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Friday, January 1, 2016

あけましておめでとうございます

今年の冬は本当に暖冬で….と言っていた日々も夢のあと。しっかり寒い空気とともに2016年が明けました! ここ2年ほど年末年始を日本で過ごしていたので、ボーイスタウンでの年明けは3年振り。5・4・3・2・1のかけ声とともに「蛍の光」 そしてハッピー・ニュー・イヤーー!! 知ってる人も知らない人もシャンパンのグラスを重ね、誰彼かまわず抱き合って新しい年をお祝いする。あちこちで花火の音。ここには友人と過ごす幸福な年越しがある。

あけましておめでとうございます。今年もシカゴとその周辺の出来事をたくさん紹介しますね。


Sunday, October 18, 2015

Stan’s Donuts

アインシュタイン・ベーグルは閉店して久しく、お気に入りだったダンキンドーナッツもエリア再開発のだめに店を閉じ、ウチの近所は最近ドーナッツ不足に陥っていた。そんな折りにDiverseyとClerkの角にグルメ・ドーナッツの店Stan’s Donutsがオープン。パステルカラーにかわいいコックさんのロゴが、さびれかかって見えていた街角をちょっと明るくした。まだ街が静かな日曜日の早朝、近くを通るとドーナツの甘〜い香りが表通りにまで漂い、思わず扉を開くと、ここだけが別世界のようにすごい行列。グレイズドやボストンクリームなどのオールドファッション系から、ヌッテラやプレッツェルなど目新しいものまで、目移りしちゃうような様々なフレーバーのペイストリーがずらりとお行儀よく並んでいる。インテリジェンシアの豆を使ったコーヒーもいい香り。だけど、ダンキンにはないようなファンシーで大ぶりなドーナツをひとつだけ選んでスモールのコーヒーとともにオーダーしたら、お会計が$6.65になっちゃった! う〜ん、おしゃれだけれど、ワタシはやっぱりダンキンでいいかなぁ。「ヤッピーが入って来てからっていうもの、街がすっかり変わっちまってさぁ….」って嘆く地元のおじさんおばさんの気持ちが、ちょっとわかってしまった日曜日の朝なのだ。

ピンクの大きなネオン菅がレトロでかわいい
早朝の静かな通りから一転、混雑の店内
カラフルで形も味も様々な愛らしいドーナツたち
朝日の中で輝くドーナッツ。
だけどお値段はドーナッツではありません

Friday, August 7, 2015

銀座祭り

今年で第60回を迎えるという銀座祭り。このお祭りはシカゴのダウンタウンにほど近いオールドタウンにある中西部仏教会のお寺で毎年夏に行われる。お寺の駐車場には立派なステージと広い観客席が設置され、和太鼓や柔道剣道、日本舞踊などのパフォーマンス。境内では「技」と題してさまざまな日本の伝統工芸やクラフトの屋台が並ぶ。シカゴに数ある日本祭りの中でもこのお祭りは最も古く、世代交代を経て、今や日本というよりは日系人のお祭りとなっている。遊びに来ている人のほとんどはアメリカ人、というか日本人顔じゃない人ばかり。主催者側の役員さんや、屋台を切り盛りしている人たちも、ほとんどが日系人あるいは心に日系が混ざった人たちで、純粋な日本人と思われる人はほとんどいない。そして日本祭りだというのにここでは日本語も全然通じないのだ。それでも日系人による日本文化という独自の世界には説得力があり、故郷の文化と伝統を後世に引き継ぎながら日本人コミュニティを築く努力をした1世2世の人たちの心意気が、この立派な浄土真宗のお寺をバックにしっかりと伝わってくる。ワタクシ個人的には、こういう日系人の集いの楽しいところは、昭和30〜40年代の日本ってきっとこうだったんだろうなぁと思える昔っぽさに対する郷愁感。日本の外の日本って、面白い。

お祭り用に設置された鳥居のゲート。
お寺なのに鳥居ってところがもう楽しい
60年続く銀座祭り。古い看板にも趣がある
お祭りの間一般公開されている本堂内部。立派なお寺です
このお祭りの名物。有名なチキン・テリヤキ。
1年に一度のコレを楽しみに来る人も多いそう
スパムむすびと、太巻き+おいなりさん。
普通のストリート・フェスティバルには見られない、
日本人らしい細やかさを感じます
ずらりと並ぶクラフト関係の屋台
「技」のひとつ、Shiatsu。
スパ流行りを背景に、「Shiatsu」は「Teriyaki」同様、
もう普通に英語になっている

Saturday, August 1, 2015

レジ袋

8月1日。今日からシカゴ市内の売り場面積10,000スクエアフィートを超える大型チェーンストア全店で、日本では通称レジ袋と呼ばれる、ペラペラの薄いプラスチックバッグの無料配布が禁止になった。自分の買い物袋を持って来ない人が無料で貰えるのは、紙の袋か、どうしてもプラスチックが必要な場合には、今までより少し厚手で最大22パウンドの重さに耐えられ125回再利用ができるという基準を満たした新型プラスチックバッグ。市ではこの試みを皮切りに、来年の秋までには、大型店に限らず全ての店舗で、この規制を導入することを計画している。ただリサーチによれば、これまでもさんざん利用を推奨されてきた再利用可能なグロセリー・マイバッグの消費者平均利用回数はたったの3回だそうで、果たして市の規制によって強制的にこのリサイクルバッグ制度を導入したとして、それでどれだけ効果が上がるかには疑問の声も多い。でも、道にどれだけ多くのスーパーのプラスチックバッグが捨てられているかを思えば、この規制がゴミを減らすきっかけになって、人々の意識の改善にも繋がるといいね。

試しに今日スーパーで「新しいプラスチックバッグ頂戴」って言ってみたら「15品以上買った人にしかあげられないことになっているの。紙袋を使って」と断られた。うん、いいことかもしれない。

今日からさっそくキャンペーン。BYOB「Bring your Own Bag」
店内では購入用のリサイクルバッグと、
今までよりは若干丈夫な
2種類の無料配布用プラスチックバッグを用意。
無料バッグのほうも再利用を呼びかけている。
99回はムリかなぁとは思うけど....

Friday, July 31, 2015

ブルームーン

同じ月に2度巡って来る、その2度目の月をブルームーンと呼ぶ。前回は2012年8月31日で、次回は2018年1月だそう。「Once in a blue moon」という英語の言い回しは「ごく稀に」という意味だけれど、2.7年に1度の割合で起こるこの現象は、そんなに大騒ぎするほど稀なことではではないのかも。それでもお天気の安定しないシカゴで、こんなにキレイにブルームーンが見られるなんて稀と言えば稀。今夜は夕暮れの湖畔でロマンチックな月見をする人々の影がちらほら。ダウンタウンのすぐそばなのに、すぐ裏をレイクショア・ドライブが走っているのに、なんて静かで贅沢な時間!

日の入り時刻のベルモント・ハーバー
水平線の彼方、東の空にポコッと月が現れた
お月見ボートもたくさん出ている
湖畔には静かな夕暮れを楽しむ人たちがちらほら。
混雑してないのがいいね
陸側は都会のイルミネーション。
高層アパート群とレイクショア・ドライブの夜景がキレイ

Wednesday, July 29, 2015

ノース・アベニュー・ビーチ

も、ホントに夏〜〜って感じの嬉しい毎日。加えて日が長いので夜は9時くらいまで明るい。つまり、仕事のあとでもまだまだ外で遊べるのだ。どんなに仕事がたまっていたって、5時にはさ〜っとみんないなくなる。そんなわけで平日夕方のノース・アベニュー・ビーチは大賑わい。気持ちのいい湖畔の風の中、思い思いに夏を楽しむシカゴの人たちはホントに幸せそう。夏がず〜っと続けばいいのにと思うけれど、もうそろそろ7月も終わりですね….

ブッダの頭に見守られてメディテーションする人
夏のおなじみ、ビーチバレー
こちらはビーチヨガ
何の会合でしょうか、ビーチミーティング!
会議はビーチで.... なかなかいいアイディアだ

Wednesday, July 22, 2015

高架下

ウチのすぐ近くを走るシカゴ名物の高架電車エル。その高架下を庭として私物化している住人がいる。線路を支える天井からカラフルな旗とビーズをいくつもぶら下げて装飾し、普通はゴミだらけになってしまう高架下の地面の芝生もきれいに手入れされている。パラソルを広げテーブルクロスを敷いたガーデン家具や、カウチも置いてある。とてもリラックスできる空間には見えるけれど、10分おきに頭上を通るオンボロ電車のものすごい騒音と、線路との摩擦で降ってくる火花ってどうなんだろう。枕木と枕木の間は空が見えるくらいスカスカだし。ワタシなど、走っている電車の下には一秒たりともいたくないけれど、これも愛するシカゴの風物詩のひとつと思えば、心中してもいいのかも。


Saturday, May 23, 2015

ドッグビーチ

シカゴの夏の風景のひとつ、泳ぐ犬。市内のミシガン湖畔には犬を泳がせていい場所がいくつか定められていて、その中のひとつがベルモント・ハーバー内にもある。お犬さまたちにとっても、この日が待ち遠しかった! やっと来てくれたこのお天気に、もう気印!

ベルモント・ハーバー内のドッグビーチ
ここなら犬も思う存分遊べる
ドッグビーチにはゲートがあって、
こういう隔離された場所でしか泳がせてはいけないことになっている

Sunday, May 10, 2015

先週末に2日間だけ夏みたいに暑くなったと思ったら、その後はぐっと気温が下がり寒いのですよ。どんよりと曇った空のグルーミーな毎日は、コートもなかなか手放せない。そんな中、湖畔に降りて来た霧が幻想的。シカゴの高層ビル群が、今日はとっても低い。こんな景色もシカゴならではの春かもしれない。


Tuesday, May 5, 2015

シンコ・デ・マヨ

5月5日は日本では子どもの日だけれど、アメリカではスペイン語で5月5日を意味するシンコ・デ・マヨ(cinco de mayo、スペイン語で5月5日を意味する)。メキシコ軍がフランス軍の侵略をを撃退したという歴史上の出来事にまつわるこのメキシコの祝日は、本国メキシコよりもむしろアメリカに住む多くのメキシコ移民たちが大切にしていて、メキシコ人の伝統と尊厳を祝って盛大にお祝いをする。言ってみれば、アイルランド人のセントパトリックス・デーのようなもの。街ではメキシコ人が運転する車には赤と白の旗が掲げられ、メキシカン・レストランはいつもより派手目な装飾をしたり、シンコ・デ・マヨって大きく書かれた垂れ幕がかかっていたりする。ワタシのシカゴ暮らしにもメキシコ人やメキシコ系2世3世の友人や同僚がたくさんいて、街を歩いていても会社のエレベーターに乗っても、スペイン語の会話が聞こえてくるのはごく日常的。今日はみんなが「¡Feliz Cinco de Mayo!」と嬉しそう!

ワタクシも便乗して
近所のメキシカン・ステーキハウス「Revólucion」へ
テーブルには「Happy Cinco de Mayo」のメッセージ
シンコ・デ・マヨのお祝い期間中、
参加する地元のメキシカンレストランで食事をすると、
商工会議所の事務所でメキシコのお祭り人形ピニャータがもらえます。
ピニャータを割ると中にはお菓子がいっぱい

Saturday, April 25, 2015

サルの里親になる

去年の秋にはるばる愛知県の犬山動物園からリンカーンパーク・ズーにやって来た8匹のニホンザルについては、このブログでも以前に何回か紹介したけれど、この度、動物園の「ADOPT an Animal」というプログラムを通して、このおサルさんの里親になった。遠く故郷を離れ、水や空気や言葉さえ違う見知らぬ環境で、外国人を相手に仕事をしななければならない生活にはストレスも多いことだろう。里親の中に同郷の人間がいると思えば、サルも少しは心強いはず。そして、この子たちのことを思えば、ワタシ自身もがんばれるというものだ。動物園からは立派な里親証明書と、アドプトした子の写真とぬいぐるみが届いた。これからもちょくちょく会いにいかなくちゃ。


Wednesday, April 22, 2015

Earth Day

4月22日は「Earth Day」 ウィキペディアで調べてみると、けっこう昔からある記念日のようだけれど、よく聞くようになったのはここ数年。社会の一般的な関心として環境問題が注目されるようになって、企業がコーポレート・レスポンシビリティを強調するマーケティングに利用し始めたことが、この「地球環境について考える日」を広めるきっかけになったんだと思う。ウチの会社では、今日は大きなペーパーシュレッダーのトラックがやって来て、捨てたいけれど個人情報が含まれたりしていてなかなか捨てられない書類を、一斉に切り刻んでリサイクルに回してくれるというサービスが行われた。また、もう使わなくなったけれど処分できずにいたコンピュータや電子機器を集めて、まとめてリサイクルに回してくれるというサービスも。こういう行事があると、ファイルキャビネットの中や仕事部屋が片づきます。地球環境を考えながら身の回りの整理。ひとりひとりの小さな行動が大きな力に繋がることを意識させてくれる、いい記念日だと思うのだ。

集まる集まる、大量の古い電子機器。
中味のデータの消去はもちろん自分の責任でね。
こちらはシュレッダー・トラック行きのゴミ箱。
鍵かかっているので、トラックに行くまでの間に
盗まれたり見られたりするる心配もなく安心。

Sunday, April 12, 2015

ダイパー・ケーキ

ひと月違いで予定日を迎えるふたりの友人のジョイント・ベイビーシャワーを来週末に行うにあたり、おむつのケーキを作った。紙おむつをひとつひとつ丸めて円形に並べ、2段3段と重ねてケーキのように組み立てる。間にベビーローションやベビーソープなどを入れ込み、おしゃぶりやよだれかけなどをぶら下げて、リボンやイラストレーションのついたカードなどで飾り付けて出来上がり。赤ちゃんが生まれたらケーキはばらして、おむつはおむつとして使えるという仕掛け。Diaper Cakeは、最近のベイビーシャワーには必須のデコレーションで、今回のワタシたちは独自に材料を買って来て作ったけれど、クラフトショップやAmazonなどでは製作用のキットも売っているらしい。久々のマーサ・スチュワート的クラフトな日曜日。バカバカしいけど楽しかった!

性別を知らないまま出産予定の友人用。
テーマ色は黄色
男のコが生まれることがわかっている友人用。
セロファンでギフトラップまで終わった状態

Thursday, March 5, 2015

オオモリ歯科

歯はわりと丈夫なので、保険でカバーされる6ヶ月に1回の検診とクリーニングの時にしか歯医者には行かないけれど、この6ヶ月に一度の来院をワタシはけっこう楽しみにしている。お世話になっているドクター・オオモリは、この地区に日系人が多く住んでいた20世紀半ば頃にお父さんが始めた歯科医院を継いで経営している日系3世の歯医者さん。日本語は全く話さないけれど、日系人の文化を継承しているので、会話の端々に日本の礼儀や家族の慣習、食べ物のことなどが、純粋な日本文化からちょこっと変形した形で登場して、とっても面白い。日本人であるワタシが何を面白いと思い何には驚かないかということを、知っていて喋っている時もあれば気が付いていない時もあり、いつも日本人と日系人のアイデンティティを較べては明るく笑い飛ばす。手を動かしているより口を動かしている時間のほうが圧倒的に長いので、30分ですむところの検診とクリーニングがいつも1時間半から2時間かかっちゃうのだけれど、その間、口を大〜きく開けさせられたまま笑いっぱなし。返事が出来ないのはもどかしいけれど、いろいろな話が聞けて本当に楽しいお医者さんなのだ。お父さんの時代からたぶん50年くらい変わっていないと思われる、古いけれど清潔に保たれたレトロな待合室に座っていると、日系人がたくさん集まっていた1950〜60年代にワープしたような感覚におそわれ、当時の風景を想像しながらいつまでも座っていたくなる。入り口のガラス扉にひらがなの縦書きで書かれた「おはいり」という文字も、見る度に笑ってしまう日系人用語なのだ。


Saturday, February 21, 2015

ミール・シェアリング

友人のTちゃんがホストする、ミール・シェアリングという食事会に参加した。ミール・シェアリングとは、興味のある人を自宅に集めて自分の作る料理をふるまう、ソーシャルメディアを基盤としたプログラム。ホストになる人は、日時を決め、その日に出す料理のメニューを考えて値段を設定し、ミール・シェアリングのサイトに詳細を載せてお客さんを募る。お客さん側になる人は、アップされているたくさんの食事会の中から興味のあるものを探し、日時や場所などの都合が合えばクレジッカード決済でサインナップ。あとは当日を待ってホストの自宅に出向き、そこで作られる家庭料理に舌鼓を打つ、と、こういう仕組みだ。お友だちを招いて会費制ホームパーティをやる「お友だち」の部分を、ウェブサイトに登録するというフィルターを通して、知らない人でもオッケーにしちゃったプログラムである。

今回のワタシの場合は、たまたま知り合いがそんなことをやっているというので参加してみた内輪のお客さんだったけれど、他に来ていた8人のほとんどは、Tちゃんの料理に興味を持って面識もなくやって来た人たち。実際にどんな味の料理が食べられるかは来てみないとわからない、レストランに行くのとはひと味違うスリリングな外食体験を求める食の冒険家たちなのだ。そしてホストする側は、自分の自慢料理を披露して、知らない人にも評価してもらえるいいチャンスになる。リピーターが出来たりしたら、これもまた新しい友人関係に繋がったりするかもしれない。

知らない人を家に招いたり、知らない人同士が知らない人の家で一緒にダイニングテーブルを囲んで食事をするという設定は、もしかしたらシャイな日本人には向いていないかもしれないけれど、このミール・シェアリング、今急激に人気を伸ばしていて、今や世界各国450の都市で行われているんだそう。知らない人とでも気軽にお喋りできるアメリカ人なら全く問題ないしね。実際、今夜の8人の中にはたったひとりで参加して来た女の子もいた。食の冒険がもちろん優先だけど、何かいい出会いも期待しちゃったりしてるのかもね。

きれいにセットされたダイニングテーブル。
日本語で書いた手書きのメニューが
「和」を求めてやってくる人たちにウケたりするのね
アサリの酒蒸し。絶品でした!
ホストはキッチンでいそいそと働き、
ゲストはキッチンカウンターでお喋りしながら飲んでいるという、
一見普通のホームパーティみたいだけれど、実は知らない人同士!
お料理上手のTちゃんが3日かけでスープをとったというラーメン。
今アメリカでラーメンは日本食の急先鋒なので
日本食好きのアメリカ人は、ラーメンへの期待度が高いのだ

Friday, January 30, 2015

動物病院

今日は年に1度のネコの定期健康診断。家を一歩も出ることのない2匹のネコが年に1度だけ外界の空気を吸うこの日、ウチはいつも大騒動になる。2匹のネコ を運搬用キャリアに入れるだけで大変な闘いが繰り広げられ、ワタシは腕や背中に数カ所のひっかき傷を作ることになり、ネコは恐怖のあまりお漏らしをしてしまうこ ともある。やっとの思いでキャリアに入れて車で病院まで連れていくのだけれど、道中は泣きっぱなし。病院では見たこともないような大きな犬たちに囲まれ て、恐怖におののく雄叫びのデュエットは最高潮に達し、待合室の人々の笑いを誘う。お世話になるのは、毎年ペットの誕生日にカードを送ってくれるBlum Animal Hospital。我が家の非友好的なネコたちにいつも優しくていねいに接してくれる動物好きの先生やスタッフ、ペットに愛情を注ぐ飼い主たちの微笑ましい会話が交わされる動物病院は、ワタシにとってはなんともいえない心のなごむ場所なのだ。そんなわけで、ネコたちには迷惑な話だろうけれど、わたしにとってこのペット健康診断は、闘いをして傷を作ったとしても、結構楽しみにしている毎年の行事のひとつなのである。それにしても痛いのは、傷ではなくて診察代。15歳、人間年齢にすると80歳にも近い2匹の健康診断は、シニア向けの血液検査なども合わせると400ドルを超えてしまう。かわいいペットのためとはいえ、おネコさまと暮らすのもラクじゃないのだ。


Saturday, January 24, 2015

ワイン・テイスティング

友人宅でのワイン・テイスティング・パーティ。要するに利き酒大会だ。参加者が同じ価格帯で違う種類の赤ワインをそれぞれ持ち寄り、ホストはボトルを紙袋で覆ってラベルを見えないようにする。ホストが用意したワインの種類別特徴を書いたあんちょこを頼りに、それぞれに一口飲んでは、これはフルボディだとか、ライトだとか、どんなフルーツの風味を感じるかとか、タンニンが強いとか弱いとか、後味がどれくらい口に残るかとかを話し合い、どれが何かを当てっこするのだ。今日集まったワインは、ピニョノア、メルロー、ジンファンデル、シラース、キャバネー、ボルドー、マルベック、カルメネールの8種類。こんなにたくさんの種類を1度に試す機会なんてまずないので、酔っ払って倒れてしまわないように一舐めずつ慎重に慎重に試す。ぜ~んぜん、わからないっ! ワタクシ以外の参加者はみんな相当の呑兵衛さんだけれど、それでも全正解者はゼロ。ワインについてはみんないろいろウンチクを語るけれど、なぁんだ、みんなその程度かい!ってなこともわかったりして、なかなか面白いイベントだったのだ。ワイン、奥が深いです。

紙袋で覆ったボトルを前に、考える、考える
ひと種類を試したあとに口をすすぐ水や、
口に含んだワインをペッと吐き出すための容器も用意。
みんなそれぞれ味が違うのはわかるけれど、
それが何なのかを当てるのは難しい〜

Sunday, December 14, 2014

お見合いサイト

↓ こんな看板をウチの近くで発見。もちろんこういう「同性のお相手見つけます」みたいなサービスはずっと前からあるんだろうけれど、こんなにオープンなのは初めて見た。法律もだんだん整ってきて、いよいよ堂々と同性結婚時代の到来か!?


Friday, December 5, 2014

在外投票

短い告知に加えて、平日3日間だけというホントに短い期間しかやらない今回の衆議院選の在外選挙。会社早引きしてまで行って来た。アメリカ生活15年、今まで1度も国政選挙はミスってないので、もうこうなったら意地である。それでもワタクシの場合は市バスで簡単に行けるからいいけれど、シカゴ領事館の管轄にはオハイオとかカンザスとかも含まれるから、そういう遠方の人たちにはこういう急展開な選挙は大変。っていうかほとんど不可能だと思う。

相変わらず緊張する投票所。在外選挙人証とパスポートによる本人確認のあと、投票用紙請求書と投票用紙を日本に送付する封筒に選挙管理委員会の宛先を、役員の見ている目の前で書く。請求書と引き替えに投票用紙と投票用紙を入れる中封筒を貰い、やり方の説明を受けて投票ブースへ。ブースには日本全国の候補者を記載したファイルも用意されている。記入した投票用紙は小選挙区、比例代表とそれぞれ小さな封筒に入れて封をし、それらをさらにまた少し大きめの封筒に別々に入れて署名。それぞれ封をして、今度はふたつまとめて先ほど宛名を書いた封筒に入れて封をする。それを選挙立会人のところに持って行き、立会人の見ている目の前でもう一度外側の封筒に署名をし、さらにそこに立会人も署名をしてやっと終了。この一連の作業の間、ずらーっと並んだ10人くらいの役員の人たちに、一挙手一投足観察されているのだ。いつも大抵の場合は他にだれも投票に来ていないから、全員の視線を手元に背中に正面に、一身に浴びることになる。みなさん始終ニコニコしていて応対もなごやかでとても感じはいいのだけれど、居心地は非常に悪い。他にだれもいないし、こんな大がかりなシステムにいったいどれくらいの人が投票に来るのだろうかと、今回はちょっと聞いてみたら、今日は20人ほどみえましたとのこと。へぇ〜、けっこう来るんだ。やるじゃん、シカゴ圏の日本人。ノーと言わなきゃいけないことがいくつもあるからね、現政権には。

高級デパート・ニーマン・マーカスと同じビルにある日本国領事館
エレベーターホールに投票所の案内が。
セキュリティのおじさんに、
これは何と書いてあるの?と聞かれたけれど、
え〜、知らないでセキュリティやってるの!?
菊の御紋の日本国領事館。意外にフツーのオフィスですね
全国の候補者を記載したファイルが用意された投票ブース。
投票用紙と封筒への記入の仕方も目の前に書いてある。
投票だけは鉛筆なのはなんでなんだったけ!?
在外選挙は、投票用紙だけでなく
他にもいろいろと書き込むものがあります