Tuesday, June 28, 2011

こだわりどぜうの会

駒形どぜうの「こだわりどぜうの会」に行った。大分県の酸素と微生物をたっぷり含んだ清らかな水の中でで養殖されたどじょう、減農薬・減化学肥料のお米「ひとめぼれ」、京都の本田味噌と江戸深川のちくま味噌の合わせ味噌をつかったどぜう汁など、コース料理のすべてにこだわりの食材をつかった年に一度のぜいたくな食事会。去年に引き続き2度目の参加だ。ねぎをたっぷりとのせたどじょう鍋は、泥臭さなどみじんもなく香ばしくておいしい。会長の渡辺さん曰く、今日の大量のどじょうは養殖なので全部生年月日が一緒なんだって(去年も聞いたジョーク!) 150年続く下町情緒あふれる浅草の老舗で、暑さを吹き飛ばすおいしい江戸体験。

熱海のごはん

熱海駅前の商店街で食べたカフェごはん。生のしらすと釜揚げしらすのコンビネーション丼。こういうごはんはアメリカでは食べられないのだ。満喫。

熱海のパワースポット

熱海の来宮神社へ朝の散策。御神木の大楠は国の天然記念物で、周囲を1周すると1年寿命が延びると伝えられている。生命力にあふれた樹齢2000年周囲20メートルの大木に、悠久の時の流れを感じてパワーをもらおう!

Friday, June 24, 2011

魚真

こういう場所に外国人が来ると、エキゾチックだなぁと思うのだろう。下北沢の海鮮居酒屋、魚真。シンプルでおいしい魚の店である。クリーミィな岩牡蠣やいわしのお刺身など日本ならではの魚を楽しんだ。杏露酒のソーダ割なんていう、アメリカのバーでは絶対に飲めないお酒も楽しい。最後に食べたあじのたたき丼も絶品。あ〜いいなぁ、ニッポンの居酒屋! そして下北沢は相変わらずごちゃごちゃしていて、ラブリーな街だ。

サイアム・ヘリテージ

女子会のためにおとずれたサイアム・ヘリテージは、新丸ビルの中にあるタイ・レストラン。東京で食べるタイ料理はアメリカで食べるタイ料理のようなパンチはないけれど、上品でおいしく飽きずにたくさん食べられる。土曜日のオフィス街、レストランの2200円のランチ・バフェは、女性のグループ客に占拠されているのだ。

Wednesday, June 22, 2011

Bittersweet

明日から日本なので、おみやげに持って行くクッキーをBittersweetに買いに行った。ベルモント・アヴェニューにあるこの店は、近所に越してきた当初からお気に入りのベーカリー・カフェで、ヨーロッパ風のかわいいケーキや、ランチやブランチの軽食もテイクアウトとイートインができる。アメリカでは数少ない、ショーケースの前で悩んでわくわくできる店だ。ここのところ日本へのおみやげはいつもここのクッキー詰め合わせ。日本にあふれる上品でおいしい洋菓子と較べたらどうということもないのかもしれないけれど、地元の可愛いお店を気に入っている雰囲気が伝わればいいな、と思うのだ。

Saturday, June 18, 2011

レセプション

結婚式のレセプションはトリーシャの妹のジェニファー邸で行われた。こちらも、料理からディスプレイやおみやげに至るまで、ジェニファーとその周辺の人々の才能と技術を総動員したすべて手作りのパーティ。才能と優しさをあわせ持つ多くの友人たちに囲まれて、幸せな新郎新婦だ。ホタルの舞うステキなお庭で宴は夜中まで続いた。

日本館での結婚式

日本館へ足を運んだのは、友人のトリーシャとジェフが結婚式が今日ここで行われるため。この美しい施設で、新婦の友人が司る宗教を問わない人前式。招待客は新郎新婦に近しいごく限られた人数だったけれど、日本、カリフォルニア、テキサスなど遠方からのゲストも多く、小さな街でありながら国際色の豊かなユニークなお式となった。すべてが手作りのこころあたたまる結婚式だった。

日本館

日本館は、イリノイ大学シャンペイン校の芸術学部に属する、日本のアートを教える施設。大学の施設ではあっても、学生だけのためだけでなく、この街の日本文化のコミュニティ・センターとしても機能していて、以前この大学街に住んでいた頃はとてもお世話になった場所だ。当時造りかけだった庭も樹木の成長ともに美しく完成した。木陰に座ると、お隣の獣医学部から流れてくる家畜の臭いが新緑の香りにほんのりと混ざり、わたしにとってはなんとも言えない懐かしいシャンペインの空気に包まれる。館内は香の香りかぐわしく、たたみの感触は懐かしく、床の間の掛け軸の前に座れば気持ちが引き締まる。お茶のお稽古やボランティアに通った日々がよみがえり、ここで出会った人々や、いろいろなことがあったシャンペインでの暮らしが懐かしく思い出される。

インターステート57

シカゴからハイウェイで1時間も下れば、コーンベルトと呼ばれるアメリカの一大穀物地帯に入る。ハイウェイの両側はどこまでもトウモロコシ畑と大豆畑。さわやかな夏の風を受け、見渡す限りの緑が美しい。この中西部のトウモロコシ、7月4日の独立記念日までにニーハイ(膝の高さ)を超えていれば、その年は豊作なんだそう。今年はいつまでも寒かったり急に猛暑が来たりと、例年にも増して気候の変化が激しいけれど、トウモロコシは元気に育つのだろうか。このトウモロコシの中の1本道、I-57を南に下り、今日はイリノイ州のほぼ中央、シャンペインへと向かう。

▲ ただ1本道を示すだけのGPS

Thursday, June 16, 2011

フラ、ラストクラス

8週1サイクルのフラのクラスの今日は最終日。ラストレッスンは、晩ご飯持ち寄りのポットラック・パーティで、ウクレレクラスとのコラボだった。今サイクルは初心者のくせに4回しか参加できず、何も覚えられないまま終わってしまいそうで悲しかったのだけれど、最終レッスンの今日、ちょっとだけ、なにかがほんのちょっとだけ身についたような感触があった! フラのゆるさと温かさにはまってしまいそうな予感。ところで、ラニアロハ(先生)がポットラックに持って来た、細かく刻んだトマトとタマネギときゅうりを甘酸っぱいソースで生のサーモンとあえた、ロミロミ・サーモン。冷たいままごはんにかけて食べるのだけれど、これがとってもおいしい!

▲写真手前がロミロミ・サーモン

Tuesday, June 14, 2011

チェス・パビリオン

そしてこちらはチェス・パビリオン。夏の夕方、ビーチでチェス。優雅だよね〜。夜8時半まで明るいっていうのはやっぱりいい。デイライト・セイビング・タイム、大賛成!

ビーチバレー

平日夕方のノース・アヴェニュー・ビーチは、シカゴ・スポーツ・ソーシャルが主催するビーチバレーのトーナメント会場として一大バレーボール場になる。5月末から約2ヶ月間の勝ち抜き戦。老若男女が入り交じり、白熱しているチームもあれば、楽しそう〜なんだけれどど〜にもならない、笑いを誘うチームもある。2年前に友人に誘われて1回だけ参加したけれど、ど~にもならないのでクビになった。ジョギングがてらこのビーチに来て、仲間に入りたいな~と思いつつ、みんなの楽しそうな様子を横目に見て走ることにする。

Saturday, June 11, 2011

東北のお酒を飲もう女子会

懸案の「東北のお酒を飲もう女子会」がやっと実行された。メインのお酒は宮城の「浦霞」と福島の「奥の松」。仙台のずんだや那須の絞り豆腐、盛岡じゃじゃ麺などの東北郷土料理にも挑戦した。参加者6人。そのうちのひとり、のりこさんは被災地に近い茨城出身で、今なお続く震災の影響を話してくれた。おいしいお酒とお料理で楽しい時を過ごしながら、みんなで被災地を想う。近いうちにぜひまたやりたい。

Thursday, June 9, 2011

AIGA・ミーティング

クリエイターの集まるプロフェッショナル・アソシエーション、AIGAのシカゴ支部年次総会に出た。毎年この総会に出ると、シカゴにはこんなにたくさんコミュニケーション・デザイナーがいるのかと思うと同時に、このグループのひとりでいられることをうれしく思う。日々の多くの時間をいかにつまらないルーティンワークに費やしたとしても、このような同業者の集まる場所には仕事への誇りとエネルギーが満ちていて、たくさんのインスピレーションをもらってまた翌日の仕事に向かうことができる。いい仕事といい仲間に恵まれたことを幸運に思える瞬間で、毎年楽しみにしている行事である。

Tuesday, June 7, 2011

猛暑警報

つい10日前には50年来の記録的寒さで、何が5月だと凍えていたのだから、文句は言いません。でもちょっとやりすぎじゃないか、シカゴの天気! 猛暑警報が出てしまった。今日明日の2日間は100°F(38℃)を超えるらしい。日中の外出は控えなさいとか、近所のお年寄りに注意を払いなさいとか、ヒートストロークに襲われた人への緊急処置の仕方とか、そういった暑さへの安全対策が市から発表された。市内にはクーリング・センターというのも6カ所あるらしく、暑くてどうにもならない人はそういうところに行ってもいいようだ。13箇所のシニア・センターも開放された。シカゴに住んで10年、お天気にはずいぶんと翻弄されてきたけれど、それにしても極端。ネコも暑さでぐったりだ。

Sunday, June 5, 2011

ソーセージ・フェスティバル

家いたら近くからバンドの演奏が聞こえてくるので、来たな〜、夏の週末! と思った。やっていたのはソーセージ・フェスティバル。リグリー・フィールド横のSheffieldで、道路をブロックしてのお祭りが行われていた。夏の週末、シカゴはあちこちでストリート・フェスティバルが開催される。ソーセージやコーンなどいろいろとテーマはあるようだけれど、ま、だいたい共通するのは、特設ステージでバンドが演奏し、食べ物やさんの屋台とジュエリーやクラフトのテントが軒を連ね、人々は延々と酔っぱらっている、という風景だ。たいていどこも道路の入り口で5ドルから10ドルくらいの入場料を払い、それは町内会の発展や整備のための寄付として扱われる。飲み食いはそれぞれの店で別にお金を支払って買うことになる。それにしてもソーセージ・フェスティバルとは初めて聞いた! ソーセージ大好きのウチのダーリンには垂涎もののお祭りだ。

ミツワ

アメリカに住む日本人なら、ほとんど誰でも一度はお世話になったことがあるであろうスーパー・ミツワ。シカゴのミツワは、郊外のアーリントンハイツにある。以前は日本人がたくさん住んでいる街だったが、日本人が全体的に減っている最近は、この店も経営戦略をいろいろと工夫しなければならず大変だと思う。シカゴ市内のわたしの家からは片道45分くらいかかり、なおかつ最近は近所のスーパーでもかなりの日本食材が手に入るようになったので、ミツワにも3ヶ月に一度くらいしか行かなくなってしまった。今日も久しぶりだったけれど、やはり週末はすごい混雑だ。遠くミネソタやインディアナのほうからも週末を利用して日本人の買い物客が訪れるらしく、駐車場は中西部の様々な州のプレートをつけた車でいっぱい。今日は入り口の特設会場で大たこ入りたこやきを実演販売していて、いいにおいに長い行列ができていた。

Saturday, June 4, 2011

レンタル・サイクル・キオスク

今年レイクサイドに登場した新しいサービス、無人のレンタル・サイクル・キオスク。写真はネイビー・ピアに隣接するオハイオ・ストリート・ビーチである。クレジット・カードでデポジットをして、1時間10ドルで借りるしくみになっている。ATMはソーラー電池で稼働しているようだ。よく考えたなぁと思う、エコだし。どのくらい利用者があるだろうか。利用者からしてみれば決して安くはないと思われる1時間10ドルの料金で、シカゴの厳しい天候にさらされる自転車や機械のメンテナンスまで含め、果たして採算がとれるのかが今ひとつ疑問だけれど、この夏ちょっと注目して動向を見守りたい、サービス・デザインのひとつである。