Monday, April 25, 2016

「The most spectacular cliff of Kerry」という看板に誘われて崖へ。「最果て」という言葉がまさに当てはまるような荒涼とした大地から、ストンと海に堕ちる手つかずの自然が圧倒的だ。突風に吹っ飛ばされないようおそるおそる崖の上に立つ。落下防止の金網はいかにも貧弱だし、風は強いし、強風に混じって痛いような雨は降って来るしで、もうタイヘン。だけど、地球の終わりのような最果ての土地はやっぱりこうでなくっちゃね。

ナイフで切り取ったような崖。ストンと落ちてます
おそるおそる下を見るとこんな感じ。海も厳しそう
大西洋に面し入り組んだ海岸線の手つかずの自然
崖の上はとってもなだらかな丘なのに....

 海の向こうに見えるのは、Skellig Michaelと 呼ばれる岩の島々。今は無人の孤島だけれど、6世紀の修道僧が修道院を建てここに住んだいたそうで、その遺跡がユネスコの世界遺産に登録されている。半島突端の街Portmageeからこの島に渡るツアーボートが出ているけれど、ちょっと時間が足りないので今回は断念。だけど、この風の中をボートで海を渡るとしたら修行僧並みの修錬というか、ほとんど拷問だ。なんで、そんなところに住もうと思ったのか.... やっぱりアイルランド人はクレージーだ。

沖に見えるふたつの群島がユネスコ世界遺産Skellig Michael
なぜあんなところに修道院をつくったのだろう
Skellig Michaelに渡るツアーの出ているPortmageeの港

No comments:

Post a Comment