Saturday, April 2, 2016

ほぼ毎月1回訪れているイリノイ中部のアーバナ・シャンペーン。4月の楽しみはジャパンハウスの桜である。ここ数年は寒さによるダメージが大きすぎて、なかなか見事な満開の姿を見せてくれていなかった桜が、今年は久しぶりに完璧な美しさを見せていた。週末とあって多くの観光客が桜の下で写真を撮ったりしていて、並木道はたいへんな賑わい。短い期間にぱっと咲いてぱっと散る、華麗だけれどはかない命に美を見いだすのは日本人独特の感覚かと思っていたけれど、そんな文化がアメリカにも根付きつつあるのだ。風が強すぎて、持って行ったお弁当を桜の下で食べられなかったのは残念だったけれど、この強風もまた、春の中西部の風物詩。


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