Friday, April 22, 2016

テンプル・バー

ダブリンで最も賑わっている一角テンプル・バー。パブやレストランが軒を連ね、路地を入ると、劇場、ギャラリー、コンサートホールなど、ダブリン文化のエネルギーがいっぱい。ここは18世紀以前には港の税関があり、商人や船員たちが立ち寄るパブなどが集まる活気ある地域だったそうだけれど、税関の移転とともに寂れてしまい、その後1960年代、老朽化したオンボロ家屋に貧乏アーティストたちが住み着くようになって芸術村として発展したそうだ。現在では、パーティ族と観光客のメッカで、週末に開かれるバチェラー/バチェレット・パーティの数は600にも上るとか。夜が更けるとともに酔っ払い観光客を相手にギネスの値段をどんどん吊りあげる悪質バーも多いそうで、あんまり飲みには行かないほうがいいよとはガイドさんの忠言。ちなみに、テンプルとは、この土地一帯を所有していたテンプルさんの名前から来るそうで、テンプル・バーとは、テンプルさんの地域という意味。神聖な響きのある「テンプル」という言葉とは何の関係もないそうです。

18世紀以前からという古い石畳に
歴史を感じるエリア
真っ赤なストアフロントがかわいいパブ
観光客はよく勘違いするそうだけれど、
テンプル・バーとはこの歓楽街全体を指す言葉で、
このバーのことではないとのこと。
たまたま同じ名前のバーがこのエリアにあるというだけなんだそう
テンプル・バーのテンプル・バー前は、観光客でいっぱい
小さな路地に入っても飲み屋、また飲み屋
上を見上げても、パブのネオン管がそれぞれかわいい

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