Sunday, September 21, 2014

白いブッダ・頭部半分

エバンストンのオフィスの前からいつのまにか姿を消して、どうなっちゃったかなぁと思っていた白いブッダのパブリックアートが、多体になってにょきにょきとウチの近くの湖畔に出現した。コレ、エバンストン在住のアーティスト、インディラ・ジョンソンさんによる「Emerging Buddhas」という作品。誰もが悩んで迷って模索する人生という旅の中で、すべての人は成長の過程にあるのだということを、半分だけ顔を出した仏像に「昇る過程」を托して表現しているんだそう。増え続ける都市部の銃やレイプによる暴力に対する抗議のメッセージでもあるんだって。仏様の頭部を半分にしちゃうっていう感覚は、ホントの仏教徒には許せない表現ではないかと思うのだが、まぁコンテンポラリーアートとしてはこれもアリなのかな。ちょっとモグラたたきを連想しちゃったワタシは不謹慎ですかね(笑)


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