訳あって急遽カリフォルニアへ週末旅行。拠点にしたのはサンフランシスコからベイブリッジを渡った港湾都市オークランド。あまり治安のいい場所ではないらしいけれど、ハーバーに面したここジャック・ロンドン・スクエアは、レストランやホテルが並ぶ観光スポット。
ワタシは知らなかったのだけれど、ジャック・ロンドンという人は1800年代終わりから1900年代始めにかけて活躍したオークランド出身の著名作家で、代表作の『野性の呼び声』や『白牙』など日本語に翻訳されている作品も多数あるそう。読んでみなくちゃね。
で、その名をとったジャック・ロンドン・スクエア。彼の銅像が建っていたり、作品に登場するオオカミの像やオオカミの足跡のついた敷石などがあるけれど、彼を偲んでこの場所に足を運ぶ人はたぶんほとんどいないと思われ、いわゆるウォーターフロントの商業地区再開発にジャック・ロンドンをこじつけたって感じもしないではない。彼が作品の構想を温めたというテーブルの残るバーが当時の様子そのままにスクエアの中心に建ち、観光客を楽しませるアトラクションのひとつになっている。
ジャック・ロンドンが作品の構想を練ったとされるテーブルの残る Heinold’s First and Last Chance Saloon。 週末の観光客でごったがえす |
店内も当時の姿そのままに。 天井にピンで差されたすすけた名刺の数々が圧巻。 天井から下がる帽子もユニーク。 地震で傾いてしまったという床も傾いたまま |
苦悩するジャック・ロンドンの写真が残る |
同じテーブルでマネしてみました。 苦悩してないけど。 |
ジャック・ロンドンがゴールドラッシュの一時期 アラスカで過ごしたという小屋も そのままここに持って来ちゃったんだって |
遠くにサンフランシスコのダウンタウンを臨む ウォーターフロントのボードウォーク |
スクエアに面したシーフードのお店でカキをいただきました |
スクエアの一角にあるレトロなホテル Waterfront Hotelに宿泊 |
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