Sunday, June 14, 2015

オールドタウン・アート・フェア

1950年から続くというオールドタウン・アート・フェアは、 中西部で最も古いアウトドア・フェスティバルのひとつ。市の歴史保存地区に指定された、高級住宅地で知られるオールドタウンの、緑が豊富で古くて美しい住 宅地の一角に、アーティストの白いテントが並ぶ。絵画やフォトグラフィー、陶芸や彫金、ジュエリーなどジャンルは様々だけれど、このアート・フェアは厳しい審査によって厳選された250のアーティストにしか展示権が与えられないので、ローカルの自称アーティストがビーズのジュエリーを12ドルで売ってる、みたいなそこいらのストリート・フェスティバルとはちょっと質が違う。もちろんそこいらのストリート・フェスティバルのように、ホットドッグやビールの屋台が賑わっていたり、ステージではミュージシャ ンが演奏していたりもするのだけれど、それでもどこか全体に大人っぽい雰囲気があるのは、やっぱりハイソな場所柄と、この歴史あるアートフェアの趣旨なわけだ。お祭りというよりは屋外ギャラリーで作品を鑑賞しているような感じ。もちろん作品は全部売り物ですが、そう簡単に買えるお値段でもないしね。アート・フェアと同時に、この住宅街のいくつかのお宅のお庭自慢のガーデン・ツアーも、なかなかステキでお薦めです。

緑の豊かな高級住宅街に並ぶアートのテントは屋外ギャラリーの趣
ワインを片手にアート鑑賞
周辺の住宅街ではお庭を開放している邸宅もいくつか
地元ミュージシャン
嵐のあとの蒸し暑い午後だったので、
アート鑑賞散歩の合間にこういう休憩場はありがたい

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