくてこんなに活気のある市場は他に見たことがない。お寿司や刺身など、日本食に海鮮が多いのもうなずける。場内の大きなマグロに感激しながら、また、威勢のいい魚河岸兄さんに怒鳴られながら、あっちこっちウロウロ、きょろきょろ。その雰囲気にやや押されながら場外市場に出ると、そこはアメ横っぽい買い物天国。季節柄お正月用品も多く、数の子や伊達巻、紅白蒲鉾、鰹節、のりや昆布などを買った。観光バスが来てたり、さすがに外国人観光客も多く、ワタシ自身は勉強のために行ったつもりだったのに、結局買い物ざんまいになっちゃった。楽しかった〜!

活気のある場内。とにかく広〜い!
マグロをごろごろとリアカーに載せて運ぶ。
こんな風景はきっと世界に築地だけ
旭鮨さんに卸されると見られるきれいな甘エビ
タコもきれい。
タコ=多幸と、お正月には欠かせません
場内の岩佐寿司で朝ご飯
朝からこんなお寿司をいただく贅沢!
行列の出来ているお寿司やさん。
よく見ると並んでいるのは外人さんばかり
場外市場は、買い物客でごった返す
マグロの串焼きなんていうのがあったよ。美味しそう!

Wednesday, December 24, 2014

堀口珈琲

ところ変わって、里帰りニッポン ! 昔っから大好きな地元のコーヒーショップ堀口珈琲。「コーヒーが美味しい近所の喫茶店」くらいにしか思ってなかったけれど、実はコーヒー好きの間ではとても有名なお店なんだそうで、今や週末には行列ができるとか。通りに面したスペースには豆やコーヒー雑貨の売り場があり、その奥に広々とした喫茶スペース。さりげなくデザインの違うテーブルや椅子が並んで、ウッド調のゆったりと落ち着いた雰囲気がくつろげる。そしてとても感じのいいスタッフが一杯一杯ていねいに淹れてくれるコーヒーはホント、美味しい。好きな本とちょっとの空いた時間が格別のリラックスになる。里帰りする度に足を運ぶ店なのだ。

“H”のロゴもかわいい、地元のコーヒーショップ
ゆったりと落ち着いたスペース
今日のワタシはハチミツコーヒー。
ハチミツの濃厚な甘さと苦みの効いたコーヒーの香りが絶妙
様々なコーヒーミルがディスプレイされたりもする
ムーミンのイスも!
販売しているコーヒー豆の種類も充実

Sunday, December 21, 2014

ズーライツ

今年も、近所のリンカーンパーク・ズーではズーライツ! 電力会社ComEdがスポンサーのこの動物園によるライトアップ・イベントは毎年恒例。使われている電球の数はなんと200万個だって。一面の雪景色だった去年とはうってかわって、信じられないことに今年は雪がまったくない。そんなわけでウィンター・ワンダーランド感にはちょっと欠けるけれど、比較的過ごしやすいお天気に(といっても氷点下だけれどね)大勢の家族連れやカップルが光の海を彷徨っている。このマジカルな風景は、シカゴの冬のプロポーズの名所でもあるそうだ。といってもこれだけ人が多いと、あんまりロマンチックじゃないかもだけれど。今年のズーライツは1月5日まで、毎日夕方5時に点灯し、夜の9時まで、入場は無料。毎晩先着900人に不思議な3Dメガネが配布され、それをかけるとあちこちで、ライトの後ろに隠れているサンタが見えるよ! ホットチョコレートやホットサイダー、大人にはホットワインなどが、冷えた身体に沁みわたる~~

ズーライツ入り口。かなりハイテクに制御されていると思うのだけれど、
入り口の電飾の感じはなんとなくローテク?
お天気もいいし日曜日ということもあり、
家族連れでごった返しています
氷の彫刻の展示もあり。動物園らしくアニマルものがたくさん
光の海の向こうに見えるダウンタウンの灯りもきれい
使われている電球の数は200万個だって。準備するのもタイヘンだ~

↓ 光と音のマジカル・ショー!


シカゴ・オーナメント

今年のクリスマスはシカゴをテーマにしたオーナメントを集めてみた。おなじみ我がリグリーフィールド、ホワイトソックスのプレーヤーのナットクラッカー、ポップコーンにシカゴホットドッグ。そしてミレニアムパークの人気者、彫刻の「ビーン」 それぞれシカゴを知る人には愛着のあるモチーフなのだ。


サンタと写真を撮る

この時期になると、どこのショッピングモールでも見る風景。ここ、ブルーミングデールが入っている900 Michiganのモールでも、クリスマスを直前に、サンタの前には長~い行列。高さ12メートルのゴージャスなツリーをバックに、白いお髭が地毛のフォトジェニックなサンタさんと一緒に写真が撮れるのだ。写真は紙焼きとかデータとかいろいろチョイスがあって、26.99ドルから。幸せそうにサンタと並んで夢いっぱいな写真を撮ってもらう子どもたちを見ていると、まぁそれくらいの出費はいいか。でもこうして毎日ここで写真を撮らせるサンタさんの普段のご職業は何なのでしょう。季節労働者? リタイアしたおじいさんのアルバイト? この季節のために、この豊かな髭を準備するのも、普段のお手入れも大変なはず。結構なギャラを貰えるんだろうね。おっと、そんなことを言ってはいけなかった。北欧からトナカイの引くソリに乗って、たくさんのプレゼントを子どもたちに届けに来たんですよね、サンタさん。

この季節、どこにいっても見られるほのぼの風景
サンタ写真のバックは、吹き抜けのフロアに
どっか~んとそびえる高さ12メートルの
クリスマスツリー。
で、ここには普段何があったんだっけ?

レゴストア

クリスマス直前の週末。ウォータータワー・プレイスにあるレゴストアに立ち寄ったら、店内は家族連れでものすごいことになっていた。狂喜乱舞のキッズ飛び回り。でもクリスマスギフトもこんなおもちゃなら、インテリジェントでクリエイティブで、親も安心というものだ。店内には見て回るだけでも楽しめるレゴアートいろいろ。自由に好きなレゴをケースにつめてバラ買いのできるPick a Brickや、キッズも大人もレゴで遊べるコーナー、そして、正面ショーウィンドーに作られたシカゴの高層ビル群のジオラマは圧巻。ワタシが子どもの頃から息の長いおもちゃ、レゴ。カワイイし、想像力を刺激されるし、レゴ好きな人にはもちろん、クリエイターの人や、ちょっと変わったシカゴみやげを探すのにもオススメです!

小さな子どもと大きな子どもでごったがえすクリスマス直前の店内。
壁にそった棚に商品が並び、フロアの中央は遊びのスペース
等身大(?)の女の子。
よく出来ていてビックリします
バラ売りのPick a Brickコーナー。ディスプレイがかわいい
圧巻のシカゴ・ジオラマ。人が多くて引きが取れず、
全体をカメラに納めされなかったけれど….