Wednesday, January 27, 2016

テイスト・オブ・ジャパン

海外向けの日本食プロモーションのために農林水産省によって2015年に創設された「Taste of Japan」 欧米各地で日本の食文化の啓蒙に貢献した人物へ名誉賞「Taste of Japan Honorary Awards」を贈っている。シリコンバレー、ワシントンDCに続いて、シカゴで表彰されたのはMomotaroのシェフ、マーク・ヘラー氏。今日はユニオン・リーグ・クラブで行われたその表彰式にお邪魔した。

日本に惚れ込み、東京に移り住んで日本の食文化の勉強をしたというシェフは、うそでしょ~と思うくらい若くてハンサム。ABCネットワークの料理評論家、スティーブ・ドリンスキー氏によるインタビューは、ちょっと伏し目がちでシャイな感じの青年の、日本食に対する豊かな知識と経験を短い時間で上手に引き出していた。表彰式の後は、数あるMomotaroメニューの中から、日本の食材を使ったお料理の大試食大会。マグロのぬた和えとか宮崎牛の石焼きとか、美味しい料理がたくさん並んだテーブルをあっちに行ったりこっちに行ったり。毎年続く「予定」というこのイベント。来年は誰が表彰されるだろう。こうしてシカゴの日本食レストランの質が上がっていくのは、住んでいる日本人としては嬉しい限り。農水省さん、続けてください。そして、シカゴのシェフのみなさん、がんばってください!

表彰式。シェフを囲んでTaste of Japan委員会のみなさん
農林水産省による日本食材プロモーションの一環
マグロ(Bluefin Tuna)のぬた和え
若桃という、梅のような形をした小さくて青い桃のデザート。
一口サイズで食べやすく、ほどよい甘さが日本の味!

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