サウス・ミシガン通りグラントパーク正面にあるファイン・アーツ・ビルディングは、アーティストの集合住宅&アトリエとして1885年に建設され、今もその名の通り、多くのアーティストのスタジオやギャラリーが入居している歴史あるビル。直径1メートルを超える巨大な花崗岩の柱2本をファサードに置いた重厚な外観からアールヌーボーをモチーフにしたロビーに入ると、なんだかタイムスリップしたような気持ちになる。さらに、エレベーターおじさんによる手動のエレベーターは、建設当時からそのままだそうだ。あまり宣伝されていないので、街中の隠れた宝石ともいえるビル。一旦迷い込んだら、面白くってしばらくは出てこられないかも。
ファイン・アーツ・ビルディングの外観。 130年も前にこんな大きなアーティスト集合住宅が ダウンタウンの一等地にあったのですね |
クラシックなアーチ天井とモザイクのタイルが美しい エレベーターホール |
今も現役、オリジナルの時計とエレベーター |
エレベーターおじさんのマニュアル操作で動く |
モザイクタイルの美しい(写真ではわかりにくいけれど)廊下の、 両脇に並んだクラシックなドアの前には、 それぞれデザイン事務所や音楽事務所の表札が |
天井から光りの降り注ぐベネチアン様式の中庭。 表通りの喧噪からは想像できない静けさ |
入り口の大きな石にも繊細なレリーフが施され、 重厚でクラシック |
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