Friday, February 3, 2012

チェンドル

マレーシアに来たら絶対にこれを食べなきゃダメ、と言われて中国系マレー人のチャプサムさんに連れて行かれたスイーツ屋台。「チェンドル」というのがその高名なお菓子で、マレーシアを代表するニョニャ料理のデザートだそうだ。かき氷の上に、緑色のツルっとしたゼリーと甘く煮込んだ小豆をトッピングして、黒砂糖のシロップとココナッツミルクをかけた複雑で不思議な食べ物だ。基本的にはかき氷なんだけれど、なにしろ暑いので、商品を渡された時点で、すでにかき氷は写真のようにほとんど溶けて液体状態になってしまっている。さっぱりするといえばさっぱりするけれど、チェンドルと呼ばれるこの緑のゼリー、いったい何で出来ているのだろう。しかも今にも動き出しそうでちょっとコワくもある。話の種に食べてはみたけど、もう1回食べたいってものでもないかもね。しかしながら、この屋台は大人気で、狭い路地には黒山の人だかりなのだ。

 
 

2 comments:

  1. http://en.wikipedia.org/wiki/Cendol

    見掛けはちょっと怖いけど、原料はそれほど怖くないかも...

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  2. そうなの、決してコワいものではないんだけど、見かけがね〜。甘さっぱりなおいしいさです。

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