Sunday, January 10, 2016

由紀さおり&安田祥子

1年で一番多くのニッポン人を目にする日。それがシカゴ日本商工会議所(JCCC)の新年会である。今年はいつもよりちょっと少なかったらしいけれど、それでも900人近くの在シカゴ・ニッポン人が、シャンバーグのホテルに大集合。普段の生活ではごく限られた友人とたまに一緒に食事をしたりする程度しか日本人とのつきあいのないワタシにとっては、こんなに日本人がいることが驚き。シカゴ日本商工会議所は、500以上のシカゴ進出日系企業が会員になっているそうで、この地域経済団体も今年で創立50周年。日米の相互理解とビジネス交流の促進のために努力してきた多くの先輩たちのおかげで、今日この場所にこんなに多くの日本人が楽しく集まれるというわけなのだ。

いつもこの新年会で楽しみなのは食事のあとのショータイム。今年日本から来てくれたスペシャルゲストは、歌手の由紀さおりさんと安田祥子さん姉妹。会の趣旨や集まった観客の性質をよく理解したトーク、笑わせどころと泣かせどころの完璧なバランス、そして言わずと知れた素晴らしい歌の数々。日本の懐かしい童謡やヒットソングを美しいハーモニーでたっぷりと聞かせ、会場からのリクエストを受けてその場で歌うコーナーでは、小さな子どもや、昔由紀さおりの大ファンだったという年配の人まで、幅広い層からさまざまなリクエストが寄せられて、会場は大いに盛り上がった。

新年会がすべて終わったあとにたまたま歩いていたホテルの通路で、仕事のあとのくつろいだ服装に着替えた姉妹に遭遇し、握手をしてもらえるというラッキーなハプニングもあり、今年は幸先がいいかも!

会の前座はシカゴ沖縄県人会による太鼓のパフォーマンス
こちらも沖縄県人会による三味線と唄。
この人たちも日本からわざわざ来たのかと思わせるくらい、
アマチュアのサークル活動の発表の場とは思えない
ハイレベルなパフォーマンス
お食事も美味しかったです
由紀さおりさん。
こんなに近くまで来て歌ってくれました!
シカゴ日本人学校の子どもたちと「ふるさと」
由紀さおり&安田祥子と一緒に歌ったなんて、
子どもたちにとってシカゴのいい思い出になるね
会の最後は、新年会実行委員会の役員の人たちによる
復興支援ソング「花は咲く」の大合唱
今年は震災から5年だそうで、
JCCCでも様々な追悼イベントが企画されているそう

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