Sunday, November 29, 2015

ジュリアス・マインル・カフェ

オーストリア・ザルツブルグを舞台にした「サウンド・オブ・ミュージック」を観た後は、劇場のすぐそばのオーストリア・カフェ、ジュリアス・マインルに立ち寄る。150年にも及ぶ歴史あるウィーンの老舗コーヒーショップがアメリカに出しているたった2軒の支店のひとつ。美味しいコーヒーと、ヨーロッパにいるみたいな雰囲気が気に入って、ワタシが大好きにしているカフェである。ここでは日本のように、コーヒーと一緒にグラスに入ったお水が出て来る。そして一緒に出て来るさくっと軽いシナモン・クッキーのさりげない甘さもウレシイのだ。

濃厚なコーヒーのいい香りに包まれた落ち着いた店内
エスプレッソで作るウィナーコーヒー。
苦くて甘いヨーロッパな香り

サウンド・オブ・ミュージック Sing-Along

ホリデー・シーズンの定番「サウンド・オブ・ミュージック」のシング・アロング版を近所のレトロな劇場ミュージック・ボックス・シアター観に行った。「シング・アロング」とは、画面の字幕の歌詞を見ながら映画に合わせて観客が一緒に歌う上映会。アメリカでは各地でいろいろなミュージカル映画のシング・アロングを上演している。

この日は上映前にオルガンの生演奏があり、レトロな劇場にぴったりのレトロな音色で映画に出て来る音楽を聴かせてくれる。オルガン演奏の後にはMCのおじさん。入場するときに入り口で配られた、上映中に歌いながらいろいろと使う小道具の説明と、おじさんのリードでちょっとだけ歌の練習もする。そしてその後にはコスチューム・コンテスト。劇中の登場人物に扮した観客がステージに上がり、似ている度、ユニーク度を競う。めちゃくちゃ学芸会っぽくて微笑ましいのだ。そうしたMCのおじさんの盛り上げで、会場の雰囲気が最高潮に達したところで映画の上映に入っていく。

歌のシーンは字幕で歌詞が出るし、タイトルナンバーの「サウンド・オブ・ミュージック」はもちろん「ドレミの歌」や「エーデルワイス」などほとんどが馴染みのある曲ばかりなので、ワタシもがんばって英語で歌いましたよ! 歌の他にも、観客は上映中どこで叫んでもいいというのが基本ルール。「よっ、若旦那っ!」みたいな合いの手が入ったり、キスシーンではひゅーひゅーって歓声が出たり、それらにまた観客が反応して笑いが出たりと、客席が映画と一体化している感じがとっても楽しい。そしてナチスの出て来る場面での割れんばかりのブーイングはやっぱりアメリカだ。むか〜し昔に観たのが最後だったので、ストーリーなんかはもう忘れていて、ラブストーリーだとばっかり思っていたらけっこうシリアスなお話だったのね…. 昔の映画はみんな強い主張がある。

上映前の一連のアトラクションから、たぶん劇中で観客が叫ぶところやそのだいたいのセリフまで、きっともう定番になっているのだと思う。アメリカの古き良き時代に根付いた伝統的なエンターテイメントのひとつなのだ。たとえば日本で「大きな栗の木の下で」って言ったら誰でも知ってる振り付けがあるのと同じで、この場面ではこの歌い方、このフレーズにはこの振り付け、誰かがこう言ったらこう答えるって、世代から世代へと受け継がれているのだと思う。なんだかアメリカ文化のいいところを観たなぁというあったかい気持ちになって、歌がいい感じでカラダに残り、おぼえた歌を気分よく口ずさみながら劇場を後にしたのだ。

サウスポートにある
レトロなミュージック・ボックス・シアター
入場時に配られる小道具たち
「トラップ邸でのダンスパーティー招待状」
「『Maria』の歌の時に使うカード」
「カーテンで洋服を作るシーンで使う端布」
「『エーデルワイス』の歌に合わせて頭上で左右に揺らす花」
「キスした時に鳴らすクラッカー」など
MCのおじさんのリードで小道具を使う練習
コスチュームを身につけて来た観客はステージで紹介される

↑ 古き良き時代のアメリカが描いた夢のような映画の1シーン。
字幕を見ながら一緒に歌います。

Saturday, November 28, 2015

ラプソディ・イン・ブルー

シカゴ・シンフォニーによるガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」を聴きに行った。ジャズクラブでのピアノソロは今までに何回か聴いたけれど、大好きなこの曲をフル・オーケストラの演奏で聴くのは初めて。 ガーシュインがニューヨークからボストンに向かう列車の中で、ほとんど頭の中で書いたといわれるこの曲は、ジャズの要素あり、クラシックの要素あり、ブロードウェイの要素ありの、アメリカで最も愛される音楽のひとつである。様々なリズムとモードとメロディーが複雑に織りなされる15分間の中に、1920年代の夢見るアメリカがいっぱい詰まっている。今日のピアニスト、ジョン・キムラ・パーカーさんの神業のようなソロと、オーケストラの重厚で迫力あるバックは、カラダが震えるほどの感動! たまにはこうして、オーケストラホールで正統派の音楽を聴きましょうね。

第1部後半がガーシュイン
本番前のざわめきは一番ワクワクする時間。


ホリデーシーズン始まり

感謝祭を終えた街はすっかりホリデームード。もう師走かぁ….と、ちょっと焦るけれど、これからひと月あまり、あちこち寄り道しながらダウンタウンを歩くのが楽しい日々が続く。

街路樹にあかりが灯ったミシガン・アベニュー
頭にクリスマスの冠を載せたビル。
ホリデー・トロリーも始まった
トリビューン・タワーの入り口には大きなリース
クリスマス色になったリグリービルも
ひときわ明るい
絶好のセルフィー・スポットは
ミレニアムパークのクリスマスツリー
ミレニアムパークのスケートリンクもオープン!

Thursday, November 26, 2015

感謝祭ディナー

感謝祭はワタシが一番好きなアメリカの祝日。原住民インディアンの教えで厳しい冬を乗り切る術を得、収穫の秋に豊作を迎えたピルグリムが、インディアンを招いてごちそうをふるまったことに由来するこの祝日は、宗教的な意味や儀式もなく、今ある幸せに感謝を示し、家族や大切な人たちと食事しようという単純なお祭り。帰省して実家の家族や親戚とともにごはんを食べるのが一般的な感謝祭の過ごし方だけれど、ワタシは毎年、どこにも帰省しない近所の友人たちとこの日を過ごす。ありがたいことに毎年ダブルヘッダーで、お昼はYoshi's Caféのみんなと祝い、夜は友人宅へ。七面鳥をはじめとする感謝際の伝統料理はどれも美味しくて、一日を通してついつい食べ過ぎてしまうのだ。みんなでいただく食事はもちろんおいしくて楽しいけれど、いつも感激するのは食事の前のお祈り。食卓を囲んでみんなで手を取り合い、「今この瞬間ここにみんなといることの幸せを感じよう、そうすれば明日はもっといい日になる」と、今日の幸せを感謝する。一番の年少者が隣の人の手をぎゅっと握り、その「ぎゅっ」を次々に隣の人に送っていく。1周廻ったところで、みんなが繋がり、一緒にお祝いする人がいることの幸せをかみしめる。多文化多宗教の現代のアメリカにはぴったりのステキな儀式である。また今年もいい仲間に恵まれて、滞りなく感謝祭を迎えることができた。感謝!

Yoshi's Caféの七面鳥は2種類。左が伝統的な味付けで、
右がお米をスタッフィングに使ったアジアン・テイスト
友人宅でのテーブル・セッティング。
ウエッジウッドのチャイナと、
赤を基調にしたデコレーションが華やか
みんなで持ち寄った感謝祭の伝統料理の数々。
ちょっとずつでも全部試すと、
かなりのボリュームになる
今年もお腹いっぱい、たっぷりいただきました。
感謝!

メイシーズ・パレード

11月の第4木曜日。今年も感謝祭がやってきた。毎年、午後の食事会に持っていく料理を作りながら、午前中のニューヨーク・メイシーズのパレードをテレビで観る。今年は、パリ同時多発テロを受けて、多くの人が集まるパレードのようなイベントは中止にしたほうがいいのではないかという声もあったらしいが、テロに屈しないという方針のもとに、市をあげての厳戒態勢でいつも通りのイベントが行われた。空飛ぶスヌーピーやスポンジボブに混じって、移動式のセキュリティカメラや警察のヘリコプター飛び交い、爆発物を見つけるために特別に訓練された警察犬が通りを嗅ぎまわり、多くの狙撃手が周辺のビルのあちこちに配備され、X線探知機を携えた1300人の制服私服のテロ対策員が、300万人の観客に混じっていたそう。そんな重々しさをみじんも感じさせることなく、1924年から続くというパレードは例年通り華やかに行われ、この連休を境に街はホリデーシーズンに入っていく。ニューヨークはお天気がよくて気温もあたたかく、いい連休の始まりのよう。シカゴはあいにくの雨。しかも土砂降り。ちょっと気の滅入るようなお天気だけれど、午後は感謝祭の宴に出かけます。

パレードはセントラルパーク北の77丁目から
メイシーズ本店のある34丁目まで。
おてんきがよくてセントラルパークも気持ちよさそう
バルーンやフロートだけでなく、
ライブ・ミュージックやパフォーマンスも行なわれる。
こういうのはテレビのほうがよく見えるね
全米チアリーダー協会により選ばれたチアリーダーの女子高校生たち。
晴れ舞台ですね
ブロードウェイで今年初演になった「King and I」のパフォーマンス。
日本人初のブロードウェイ主演をつとめた渡辺謙さん。
さすがにメイシーズ・パレードには来てませんよね

Tuesday, November 24, 2015

サツマ

先日「フジ」はアメリカのりんごの定番と書いたけれど、最近は「サツマ」も出回っている。こちらはみかん。いわゆる日本で言うところのみかん「温州みかん」のこと。なんでアメリカでこのみかんのことを「サツマ」と言うのか気になったのでちょっと調べてみた。明治時代にアメリカ大使館職員がこのみかんをいたく気に入り、九州の薩摩からアメリカへ持ち込み、19世紀後半のアメリカで、広くみかんが好まれるようになった。温州みかん自体は中国原産でもともとは日本のものではないのだけれど、九州の薩摩から持ち込まれたため「Satsuma」と呼ばれるようになったんだそう。なるほど、けっこう昔からワールドワイドな果物だったのね、みかんって。でも普通のスーパーで「サツマ」を見かけるようになったのは、ここ数年のような気がする。「オレンジ」と比べると、手で簡単に皮がむけて、甘さにあんまり当たり外れがないところが魅力。冬場に重宝する気軽なスナックなのだ。

どっさり山積みになって量り売り。
どれも葉っぱがついていて、お供えのみかんのよう
ジューシーで甘い。
アメリカ産だけれど日本のみかんに負けない美味しさ

Saturday, November 21, 2015

初雪

今年はエルニーニョの影響とかであたたかい日が続き、シカゴの秋ってこんなに長くてきれいだったっけ〜と思うくらい秋を楽しんだ。でも冬はやっぱりやって来る。今日は今シーズン初の雪。しんしんと大きなスノーフレークが、けっこう長い時間降り続いた。それでも気温が比較的暖かいので、湿った雪。きっと明日太陽が出ればみんな溶けてしまうだろう。シーズン初の雪はいつだって美しい。そして雪掻きしないでいいとなればさらに美しい。


Friday, November 20, 2015

ツリー点灯式・イン・エバンストン

ちょうど帰宅時間と合わせるように、ファウンテンスクエアのクリスマスツリーに明かりが灯った。郊外の街らしく、見物の家族連れが道路にたくさんあふれ、サンタクロースも奥さん連れで登場した。サンタ&ミセス・クロースということで、今の時代は本当にPCに気を遣うんだなぁとちょっと苦笑。今年もこれからひと月半ほどの間、この灯りが街を華やかに盛り上げてくれるのだ。そして今晩からは雪になるらしい。

市の消防車に乗ってやって来たサンタとミセス・クロース
サンタにくらべてミセスが若くて
きれいでビックリした。
実はサンタ、おじいさんじゃないのかも。
エバンストン市長とサンタの号令でツリー点灯
じゃ〜ん、明かりが灯った!
子どもたちも嬉しそう

会社のアート&クラフトショー

サンクスギビングの前週の金曜日は、どこでもホリデーシーズンのキックオフ。スタッフの課外活動が盛んなウチの職場では、スタッフによるアート&クラフトショーが行われた。才能あふれる手作り派数名が、テーブルに自作を並べて販売。ホリデーギフトに同僚の手作りグッズはいかが? というわけだ。プロ級モノからわけのわからないモノまで、アートとは自分がアートと宣言すればアートなのだと妙に納得した。そして知った顔の人がテーブルの向こうにいると、どうしても買ってあげちゃうという....

いや、困ったなぁ....という商品もないではないが、
ここにお店を出すだけでも大変な準備と思い切りとが必要なわけで、
その努力には敬服するのだ
シカゴ・テーマの作品もあり。コレはコースター?
いつも一緒に仕事をしているチームメイトMちゃんのテーブル。
さすがクリエイターということで、この方の作品は本格派
彼女の副業はレタープレス作家なのです

Thank-a-thon

いよいよ来週にサンクスギビングを控え、アメリカは歳末モードになって来た。歳末といえば助け合い。非営利の人道的慈善活動団体であるウチの職場では、毎年この時期に、普段から寛大な寄付や支援の手を差し伸べてくれる人たちにスタッフから手描きのサンキューカードを送るというイベント、Thank-a-thon(マラソンのようにサンキューし続けるという造語)が行われる。会場になった会議室には、ボランティアでThank-a-thonに参加するスタッフが、仕事に合間に入れ替わり立ち替わりやって来る。時間の許す範囲で、1枚でも10枚でも、気持ちを込めて「ありがとう」の文章をしたためる。毎年ホリデーシーズンのアメリカの商業主義にはうんざりするけれど、こういうハートウォーミングなところもまたアメリカ。信じられないような残酷な出来事が世界中で起こる中、ひとりひとりの小さな「ありがとう」が平和に繋がることを信じよう。

仕事の合間を縫って1枚でも2枚でも
国際組織らしく、多言語で「ありがとう」
最近は手描きってあんまりしないから、ちょっと緊張
「ありがとう」って書くだけで気持ちがあったかくなる。
みんないい笑顔

Thursday, November 19, 2015

年末に向けて

今年もエバンストンに、クリスマス・ツリーが届いた。ファウンテン・スクエアでは、朝から設置作業。高さ5メートルくらいはあろうかと思う大きなツリーがクレーンで吊り上げられて、噴水プールの中央にぴしっと収まる。今年もこれからひと月半ほどの間、この豊かな緑のもみの木が街を華やかに盛り上げてくれるのだ。点灯式は金曜日。今年も残すところあとひと月余りですね。

この大きな木をバランスよくぴしっと
噴水の中央に立てるのは結構たいへん。
毎年のことながら感心して、
朝の通勤途中に必ず立ち止まって見入ってしまう
あざやかな作業なのだ
  
ちょっとわかりにくいけど、街灯にもリースのライトがついた
夜になるとこんな感じ

りんごの季節

信じられないくらい暖かい秋だけれど、週末には今シーズン初の雪が来るらしい。いよいよ冬の始まり。そしてアメリカ中西部はりんごの季節である。スーパーには様々な種類のりんごがずらりと並び、ピンクレディとかピニャータとか、そんなユニークな名前もとても楽しくて全部試してみたくなる。アップルパイやキャラメルアップルなどの加工食品もたくさん。ランチにおやつに食後のデザートにと、この季節は何らかの形でほとんど毎日りんごを口にする。りんごってこんなに甘かったんだぁと感激する農園直送のフレッシュなアップルサイダーもこの季節ならでは。冷やして飲むのはもちろん、温めてシナモンをちょっとふりかけて飲むホット・アップルサイダーはこれからの季節にぴったり! 厳しい冬が来る直前の、最後の収穫の宝物なのだ。

いろんな種類のりんごがスーパーの店頭にずらり
オリジナルは日本? フジ・アップルも定番
ワタシのお気に入りはハニー・クリスプ。
酸味と甘みがほどよく調和して、ジューシーでさっぱり!
こちらはスクワッシュ。
りんご同様、この季節にはいろいろな種類があってカラフルで楽しい

Saturday, November 14, 2015

陣屋ラーメンバー

ロサンゼルスの人気ラーメン店「陣屋」が半年くらい前にシカゴに進出してきて、近所なのでずっと気になってはいたのだがなかなか機会がなく、本日初めてランチにトライ。ワタクシ個人的にはラーメンはさっぱり系の醤油や塩が好きなのだけれど、アメリカのラーメン店は豚骨が主流のようで、ここもやっぱり豚骨ベース。しかもすご〜くコクがあって脂っこい。こいうコッテリ味が好きな人にはおすすめかも。基本的にアメリカ人はこういう濃い味が好きなのね、きっと。 Sushiのように、ほとんどの人にRamenという言葉が通じるようになった今日この頃。アメリカにラーメン文化が根付く日も近い?

インダストリアルでスタイリッシュな店内
前菜で頼んだ鶏の唐揚げ。日本の味、美味しかった!
「陣」と大きくデザインされたユニークなおどんぶり
こってりの豚骨。細麺だけどしかりコシのある麺
「No Ramen No Life」
ただのブームか、第2の寿司になるのか、ニッポンのラーメン文化!

Sunday, November 8, 2015

ユニクロ・シカゴ

先月末にオープンしたユニクロ・シカゴ店に初めて足を踏み入れた。ミシガンアベニューの一等地、「Tokyo to Chicago」って、もうあちこちで宣伝が凄くって、オープンの日にはエマニュエル・シカゴ市長がリボンカットするという力の入れよう。通りに面して1階じゃないからどうなのかなぁと思っていたけれど、長いエスカレーターを上がって入る店舗は明るくて、そりゃあもう広い広い。数年前アジアで一番売り場面積が広いとか何とか言われてた、東京の実家のそばの環八世田谷店なんかとは比べものにならないくらい広い。その広い店舗に所狭しと並べられた、モノ、モノ、モノ。カラフルな色の洪水と日曜日のすごい人混みに、もうくらくらしちゃった。というわけで、ラーメンブームに引き続き、シカゴはちょっとしたユニクロ・ブーム。しばらく忘れられていたかと思われた、ジャパン人気がしばし復活の兆し!?

ウォーター・タワーと並んでダウンタウンの一等地
スカイライトから燦々と光りが注ぐ
長いエスカレーターを上がって店内へ
マネキンと買い物客が交錯して、
ちょっと目眩がしそうな店内ディスプレイ
最上階のスタバのゆったりした空間にちょっとほっとする