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Monday, May 2, 2016

ワシントン・スクエア・パーク

アイルランドからお天気をシカゴに持って帰って来たと思われる。5月になったというのにシカゴは冷たい雨が降る湿った寒い日々。でも、そんなお天気がアイルランドを緑の美しい国にするように、始まったばかりのシカゴの新緑もなんだかとてもみずみずしい。ダウンタウンのニューベリー・ライブラリー正面にある小さな公園ワシントン・スクエア・パークも、いっせいに芽吹き始めた木々の緑が明るくなって来た。今だにコートとブーツは手放せないけれど、マイナスイオンたっぷりの冷たい湿気を帯びた空気が気持ちいい。春、なのかもしれない。

小規模だけれどよく手入れされた
ワシントン・スクエア・パークは大好きな公園のひとつ
グレイの空の下、春の花も頑張って咲いている

Saturday, April 16, 2016

お花見・イン・シカゴ

熊本を中心とした一連の地震で犠牲になられた方々のご冥福を心からお祈りいたします。少しでも早く地震が落ち着き、おだやかな日常が戻って来ますように。

ところで、シカゴはつい2〜3日前まで雪が降っていたかと思ったら、いきなりこの週末は25℃。まったくこの国には、ほどほどってものがない。しかし、太陽ってこんなだったのね〜。さわやかで、まぶしくて、おだやかで、もうこれ以上は何もいらない、って感じ。そんな中、友人宅の桜が満開になったとのことで、急遽お花見。春のお寿司とランチ・シャンパン。桜餅に水ようかん。冬疲れの残るなまっちろ〜いお肌に、少々日差しがキツかったけれど、シカゴでも立派にニッポンのお花見です!


Monday, April 11, 2016

開幕

いよいよ今年もリグリーフィールド開幕の日がやって来た。4月も半ばというのに風はまだ冷たいけれど、カブズのダイハード・ファンはそんなことには構っていない。改装工事が全然間に合っていない球場に、青いユニフォームがたくさん集まって飲んで騒いで大賑わい。そして初戦は白星! いい季節の始まりだ。

改装で外されていたMarqueeもなんとか戻った
周囲のスポーツバーにも活気が戻って来た
嬉しそうなファン
警備のお巡りさんもご苦労さま!

Saturday, April 2, 2016

吹雪

そしてシャンペーンからシカゴへの2時間半の帰り道。両側を遮るものが何もない大平原の1本道I-57号線を、強風にハンドルを取られないよう必死で運転する。前方に見える真っ黒な雲が気になってはいたけれど、Kankakee川を越えたところでついに吹雪が始まる。運転席前のダッシュボードについた外気温の数字はぐんぐん下がり続け、やれやれ、シカゴはまだ冬だ。↓ 同じ日の出来事とは思えないけれど、一日のうちに4シーズン楽しめる。これもイリノイならではなのだ。

強風の中、降ってきた雪がフロントグラスを叩き付ける
バンパーが凍り付く4月、やれやれ....

ほぼ毎月1回訪れているイリノイ中部のアーバナ・シャンペーン。4月の楽しみはジャパンハウスの桜である。ここ数年は寒さによるダメージが大きすぎて、なかなか見事な満開の姿を見せてくれていなかった桜が、今年は久しぶりに完璧な美しさを見せていた。週末とあって多くの観光客が桜の下で写真を撮ったりしていて、並木道はたいへんな賑わい。短い期間にぱっと咲いてぱっと散る、華麗だけれどはかない命に美を見いだすのは日本人独特の感覚かと思っていたけれど、そんな文化がアメリカにも根付きつつあるのだ。風が強すぎて、持って行ったお弁当を桜の下で食べられなかったのは残念だったけれど、この強風もまた、春の中西部の風物詩。


Sunday, March 13, 2016

ガールスカウト・クッキー

3月のアメリカはガールスカウトの季節、いや正しくはガールスカウト・クッキーの季節だ。全米のガールスカウトに所属する女の子たちが募金集めのために販売する、一年でこの時期にしか買えない季節のお菓子。今年はアカデミー賞の授賞式で、娘もガールスカウトに所属するという司会のクリス・ロックの呼びかけで、地元のガールスカウトたちががクッキー箱を手に観客席を回り、ケイト・ウィンスレットやマット・デイモンらがクッキーを購入する姿も放映された。会場での売り上げは6万5243ドル(約780万円)だったそう。

ワタシの場合は、「うちのムスメからぜひ!」という職場の同僚数人から毎年購入。子どもたちにもノルマがあるらしく、親もけっこう必死なのだ。募金集めという目的と同時に、子どもたちにはクッキーの販売を通して、目標の設定やお金の管理、人と接する技術やビジネス倫理を学ぶという機会にもなる。そして大人はチャリティに協力しているという満足感とともに、年に一度の美味しいクッキーを楽しめるというわけだ。お味もけっこう美味しくて、実は毎年楽しみにしているという大人も少なくない。「あなたの好きなガールスカウト・クッキーの味はどれ?」と質問すると、たいていすぐに答えが返ってくるほど、アメリカおいては定番なお菓子なのである。ガールスカウトの女の子たちからしか買うことができないっていうところも、人気のヒミツなのかも。

ほんのりミント味でさくっと軽い
チョコレートクッキーのThin Mintsは、
ガールスカウト・クッキーの中でも一番人気。
今年は同僚おすすめのも買ってみた。
香ばしいココナッツとキャラメルの組み合わせ、
Samoasはしっとりと濃厚
親に付き添われてクッキーを販売するかわいいガールスカウトたち。
この時期の街角ではこんな光景があちこちに
アカデミー賞授賞式の会場で、カメラにばっちり捕らえられた
レオナルド・デカプリオのクッキー・モメント!
Eonlineより

Saturday, February 27, 2016

オーキッド・ショー

シカゴ・ボタニック・ガーデンで毎年人気のオーキッド・ショーに来た。385エーカーという広大な公園で行われる特別展は、これまた大変な規模。3棟の大きなグリーンハウスに、カラフルな蘭の花々や南国の植物がいっぱい。この時期の冬疲れしたシカゴの人々に、明るくエキゾチックな空気を届けてくれる。今日はたまたま気温もおだやかでとてもいいお天気。もうすぐ春かもという期待と(必ず裏切られるのはわかっているけど)、南国の花の香りが重なって、とっても気分のいい週末だ。それにしてもすごい数の蘭。どのくらいの準備期間をかけてどうやって活け込むのか!? 機会があれば見学してみたいのだ。

春のような陽気に恵まれた週末のボタニック・ガーデン
オーキッド・ショー会場に続く通路にも
たくさんの蘭の活け込み
こんな感じの活け込みがたくさん。
作るのにいったいどれだけ時間がかかるのか!?
でも楽しそうだ
ペーパー・オーキッドも。
OrigamiをもじってOrchid-gameだって!
きりっとした青空にブーゲンビリアが映える
見事が蘭の花が数百、もしくは数千!?
3棟の広〜いグリーンハウスはすべて南国の香り
ビーカーの口に鼻を当てて、シュッと空気を送ると
中に入っている花の香りを嗅ぐことができる。
こんなインタラクティブな実験も楽しい
明るい日差しと南国の植物に夏を感じるグリーンハウス
でも、外の池はまだ凍っています....

Sunday, February 14, 2016

バレンタインデー

フェイスブックのタイムラインを見ると、日本人の投稿はチョコレート、アメリカ人の投稿は花と、同じ祝日もそれぞれのお国で商業的に違う習慣を見せていて面白い。アメリカのバレンタインデーは、カップルの間でロマンチックな演出を楽しむ日。男性は、バラの花などをガールフレンドや奥さんに送るのが一般的で、雰囲気のいいレストランで2人きりのディナーというのも定番。バレンタインデーには2億5700万本のバラがアメリカの市場に出ると言われ、その売り上げは年間の切り花総売上の61パーセントを占めるんだって! ちなみに、アメリカにはホワイトデーはありません。バレンタインデーに何かをプレゼントしても、お返しが来ると期待してはいけませんのよ。

「Share the Love」というキャッチフレーズで
スーパーに並んだたくさんのバラたち
バラ1輪を携えて、ガールフレンドとの
待ち合わせのレストランに現れた男の子。
幸せそうな笑顔にこっちまでうれしくなる

Tuesday, February 2, 2016

グラウンドホグ・デー

今年もこの日がやって来た! 超バカげたイベント、グラウンドホグ・デー! このアメリカ北東部寒冷地恒例の行事は、グラウンドホグという大型のリスのようなもぐらのような動物が主役。農民たちが動物の行動を観察して種まきの時期を決めていたドイツ由来の伝統行事で、ペンシルバニア州のPunxsutawneyのいう田舎街では、フィルという名の有名なグラウンドホグが執り行う。住民が見守る中、朝7時半に巣穴から出て来るフィルが、地面に自分の影を見ると、驚いて巣穴の中へ逃げ帰り再び冬眠してしまう。その場合は、アメリカ全土で冬があと6週間続く。影を見ずにそのまま外へ出た場合には、春はもうそこまで来ているということだそう。Punxsutawneyでは街をあげての大行事。そして今年はフィルは影を見なかった! ということで春はもう間近。っていうか、今年の冬はあまりにマイルドなので、もう春は来てるかも!
 

Saturday, January 30, 2016

マイルドな冬

しかし、過ごしやすい冬である。今日、晴れ渡った週末の気温は10℃。街にはにこやかにお散歩する人や、ショートパンツでジョギングする人があふれている。去年の豪雪おととしの極寒からは考えられない1月である。たまにはこんな冬もいいですね!

こんな季節にテラスが賑わう!
ワタクシも散歩の途中に大好きコルタードをテラスのテーブルで!
Bourgeois Pig Cafe
ディポールの学生街にあるかわいいカフェです

Saturday, January 16, 2016

点て初め

シカゴには茶道裏千家公認の茶の湯の先生が3人いらっしゃる。そしてその3人の先生に学ぶ門下の弟子たちが集まって、北米各都市にあるアソシエーションの ひとつ、シカゴ支部を作っている。今日はそのアソシエーションの新年の集まり「点て初めの会」に参加してきた。郊外アーリントンハイツの図書館の会議室に 畳を運び入れ、床の間までセットしたすべて手作りのお茶会。一同で薄茶をいただき、新年のご挨拶。春にはほど遠いシカゴだけれど、初春のお茶と着物で華やかな女性たちに囲まれて春の気分になった。今年はもう少し真面目に勉強しよっと。

図書館の会議室に畳を持ち込んで、上手にお茶室ができました
床の間も手作り。
柳はシカゴ・ボタニック・ガーデンからの寄附
新年のお供えと香炉
お点前は、お仲間のOmarさん
新年のお道具たち。
足の不自由なOmarさんのために、
今年はテーブルスタイル
ごぼうと白味噌の花びら餅。
明治以降、裏千家伝統の新年のお菓子。
こちらも手作りです
点てだしする女性たちの和服姿が華やか
お茶会のあとに出た食事。「懐石」にはほど遠いけれど、
アメリカだと思えばなかなかでしょ。
このボリュームはやっぱりアメリカ

Monday, January 11, 2016

久しぶりのChi-beria

暖冬だ、暖冬だ、と言っていた夢のような日々は過ぎ去り、今シーズンでいちばんの冷え込みになっているシカゴ。摂氏マイナス16℃! さむ〜。そしてこんなリストが用意されるのもシカゴ。市が指定する避寒シェルター。 ホントに、生命に危険が及ぶほどの寒さなので、油断しては、いけない、いけない。


Monday, January 4, 2016

2016年

アメリカには「松の内」とか「三が日」とかいうものはないので、普通は元日のNew Years Dayの祝日が明けたら翌日からは普通にお仕事。ただ今年は、元日が金曜日、2日と3日が土日に重なったために、年が明けてから3日間お休みとなり、なんとなくお正月気分が盛り上がったのだ。それでも月曜日に出社すれば、会社はいつもと同じ。特に新年の挨拶などというものもなく、いたって当たり前の新しい週である。街もいつもと変わらぬ風景。もう誰も見向きもしないシーズンが終わったホリデー・デコレーションが、悲しげに後片付けを待っていて、なんとなくアメリカの行き過ぎた商業主義を象徴しているようにも見える。2016年には大統領選挙も控えているアメリカ。さて、どんな年になるでしょうか。

今年初めのオフィスの外の風景。
1月になって少しずつだけれど日が長くなって来た!

Friday, January 1, 2016

初詣

シカゴに住み始めて13年、初めて仏教寺院の初詣に出かけてみた。去年あるご縁でお知り合いになったミヤムラ住職が執り行う新年の礼拝は、オールドタウンにある浄土真宗、中西部仏教会にて。住職による短くわかりやすい新年のお説教と読経、そして参拝者全員がお線香をあげる。戦後、日系人収容キャンプを後にし、シカゴを再出発の地と選んだ人々がこの地域に集まり、1950年に前身となる仏教信者の施設が出来、その後、このお寺が現在の形になったのが1971年。日系1世2世の人々はもうほとんどいなくなり、今では日本語での礼拝もなくなってしまったそうだけれど、このお寺の本堂に入ると、故郷の文化と伝統を後世に引き継ぎながら、日本人コミュニティを築く努力をした1世2世の人たちの心意気が伝わってくる。

2015年、世界にはたくさんのテロや紛争があった。多くの尊い命が犠牲になり、祖国を追われ行き場を失った人たちが、悲しい人種差別の標的になった。かつて敵国人と言われ、人種差別の逆風に立ち向かいながら、こんなに立派なお寺を後世に残した日本人の先輩たちに思いを馳せて、世界の平和を心から願う新年の幕開けなのだ。

ミヤムラ住職による新年のお説教
参拝者ひとりひとり仏前に進み、お線香をあげる
礼拝の後、ふるまわれたお雑煮を参拝者みんなで食べる。
年末の餅つきとともに、
日系人コミュニティ(今では仏教人コミュニティ?)に長く続く、
心あたたかい伝統のしきたりのよう。
お餅3コ入りのアメリカサイズ!