ここもまた、ダウンタウンの知らざれる癒しスポット。ループ南側のシカゴ市立図書館ハロルド・ワシントン・ライブラリーの最上階にあるウィンター・ガーデン。天井のほとんどの部分がスカイライトになっているこの室内ガーデンは、中央のオリーブの木をはじめとして多彩な植物で彩られ、優しい日差しを浴びて穏やかな雰囲気。読書で疲れた目を休めるもよし、観光で歩き疲れたカラダを休めてちょっと一休みするもよし、大きなガラス窓からダウンタウンの摩天楼の景色を楽しむもよし、フリーのWiFiを使わせてもらってお勉強するもよし。あまり知られてはいないようで、ダウンタウンの喧噪からは信じられないくらい静かでゆったりとした空間になっている。「ウィンター・ガーデン」という言葉通り、日照時間の短いシカゴの冬には貴重な場所だ。しつこいようだが、5月になってもまだコートが離せないシカゴ。穏やかな日差しにほっとするひとときなのだ。
エレベーターのドアが開いた瞬間に ぱぁっと広がる明るい空間 |
ウィンター・ガーデンのその名の通り、 優しい日差しが天窓から降り注ぐ。 それにしてもこのテーブルとテーブルの間のスペースは なんて贅沢な作りなんでしょう! |
図書館1階のロビーも天井の高いゆったりとした贅沢なスペース |
書棚の総延長が110km、席数は2000以上と言う 世界でも最大規模の公立図書館だそう |
迫力ある壮大な建築の外観 大きすぎて、全体を写真に収めるのは素人のiPhoneでは不可能 |
屋根を飾る「コーニス」 製作には100トンにわたる アルミニウムのシートやプレイトを要したそうで、 何にでも規模が大きいことが好きな シカゴの象徴ともいえる |