Tuesday, May 7, 2013

白いブッダ・半分

最近ウチのオフィスのビルの目の前に出現した、地面から半分だけ顔を出した白いブッダ。初めて見た時にはちょっとぎょっとしてしまったけれど、コレ、エバンストン在住のアーティスト、インディラ・ジョンソンさんの作品。タイトルは「Emerging Buddhas」 地面から半分だけ顔を出した仏像の頭部は「昇る過程」を象徴していて、作者自身は、毎日の厳しい現実の中で平和を願う自分自身をどう表現するか、模索の過程にあるんだって。そして誰もが悩んで迷って模索する人生という旅の中で、人はすべて成長の過程にあるのだという意味だそう。ジョンソンさん、このブッダを10体を、パブリック・アートとしてシカゴ周辺の10か所に設置し、増え続ける都市部の銃やレイプによる暴力に対する抗議のメッセージにしたいのだそう。なるほど。そう言われるとなかなかのインパクト。ブッダが見てる目の前で悪いことはできないよ、っていう警告にもなるといいね。ってわかってくれる人ばかりなら問題はないのだけれど....

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