Sunday, May 31, 2015

マグノリア・ベーカリー

ダウンタウンのBlock37の1階にあるマグノリア・ベーカリー。ニューヨーク店が「セックス・アンド・ザ・シティ」で有名になったそのシカゴ店。「ココ、ニューヨークで一番おいしいカップケーキ屋さんなのよ」とキャリー役のサラ・ジェシカ・パーカーが語るカップケーキや、色とりどりのキュートなお菓子がここにはたくさんある。パステルカラーのインテリアもラブリー路線で、ゆったりとしたカフェスペースは、ガールズトークにはぴったりな感じ。そして件のカップケーキはなんとひとつ$3.75! 見るからに甘そうでワタシにはちょっと勇気がないけれど、でもコレがニューヨークでは一番のカップケーキなのだ。甘いものに目のなさそうな女の子たちが、本当に嬉しそうに買っていく。

パステル調ラブリー路線ではあるけれど、
全体的には落ち着いた感じの店内
ウワサのカップケーキたち
女の子たちがいかにも喜びそうなオリジナル雑貨も販売
カフェスペースも落ち着いた感じでくつろげる

Saturday, May 30, 2015

スタジオ・ジブリ・レガシー

ワタシは特にスタジオ・ジブリや宮崎駿アニメのファンというわけではないのだが、日本映画がアメリカで上映されるとあれば、やっぱり観に行かないと。しかも今回はインディペンデント系でアート系の映画館ジーン・シスケル・フィルム・センターで、「Studio Ghibli’s Legacy」と題し、ひと月間に渡ってジブリのヒット作品を片っ端から上映しまくるというイベント。その上映ラインナップの中から、『風立ちぬ』と、『風立ちぬ』制作中の宮崎駿に密着したドキュメンタリー『夢と狂気の王国』を2本立てで観てきた。宮崎駿の引退作品『風立ちぬ』は言わずと知れた名作で、今更ワタシがどうこう言うことは何もないけれど、『夢と狂気の王国』は凄くいいドキュメンタリー。とても美しい映像と音楽、情緒あふれる演出に、優れたドラマを見たような清々しい感動があった。このドキュメンタリーを観る限り、よく人格破綻者のようにも言われる偏屈で難しいアーティスト宮崎駿の面影はなく、饒舌で穏やかに本音を語り周囲を和ませる「気のいいおじさん」の部分がたくさん見られる。全編に優しさが溢れていて、女性監督だからかなぁと思ったら、あの『エンディング・ノート』を撮った砂田麻美さんが監督だったのね。2011年にシカゴ・インターナショナル・フィルム・フェスティバルに来ていた『エンディング・ノート』 あの作品も重いテーマを扱いながら優しくていいドキュメンタリーだった。なるほど〜


「Just a few more steps to great movies」という
ステキなサインのあるインディペンデント系、
ジーン・シスケル・フィルム・センター

ヌードル・バイ・タカシ・ヤギハシ

アメリカにラーメンブームがやって来るず〜っと前から、メイシーズのフードコートには日本のラーメン屋さんがある。経営しているのは、日本人シェフとしてアメリカではフロントランナーを行くひとり、ヤギハシタカシさん。デパートのフードコートで食べるラーメンとしては、見た目、味、ともにまぁまぁの本格派。麵にちょっと茹ですぎ感がないではないけれど、作っているのがメキシコ人と黒人のコックさんとなれば、コレ上出来でしょう。なると5枚入り(笑)と、ボリュームはしっかりアメリカン。あっちこっちにラーメン屋さんがオープンしまくっている今日この頃、パイオニアとしてがんばってもらいたい店である。

メイシーズのフードコートにあるお店。
店内に日本人スタッフはいないにもかかわらず、
ニッポンのラーメン文化がきちんと教育されていてスバラシイ....
味噌ラーメン。ちょっとわかりにくいけれど、なると5枚入ってます
チャーハンもボリュームたっぷり。なかなか美味しいです

Friday, May 29, 2015

ウーマン・イン・ゴールド

「Woman In Gold」という素晴らしい映画を観た。第2次世界大戦中にお金持ちのユダヤ人家族からナチスが接収した肖像画「アデーレ・ブロッホ・バウアーⅠ」の返還裁判を、オーストリア政府に対して起こした老女とその弁護士の奮闘を描く、実話に基づいたお話。主人公は、肖像画のモデルのアデーレとその夫で絵画の元々の所有者ブロッホ・バウアーの姪で、戦時中にアメリカに亡命したユダヤ系アメリカ人、マリア・アルトマン。そしてマリアと共にオーストリアを訪ね、自分の祖父母たちがたどった道のりを自身のルーツと重ねていくうちに、このケースは自分にとっても大切なケースであることに気付いていく、やはりユダヤ系のマリアの友人の息子の若い弁護士。物語は絵画を巡る裁判への困難な道のりの間に、第二次世界大戦時のマリアとその家族の様子をうまくフラッシュバックさせながら進んでいく。マリアを演じるヘレン・ミレンのすばらしさと、ウィーンの街の美しさ、そして60年以上も前に起きたホロコーストの残した残酷な傷が心に響く。

戦後ウィーンのベルベデーレ・オーストリア美術館に展示されていたこの絵画は、マリア・アルトマンが勝訴したのち、現在ニューヨークのノイエ・ガレリエに所蔵されている。劇中で「オーストリアのモナリザ」と表現されたこの1点を見るためだけに、このギャラリーを訪れる人も少なくないそう。今度ノイエ・ガレリエに行く機会があったら、この絵画がだどった数奇な道のりと、歴史に翻弄された多くの人たちの思いを重ねながら、この絵と向き合ってみたい。

「あぁ、この絵なら見たことがある!」と、
ひと目見れば誰でもわかる有名なこのグスタフ・クリムトの絵画に、
そんな背景があるなんて知らなかった。


Wednesday, May 27, 2015

フラッペチーノ・ミニ

アメリカのスタバでは、スモールサイズっていうのは一般的には「Tall」と呼ばれる350ミリ・リットル。日本で頼むところのSサイズ(ショート、240ミリ・リットル)もあるにはあって、ほとんどの店舗では頼めば作ってくれるけれど、公式にはメニューに書かれていない。小さいサイズはあんまり頼む人がいないからかな、やっぱアメリカだからねぇ.... と思っていたら、この夏、期間限定で「フラッペチーノ・ミニ」が売り出されることになった。昨今のヘルシーブームに乗って、っていうか、アメリカ肥満減らさなきゃ〜という、いよいよ切羽詰まったお上の指示が入ったのかはわからないが、これはいい傾向ですね。罪の意識も半分で、その分気軽に楽しめる。って、回数増えたら意味ないけどね〜


Saturday, May 23, 2015

セーリング

気印なのは犬だけではありませぬ、ってなわけで、お天気に浮かれて今年初のセーリング! お天気もよければ風も最高の午後。ぴちゃぴちゃと船体にあたる水の音と、静かに湖上を滑るスピード感がほどよく気持ちいい。久しぶりに湖上から見るシカゴのスカイラインは、相変わらず美しいのだ。

メモリアルデー・ウィークエンドを迎えて、
今年も忙しくなるセーリング・クラブ
今日は湖上にたくさんのヨットが浮かぶ
午後の真上の太陽が眩しい
シカゴのスカイラインを湖上から眺める

ドッグビーチ

シカゴの夏の風景のひとつ、泳ぐ犬。市内のミシガン湖畔には犬を泳がせていい場所がいくつか定められていて、その中のひとつがベルモント・ハーバー内にもある。お犬さまたちにとっても、この日が待ち遠しかった! やっと来てくれたこのお天気に、もう気印!

ベルモント・ハーバー内のドッグビーチ
ここなら犬も思う存分遊べる
ドッグビーチにはゲートがあって、
こういう隔離された場所でしか泳がせてはいけないことになっている

Soldier Filed 10 Mile

5月の第4月曜日は、兵隊さんを偲ぶ愛国的祝日メモリアルデー。そしてこの週末の連休はアメリカの長い夏の始まりとされている。そしてそんな夏の始まりにぴったりの素晴らしいお天気に恵まれて、毎年恒例のSoldier Filed 10 Mileを走った。シカゴ・ベアーズの本拠地であり、プロ・フットボールのスタジアムとしてはアメリカで最も古いソルジャー・フィールドは、もともとは国のために戦争で命を落とした兵士たちへの追悼のメモリアルとして建設された。グレコ様式の巨大なコラムが並ぶ壮大で歴史的な建物と、現代建築のモダンな観客席を見事に融和させた美しいスタジアムは、シカゴ市民の自慢のランドマークである。Soldier Filed 10 Mileは、そのスタジアムの正面からスタートし、レイクフロントを10マイル走って、スタジアム内のフットボール・フィールド50ヤードラインでゴールする。観客席からの応援を受けてのゴールは、毎年のことながらとっても気持ちがいいのだ。とてもよく組織され、待ち時間にも人の流れにもイライラさせられることのないこのレースは、数あるシカゴのマラソン大会の中でもワタシが最も気に入っているレースのひとつなのである。

歴史ありスタジアムに続々と集まるランナーたち
メモリアル・デーにちなんで
兵隊さんの銅像と星条旗をバックにチームで記念撮影
晴れ渡った爽やかな5月の朝に
ダウンタウンのスカイラインがきれいなランニング・コース
スタジアムの建物に入って行くラストスパート
コンコースを抜けるとそこは眩しいフィールド
フットボールコートの50ヤード・ラインに設けられたゴール
兵隊さんがゴールのメダルをかけてくれます
夏の始まり。そして今年も元気にランニング・シーズンが始まる

Thursday, May 21, 2015

チーム・ロータリー

JPモルガン銀行主催の大規模なチャリティ・レース「JPMorgan Corporate Challenge」。ボストン、ニューヨーク、サンフランシスコなど米国主要都市をはじめ、ロンドンやシンガポールや上海など海外の都市でも開催されている、会社単位で参加するこの5Kラン/ウォーク・イベントの今夜はシカゴ大会。シカゴエリア649の会社や組織から25474人のランナーとウォーカーが参加した。一番参加者の多かったのは、保険会社のイリノイ・ブルークロス・ブルーシールドでなんと1077人! それに比べるとう〜んと小規模ではあるけれど、今年で参加4年目を迎えた我がチームロータリーからは、性別・年齢・所属部署・ラン歴様々な55人のランナーとウォーカーが集合。レース前のウォームアップから、レース後の打ち上げまで、チームの絆をしっかりと深めてきたのだ!  これ以上はありえないと言っていいほど最高のお天気の5月の夕暮れ。地元エバンストンのビアガーデンやレストランから差し入れもたっぷり貰い、ポストレース・パーティはほぼミッドナイトまで続いた。

総勢55人のチーム・ロータリー
スタート前の緊張の一瞬
会場のグラントパーク。8時を過ぎるゴール時にはトワイライトに
夜更けまで続くポストレース・パーティ

Wednesday, May 20, 2015

ジャージー・ボーイズ

トニー賞を受賞した大ヒットミュージカルは今もブロードウェイでロングラン中。その後クリント・イーストウッドが監督して去年映画になった「Jersey Boys」 映画がよかったので、ちょうど今シカゴに来ているオリジナル・ブロードウェイ版の舞台を観に行った。60年代の4人組人気バンド「フランキー・ヴァリとザ・フォーシーズンズ」の波乱に満ちた人生を描くミュージカル。売れないバンドが新メンバーの加入に伴って改名、その直後に発表した「シェリー」の爆発的ヒット。登り詰めたスターダムの華やかなスポットライトの陰で、仲間割れ、嫉妬、子どもの非行、家庭不和などが渦巻く、いわゆるバックステージ物語である。

ニュー・ジャージー州の工場地帯を連想させる鉄骨を組んだ舞台装置を巧みに使い、ロイ・リキテンスタインのポップアートを用いたアニメーションや、元祖バラエティ番組「エド・サリバンショー」の映像をふんだんに取り入れて、舞台と映像を同時進行させる演出が秀逸。そして主演フランキー・ヴァリ役の透き通ったファルセットの歌声が奏でる聴き憶えのある懐かしの大ヒット曲の数々。ワタシよりちょっと上の年代の方々、いわゆる団塊の世代のノスタルジーを鷲づかみって感じで、熟年層を中心とした客席の拍手や歓声でショーがストップする場面も珍しくないのだ。

ストーリーを追うならイーストウッド監督の映画のほうがいいけれど、舞台ならではの演出と生演奏の醍醐味はやっぱり舞台。役に立つ人生訓もぎゅっと詰まっている。



Sunday, May 17, 2015

ヤカトリ

久しぶりに行ったトレジョで、また面白いモノを見つけた。ヤカトリ。いわゆる串に刺した鶏の照り焼きである。本人は大まじめなんだろうけれど、誰か教えてあげる人はいなかったのか!? 微笑ましくて思わず買っちゃいました。味付けが甘いんじゃないかなぁ…という予想通り、やっぱりちょっと甘かった。ま、ヤキトリじゃないからしょうがないか。

Yakatori
それでも、その辺のなんちゃって日本料理レストランで
出してるようななんちゃって焼き鳥よりは、はるかにいけますよ!

Saturday, May 16, 2015

彫刻ツアー

リンカーンパーク・ズーはパブリックアートにも力を入れている。今シーズンは、シカゴのローカル・アーティスト15人の「ネイチャー」をテーマにした作品を園内の各所に配し、「Nature in Motion」と題した1時間の無料ガイドツアーを行っている。作品の数々も決して一流の美術館にひけをとらない面白さ。そして動物園だというのに、彫刻の詳しい説明をして、参加者からの質問にまで対応できるスタッフがいるってところがまたスゴい。動物園に来て彫刻ツアーはないだろうという人もいるかもしれないけれど、そこがこの入場無料の公共公園のいいところ。ワタシのように近所に住むものは、サルにだけ会いに来る日もあれば、ジョギングの途中でふらっと園内に入ることもできる。彫刻を見ながら歩いていたらライオンと目が合っちゃうなんていう、愉快な散歩もありというわけだ。

ワタシが一番好きだったのは「Prairie Song. Q」 
シカゴ近郊St. Charles市のGuy Bellaverの作品
一段と目を引くのはTerrence Karpowicz作「Finish」
ゴールに飛び込むような人体のデザインは、
胴、腕、足を分解して、
頭以外のパーツを繋げるとひとつの円になるそう
ガイドツアーのロゴマークにもなっている
シカゴ在住Matthew Csernanskyの「Bird」
こんな動物園っぽい作品もあります
園内は新緑のきれいな気持ちのいい季節
今日はダウンタウンもくっきり見える

リンカーンパーク・ズーのおサルさん

またサルの話で恐縮ですが、去年の秋にはるばる愛知県の犬山動物園からリンカーンパーク・ズーにやって来た8匹のニホンザル。このブログでも以前に何回か紹介し、先月はワタクシも少しの寄附をさせていただいて、里親証明書を貰ったりした。今日はそのおサルの説明会に招待された。サル山のすぐ脇にあるサル山会議室からガラス窓を通して特別にサルを鑑賞することができ、直接世話に関わっている動物園の係りの人から話が聞けるという特権にあずかった。

オス3匹メス5匹によるこの8匹のサルたちは、犬山動物園で40匹ほどいた群れの中から相性がよく仲良くやっているグループが選ばれて連れて来られたのだそう。そして今月の初めには、初めての赤ちゃん、つまり日系2世の第1号が誕生した。こうして増やして、リンカーンパーク・ズーとしては、いずれは20匹くらいの群れにしたいんだそう。アメリカにはニューヨークのセントラルパーク・ズーやミネアポリス動物園、グリーンベイ動物園など、ニホンザルを飼育しているところは他にもいくつもあるけれど、露天風呂や岩盤浴用ヒーター付きの岩山などの設備を持っているのは、ここリンカーンパーク・ズーだけ。好待遇をエンジョイして子宝に恵まれ、楽しいサル山を築いていって欲しい!

リンカーンパーク・ズーの正面ゲートを入ってすぐの一等地にある
Macaque Forest、通称サル山。
そしてこのすぐ隣りにヒミツの会議室がある
会議室の大きな窓からサル山まる見え
わかりやすく説明してくれる係員の人
大きなオスのサルが窓辺に挨拶に(威嚇に?)来てくれました
サルには全員日本語の名前が付いている。
たくさんの日本語の名前のリストの中から、
動物園スタッフが好きな名前を選んでいるんだって。
でも秋田とか水戸とかの地名だったり、
どっちかっていうと名字っぽい。
今スクリーンに映っているのはメスの和泉ちゃん
ヒーター付きの岩盤に石灯籠のあるランドスケープ。
お腹に抱えた赤ちゃんを気遣いながら岩盤を歩く母親サル
大切に赤ちゃんを抱える10歳の小野

Thursday, May 14, 2015

チャールズ・レイ展

アート・インスティチュートで明日から開催される「チャールズ・レイ」特別展の彫刻家本人によるレクチャーとプレビューに行った。大阪の木工職人と共に構想から10年かかって作り上げたという「Hinoki」と題した巨大な倒木の彫刻や、イタリアの報道で物議を醸し撤去になったという「古代のヴェニスの蛙を持った裸の少年」も来ている。「彫刻とはオブジェそのものだけでなく、その周りに作られる空間も含めてがアートである」というレクチャーでの本人の言葉通り、アート・インスティチュート・モダンウィングのシンプルで静かなホールにぽつりぽつりと設置された精細でユニークな作品たちは、明らかに贅沢な空間取りが意識されている。プレビューでゆったり鑑賞できたのはラッキーだった。夜の美術館というのもなかなかステキ。大きな窓を通して見える暮れゆく街のトワイライトも、作品の背景のニクい演出のひとつになっているのだ。それにしても、モダンアートって大好き。受け取る人の受け取り方でどのようにでも解釈できるし、どんな解釈も間違いじゃない。

「Hinoki」について語るご本人
カリフォルニアの国道沿いで
嵐のあとに出会った倒木がヒントになったという「Hinoki」
こんな広い空間でも、ファインダーに入りきらない
そして精細なディテール。そりゃ10年かかるよなぁ〜
ベニスで撤去になったパブリックアート
「カエルを持った少年」
実物大でもなく巨大でもないこの大きさは
設置された場所にヒントがあるのだろうけれど、
ここにあると、なんでこの大きさ?っていう
この中途半端さがおもしろい
夜の帳が降りる街の風景をバックに
こんな風に寝てみたい....
この贅沢な空間取り
ポンティアック・グランダム。
グラスファイバーで出来た実物大の作品は、2ヶ月余りの間、
事故車の保存現場を回って各パーツのモデルを探して作り上げた、
「A perfect version of a crashed car」だそう
「チャールズ・レイ」展は10月まで。
この贅沢な空間が10月まで続くのだから、
ミロでもゴッホでもないのにどんだけすごい人なんだ!?