Thursday, August 27, 2015

ビリー・ジョエル・コンサート

去年に引き続き、今年もビリー・ジョエルがリグリーフィールドにやって来た。去年ほどいい席ではなかったけれど、今年もチケットをゲット。満席のスタジアムで往年のヒット曲をたっぷり楽しんだ。一緒に歌える曲ばっかり! ワタシがティーンエイジャーの頃に数々の大ヒットを飛ばしたこのピアノマンは、現在66歳。それでも去年のコンサートから今年のコンサートの間には、結婚をして子どもも生まれたというから、まだまだ現役ですね〜。観客も年配が多いかと思いきや、たぶんリアルタイムでは知らないであろう若い世代もたくさん。そして「Uptown Girl」に合わせてビリー・ジョエルのピアノの上で踊ったのはエイミー・シューマーとジェニファー・ローレンス。ふたりのハリウッド若手人気女優のサプライズ登場に観客も大喝采。夏の終わりの爽やかなお天気の中、4曲も披露したアンコールまで含めて3時間半のコンサートは、最後はやっぱり満員のスタジアムの大合唱。楽しかった〜。来年も来てくれるかな。

2年連続、ビリー・ジョエルのリグリー・フィールド・コンサート!
「PIANO MAN」と書いた
カブズ・ユニフォームで来ている観客。
野球ファンでもあるわけなんだな
もうちょっといい席だったらと思うけれど、
それでも周りは充分過ぎるほどの盛り上がり

↑ エイミー・シューマーとジェニファー・ローレンス登場

Sunday, August 9, 2015

マーケット・デイズ

今年も町内会に恒例のNorth Halsted Market Daysがやって来た。夏の間のシカゴでは、あっちでもこっちでもそこいら中でストリートフェスティバルが開催されているけれど、さすがにこのアメリカ最大のLGBTストリートフェスティバルは、真っ直ぐ歩くことができないくらいの大混雑。年々規模を大きくしながら今年で34回目を迎え、今やLGBTだけのものには留まらず、全国から30万人が訪れるという。今年は、ゲイ・カップルの結婚が最高裁で認められたこともあり、6月のプライド・パレードからこっち、ますます元気のいいボーイズタウンなのだ。

朝のうち、ちょっとお天気が心配だったけれど、
大丈夫、爽やかないいお天気の2日間になった
充実のフード屋台
Yoshi's Caféは健在
ブランコ・カフェも
かなりハメをはずしておられます
こんなおじさんも
有名なナイトクラブHydrateの前はもう、
オトコ、オトコ、オトコ.....
スチームワークス・バスハウスでは恒例のツイスター!
HIVテスト・キットのサンプルを配っていたりするのも
このお祭りならではの光景
政治色はもちろん圧倒的にリベラル。
ヒラリー応援ブースもあります
珍しく女の子たちの黄色い声が賑やかだったのは
Jack&Jackというかわいい少年デュオのラップバンド
かわいくておしゃれなジャズ・ヴォーカル・バンドも。
「マンハッタン・トランスファーみたい」って言ったら古い!?
今年初めての登場は床屋さんトラック。
トラック商売が流行りだけれど、次は何が登場するだろう
ちょっぴりOut of Shapeではありますが、募金集めのチアリーディング。
華やかでなかなか上手でしたよ

Friday, August 7, 2015

銀座祭り

今年で第60回を迎えるという銀座祭り。このお祭りはシカゴのダウンタウンにほど近いオールドタウンにある中西部仏教会のお寺で毎年夏に行われる。お寺の駐車場には立派なステージと広い観客席が設置され、和太鼓や柔道剣道、日本舞踊などのパフォーマンス。境内では「技」と題してさまざまな日本の伝統工芸やクラフトの屋台が並ぶ。シカゴに数ある日本祭りの中でもこのお祭りは最も古く、世代交代を経て、今や日本というよりは日系人のお祭りとなっている。遊びに来ている人のほとんどはアメリカ人、というか日本人顔じゃない人ばかり。主催者側の役員さんや、屋台を切り盛りしている人たちも、ほとんどが日系人あるいは心に日系が混ざった人たちで、純粋な日本人と思われる人はほとんどいない。そして日本祭りだというのにここでは日本語も全然通じないのだ。それでも日系人による日本文化という独自の世界には説得力があり、故郷の文化と伝統を後世に引き継ぎながら日本人コミュニティを築く努力をした1世2世の人たちの心意気が、この立派な浄土真宗のお寺をバックにしっかりと伝わってくる。ワタクシ個人的には、こういう日系人の集いの楽しいところは、昭和30〜40年代の日本ってきっとこうだったんだろうなぁと思える昔っぽさに対する郷愁感。日本の外の日本って、面白い。

お祭り用に設置された鳥居のゲート。
お寺なのに鳥居ってところがもう楽しい
60年続く銀座祭り。古い看板にも趣がある
お祭りの間一般公開されている本堂内部。立派なお寺です
このお祭りの名物。有名なチキン・テリヤキ。
1年に一度のコレを楽しみに来る人も多いそう
スパムむすびと、太巻き+おいなりさん。
普通のストリート・フェスティバルには見られない、
日本人らしい細やかさを感じます
ずらりと並ぶクラフト関係の屋台
「技」のひとつ、Shiatsu。
スパ流行りを背景に、「Shiatsu」は「Teriyaki」同様、
もう普通に英語になっている

Thursday, August 6, 2015

パンキン・ドーナッツ

駅の構内や、ショッピングモール、街のどこにでもある何千というダンキン・ドーナッツ。これといって特長があるわけではないのだが、それでもクラーク・ストリートとベルモントの角にあるウチの近くのお店にはなぜか愛着があった。その店舗が再開発にともないいよいよ壊されてしまい、新しいビルの建築とともにTargetになってしまうのだそうだ。実はこのお店は「パンキン・ドーナッツ」という愛称で、長く地元の人に愛されたという歴史がある。今でこそヤッピーの行き交う活気のあるこの交差点は、1980~90年代にはパンク・ロックのメッカだったという。パンク音楽関連の店が軒を連ね、交差点の角に広く陣取る24時間営業のこのダンキン・ドーナッツにもパンクな若者が溢れていたそう。そんなことからついたあだ名がパンキン・ドーナッツ。ワタシがこの地に引っ越して来た2000年代初めには、そんな面影はもうほとんど見られなかったけれど、それでもそんな風に地元ならではの愛着を受けた何かにワタシ自身も惹きつけられたのかなという気がするのだ。あぁ、Targetになっちゃうのかぁと思うと、ちょっと複雑な気もするけれど、ま、それはそれで便利になるわけだし。そしてダンキン・ドーナッツはどこにでもあるしね。

在りし日のパンキン・ドーナッツ。
昔はここにパンクな若者がたくさんたむろっていたらしいのだ。
写真はRed Eyeより
壊されてみるとかなり広いスペースだったことがわかる。
ここにどか〜んと8階建てのビルがたち、Targetが入る。
それはそれで楽しみだ!
そ、引っ越しただけ。どこにでもあるのだ、ダンキン・ドーナッツは。
でも、もうパンキンとは呼ばれないのだろう

Sunday, August 2, 2015

Anthoropologie

シカゴ市内だけでも4店舗あるアンソロポロジーは、広い店内にBoho Chicな洋服や雑貨が集められたかわいいライフスタイル・ショップ。中でもサウスポート店は、天窓のある一戸建ての建物に、大きなダイニングテーブルや食器棚があったり、お店がセレクトした雑誌や写真集を見ながらのんびりくつろげるソファーがあったりして、とても気持ちのいい空間。おしゃれなおうちを連想させるディスプレーが、これを買ったらこういうふうに並べようとイメージすることで、購買欲をそそられちゃうんだなぁ。このブランド、ブログInstagramPinterestfacebook などソーシャルメディアでもステキな空間を作っていて、ファンからのコメントもいっぱい。やみくもにカタログを配ったり広告を出すよりも、こんな形でブランドならではのオリジナリティを表現し、興味を持ったお客さんとの対話を通してブランドをアピールするやり方は、あらゆるビジネスでもお手本にしたいところ。センスあるなぁと思いながら、ついつい長居してしまうお店なのである。


シューズ・トラック

フード・トラックというものが流行って久しいけれど、シューズ・トラックというのは初めて見た。場所は日曜日のサウスポート・コリドー。フード・トラックをもじったと思われる「デリシャス・シューズ」というお店のネーミングが、わかりやすくて楽しい。売り場面積を考えると、たぶん品数はそれほど多くないだろうけれど、目新しいアイディアが人気を呼ぶかも。いろいろな場所に移動して販売できるし、たとえば週末だけオープンとか、店舗を持たずに小売業を始められる気軽なビジネスとして、こういう形態、増えるだろうなぁ。

グランド・オープニングだそうですよ
ディスプレイはこんな感じ。
ライセンスプレートも「Delish」
靴好きの人は入らなきゃダメ!?

Saturday, August 1, 2015

Paciugo

この夏初めてのPaciugo。ブロードウェイにある大好きなイタリアン・ジェラートのお店。「パチューゴ」と発音するこのイタリア語は「ごちゃ混ぜ」という意味で、新鮮な材料を使ってお友だちと一緒にわいわい楽しみながら料理を作ったら、それは「パチューゴ」を作ってるってことになるんだそう。全部で250種類あるフレーバーは、オリーブとかシー・ソルト・キャラメル、ギネスとかオレンジ・サフランなど、ユニークなものがたくさん。スモールのカップを選ぶと3種類、ミディアムだと4種類、ラージだと….と言う風に、入れてもらえるフレーバーが増えて行く。迷いに迷って選んだフレーバーがひとつのカップの中で混じり合うのは、まさに「パチューゴ」な瞬間。美味しいよ〜!

いろんなフレーバーを試しに、何度でも通いたい
明るく清潔でかわいい店内。店員さんもフレンドリー

レジ袋

8月1日。今日からシカゴ市内の売り場面積10,000スクエアフィートを超える大型チェーンストア全店で、日本では通称レジ袋と呼ばれる、ペラペラの薄いプラスチックバッグの無料配布が禁止になった。自分の買い物袋を持って来ない人が無料で貰えるのは、紙の袋か、どうしてもプラスチックが必要な場合には、今までより少し厚手で最大22パウンドの重さに耐えられ125回再利用ができるという基準を満たした新型プラスチックバッグ。市ではこの試みを皮切りに、来年の秋までには、大型店に限らず全ての店舗で、この規制を導入することを計画している。ただリサーチによれば、これまでもさんざん利用を推奨されてきた再利用可能なグロセリー・マイバッグの消費者平均利用回数はたったの3回だそうで、果たして市の規制によって強制的にこのリサイクルバッグ制度を導入したとして、それでどれだけ効果が上がるかには疑問の声も多い。でも、道にどれだけ多くのスーパーのプラスチックバッグが捨てられているかを思えば、この規制がゴミを減らすきっかけになって、人々の意識の改善にも繋がるといいね。

試しに今日スーパーで「新しいプラスチックバッグ頂戴」って言ってみたら「15品以上買った人にしかあげられないことになっているの。紙袋を使って」と断られた。うん、いいことかもしれない。

今日からさっそくキャンペーン。BYOB「Bring your Own Bag」
店内では購入用のリサイクルバッグと、
今までよりは若干丈夫な
2種類の無料配布用プラスチックバッグを用意。
無料バッグのほうも再利用を呼びかけている。
99回はムリかなぁとは思うけど....