Thursday, January 28, 2016

The New Contemporary

12月にオープンしたアート・インスティチュートの「The New Contemporary」を見に行った。昨年地元の慈善家カップルによってアート・インスティチュートに寄附されたこの現代美術のコレクションは、個人のコレクターからの寄附としては美術館史上最大と言われる4億ドル、約480億円に相当するんだそう。すべてをまとめて50年間の常設展示とすることを条件に美術館と交渉したという44点のコレクションには、アンディ・ウォーホール、ロイ・リキテンスタイン、ジャスパー・ジョンズなど、20世紀後半を代表する蒼々たるアーティストの作品が連なる。先日この美術館で講義を聴いたチャールズ・レイの彫刻や、わたしが高校時代に初めて見て衝撃を受けたシンディ・シャーマンのポートレイトもある。こんなコレクションが個人の邸宅で密かに眠っていたなんて信じられない! 寄附をした90歳になるEdlisさんは、10代の時にオーストリアから移民し、シカゴでプラスチックのビジネスで財を築いた人だそう。人生も終わりに近づいて、自分の集めた愛するアートたちが、より多くの人の目に触れられるよう道を作ってあげたというわけだ。大好きな美術館にまた大好きな作品が加わった。ありがとうEdlisさん!

このコレクションの代表作とされているウォーホール「Liz」
ゆったりとしたギャラリーにゆったりとウォーホールの作品群
楽しい現代アートの彫刻もたくさんある
展示ホールのすみっこに
キャンディを三角にたくさん重ねた作品。
アートを鑑賞しながら通りがかる人が
ひとつふたつとキャンディをここから貰って行く。
これもEdlisさんの邸宅にあった作品なのかなぁ....
やっぱりモダンアートって大好きだ!

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