Thursday, June 18, 2015

優勝祝賀会

またまたブラックホークス・ネタで恐縮ですが、今日のシカゴは街をあげての優勝祝賀会。ソルジャーフィールドでの午前10時からのパーティはチケット制で、発売から15分で売り切れたという。ホークスの選手たちが会場に登場したのが午前11時。その後は街へ繰り出しパレードとなった。ダウンタウンはホークスのユニホームを着たファンで真っ赤に染まった。みんな仕事とかいいのかなぁ。エバンストンにあるウチのオフィスでは、講堂でテレビ中継のパブリック・ビューイング。どうせみんなデスクでこっそり見るのなら、そんなことで会社のネットワークを重くするより、堂々とみんなで観ましょうよ、というトップの粋な計らいなのだ。さすがに業務時間中なので、ビールはありませんけどね。

会社の講堂で行われたビューイング
それでもやっぱりデスクでこっそり観てる人はいる(笑)
ソルジャーフィールドで行われた祝賀会
写真はChicago Blackhawksより
ダウンタウン、真っ赤に染まったパレードの沿道
写真はChicago Blackhawksより

Tuesday, June 16, 2015

遊び心

ヘルメットをかぶってブラックホークスの応援をするシカゴ美術館のライオンについては、先日ココでも紹介したが、そのシカゴ美術館のノリがいいのだ。スタンレーカップ・プレイオフの数日間、ソーシャルメディアに度々掲載された所蔵名画の数々。よく見ると、すべてブラックホークス・バージョンに。こんなことしてメディアに掲載していいのかと思うけれど、そこはご愛敬。なんたってシカゴっ子自慢の美術館が、シカゴっ子自慢のアイスホッケーチームを応援するのだから。こんな遊び心のある街、やっぱりシカゴって大好き!


 ↑ 画像はすべてフェイスブックより

Monday, June 15, 2015

勝った!

フロリダからシカゴに戻って来て、第6戦目のスタンレーカップ。4勝−2敗で我がシカゴ・ブラックホークスがついに優勝を決めた! やったーーーーー! 残り1分を過ぎた時点から、シカゴの街には花火が上がり始め、優勝を決めた瞬間からは、表の通りからも歓声が絶えない。スポーツバーがたくさん集まるリグリーフィールド周辺では警察によって舗道にセキュリティのバリケードが張られ、頭上にはヘリがガンガン飛んでいる。今夜は一晩中お祭りだ。

NHL史上過去に5回優勝しているブラックホークスが、ホームで優勝を決めるのはなんと1938年以来だそう。そんな歴史的瞬間にその場にいないわけにはいかないと、会社の隣席のティナ女史は1枚2500ドルのチケットを手に入れて(ご主人とふたりで5000ドル!)、会社を3時に早退、ユニフォームに着替えてスタジアムに出かけて行った。ホークスのユニホームで真っ赤に染まった観客席に身を投じ、さぞかし気持ちよかったことだろう。ワタシはおうちでテレビ観戦。アパートの住人たちの歓声が響く中、それはそれで興奮の1時間半だった。おめでとう、ホークス! いいゲームをありがとう!

試合開始前の緊張のひととき、国歌が流れる
速過ぎてなかなかついていけなかったゲームも、
6戦観目とあって、ワタシも少しは目が慣れました!
2点目を決めた直後のパトリック・ケーン。笑顔がステキ
優勝が決まった瞬間
スタンレーカップを高々を掲げて
そしてウチのそばのスポーツバー・エリアはスゴいことに....

Sunday, June 14, 2015

オールドタウン・アート・フェア

1950年から続くというオールドタウン・アート・フェアは、 中西部で最も古いアウトドア・フェスティバルのひとつ。市の歴史保存地区に指定された、高級住宅地で知られるオールドタウンの、緑が豊富で古くて美しい住 宅地の一角に、アーティストの白いテントが並ぶ。絵画やフォトグラフィー、陶芸や彫金、ジュエリーなどジャンルは様々だけれど、このアート・フェアは厳しい審査によって厳選された250のアーティストにしか展示権が与えられないので、ローカルの自称アーティストがビーズのジュエリーを12ドルで売ってる、みたいなそこいらのストリート・フェスティバルとはちょっと質が違う。もちろんそこいらのストリート・フェスティバルのように、ホットドッグやビールの屋台が賑わっていたり、ステージではミュージシャ ンが演奏していたりもするのだけれど、それでもどこか全体に大人っぽい雰囲気があるのは、やっぱりハイソな場所柄と、この歴史あるアートフェアの趣旨なわけだ。お祭りというよりは屋外ギャラリーで作品を鑑賞しているような感じ。もちろん作品は全部売り物ですが、そう簡単に買えるお値段でもないしね。アート・フェアと同時に、この住宅街のいくつかのお宅のお庭自慢のガーデン・ツアーも、なかなかステキでお薦めです。

緑の豊かな高級住宅街に並ぶアートのテントは屋外ギャラリーの趣
ワインを片手にアート鑑賞
周辺の住宅街ではお庭を開放している邸宅もいくつか
地元ミュージシャン
嵐のあとの蒸し暑い午後だったので、
アート鑑賞散歩の合間にこういう休憩場はありがたい

Saturday, June 13, 2015

World Naked Bike Ride

世界裸自転車大会」ってなわけで、みんなで裸になって自転車で街をパレードするこのイベント。6月の第2土曜日に、アメリカ国内では75の都市で、世界でも20以上の国が参加する世界的な環境啓発イベントである。自転車に乗ることでガスを浪費する車社会に警鐘を鳴らし、カラダを見せることで健康的な移動手段の選択を促すという、二重のメッセージがこめられているそう。“more ass, less gas” “Burns fat not oil” “Nude not crude”等々、ユニークなスローガンも楽しい。素っ裸になりたい人は素っ裸。局部を隠さなければならないという決まりもなければ、隠したい人は隠したいだけ隠しても構わない。派手なボディペイントも大あり。昔ストリーキングという衝撃的な行為が巷を賑わせたことがあったけれど、この手のことをやってみたいという人はけっこう多いものなのね。シカゴはあいにくどしゃぶりの雨のなってしまったけれど、およそ1200人が、今年で12回目になるというこの14マイルの裸ライドを楽しんだ。野次馬による混乱や勝手な写真撮影を防ぐためか、毎年場所が変わる出発地点は事前登録した参加者にしか伝えられず、市内を巡るコース設定もギリギリまで公表されない。イベントは市の役員や警察にしっかりと保護されて、参加者は決められたルールの中でお行儀よくペダルを漕ぐ。毎年ウチの近くのボーイズタウン周辺を通るので、いつも遭遇しないかなぁと密かに期待してるんだけれど、偶然にはなかなか出会えない。やっぱり参加しなくちゃダメかなぁ…


Thursday, June 11, 2015

ファーマーズ・マーケット

この夏、ウチのすぐ近くのスーパーマーケット、トレジャ−・アイランドにもファーマーズ・マーケットがデビュー。毎週木曜の夕方、イリノイやウィスコンシンのオーガニック農場やシカゴのローカル・ビジネスがテントを並べる。シカゴは相変わらず、冬と夏が毎日入れ替わっている感じで、こういうアウトドア・マーケットもお天気がよくないと今ひとつぱっとしないのだけれど、お天気に最も影響されるお百姓さんたちが自ら運んで来てくれるフレッシュな食品たち。なんとかサポートしてあげたいと思う。でもそれにしても、もう少し流行ってくれないとね。

広い駐車場に並ぶテントはちょっとさみしげ
でも野菜類は新鮮そうですよ
ローカル・ビールのテント。
ヒマだからかどうかはわからないが、ガンガン試飲させてくれます
今日のフード・トラックはステーキ・サンドイッチ
ファーマーズ・マーケットにはなぜか必ずクレープやさんがある

Wednesday, June 10, 2015

スタンレーカップ中盤

土曜日、月曜日と2戦続けて負けたので、これはヤバイかとちょっと焦ったが、今夜の第4戦でなんとか取り戻した。これで2−2のタイに。先に4勝したほうが優勝なので、ここからが勝負である。次は土曜日。Go Hawks!

友だちの家に行くのか、スポーツバーに向かうのか、
わかりやすい人々が街にあふれている
スポーツバーはブラックホークス1色!

Sunday, June 7, 2015

Run for the Zoo

ワタシのサルも棲んでいるリンカーンパーク・ズーの10キロ・レースに参加した。この都心の動物園は全米でも有数の入園無料&年中無休の公園。毎年行われるレースはその運営費を支援するためのチャリティ・ランで、なんと今年で33回目だそうだ。あいにくのお天気で、スタートと同時に降り始めた雨は途中からどしゃぶりとなり、雷鳴が轟き稲光が始まった時点で主催者側が中止決定。残念ながら6キロで終了、完走はできなかった。動物園という性質からか子ども連れランナーやベビーカーランナーも多く、また、チャリティ・ランというのは、基本的には心の広い人が多く集まっているのか、特に文句を言う人もなく、ずぶ濡れにも関わらずみんないい笑顔。まぁ、シカゴのお天気は本当に予想がつかないので仕方ないし、動物園のチャリティレースにそれほどに真剣に臨む人もいないというわけだ。のどかで平和な嵐の日曜日である。

ちびっこランナーもたくさんいる、5キロ部門のスタート
動物園のレースだけに動物も走ってます
だけど、すぶ濡れ〜〜

Saturday, June 6, 2015

アイディア・ガーデン

まだダウンジャケットを仕舞えない摂氏10℃。もうシカゴいい加減にしてくれ〜というお天気の中、クルマでたった2時間半南に下っただけで真夏日のシャンペーン。イリノイ大学の広大なキャンパスの中にあるアイディア・ガーデンでは、この気持ちのいい青空の下、朝早くから地域の人たちが集まってガーデニング作業が行われていた。夏休みに入った大学は人も少なくなってとても静かだけれど、みんなで作り上げる庭が、夏の間、この空の広い街に彩りを添える。あぁ、シカゴも早く夏にならないかなぁ….


Friday, June 5, 2015

ブラックホークス

初戦を押さえたスタンレーカップ・プレイオフはさらに盛り上がりを見せており、ウチのオフィスのすぐそばのエバンストン老舗ベーカリーBennisonsでは、ブラックホークス関連のお菓子が並ぶ。シカゴ中が沸いているのだ。Go Hawks!

このお店の得意のアイシングで飾られたブラックホークス・ケーキ
アイスホッケーのパックをデザインしたチョコレート・ケーキ。
ちょっとカワイイかも
ホワイトボードにもホークス応援のメッセージ
スタンレーカップのデザイン?
ちょっと苦しいか.... ↓
優勝カップのスタンレーカップ

Wednesday, June 3, 2015

スタンレーカップ

一昨年前に続き、アイスホッケー全米リーグ、シカゴのブラックホークスがスタンレーカップをかけてプレイオフに挑むことになった。今日から始まった7回戦制決勝。初戦は、2−1で押さえた。相手はフロリダ、タンパベイ・ライトニングス。普段アイスホッケーなど全く見ることのないワタクシも、にわかファンになって盛り上がる。冬にはめっぽう強いシカゴ。氷など存在するべくもないフロリダのチームを相手に、負けてはいられないのだ。Go Hawks!

アート・インスティチュートのライオンも
ヘルメットをかぶって応援!