Tuesday, September 2, 2014

プラムコットとプルート

夏のフルーツ・シーズンもそろそろ終わりになるけれど、今アメリカでは桃類が最盛期。スーパーマーケットのフルーツコーナーでは、白ピーチ、黄ピーチ、ネクタリン、プラム、アプリコット等々、種類別あるいは産地別に、さまざまな赤やピンクの丸くてデリケートな桃&仲間たちが山になって売られている。その中でちょっと気になるのが聞き慣れない名前のプラムコットとプルート。どちらもプラムとアプリコットを掛け合わせた品種で、半々の掛け合わせがプラムコット、プラムとアプリコットが5対2ならプルートなんだって。

Wholefoodsにて。桃、プラム、ネクタリン、アプリコット....
桃だけでこんなに? と思うほど種類が豊富

こちらはトレジョのプラムコット

 食べ比べてみたところ、それほど違いはないのだろうとの予想に反して、はっきりと違う味。どっちも瑞々しくて美味しいけれど、プラムコットのほうが薄味で、プルートのほうがアプリコットの甘さがしっかり出ている。水分の多い杏って感じかな。プルートのほうがアプリコットの割合が少ないのに不思議な気もするけれど。

左がプラムコットで右がプルート。プルートは色も味も
アプリコットが強いのに、品種としてはよりプラムに近い。
どっちもすご〜いジューシー!

 ちなみに、プラムは日本語にすると「梅」だけれど、アメリカで売ってるプラムは日本でいうところの「すもも」 すもももももももものうち、ってことで、桃もすもももこれらはみんな同類のプラム科に属するんだって。

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