シカゴ・シンフォニーによるガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」を聴きに行った。ジャズクラブでのピアノソロは今までに何回か聴いたけれど、大好きなこの曲をフル・オーケストラの演奏で聴くのは初めて。 ガーシュインがニューヨークからボストンに向かう列車の中で、ほとんど頭の中で書いたといわれるこの曲は、ジャズの要素あり、クラシックの要素あり、ブロードウェイの要素ありの、アメリカで最も愛される音楽のひとつである。様々なリズムとモードとメロディーが複雑に織りなされる15分間の中に、1920年代の夢見るアメリカがいっぱい詰まっている。今日のピアニスト、ジョン・キムラ・パーカーさんの神業のようなソロと、オーケストラの重厚で迫力あるバックは、カラダが震えるほどの感動! たまにはこうして、オーケストラホールで正統派の音楽を聴きましょうね。
第1部後半がガーシュイン |
本番前のざわめきは一番ワクワクする時間。 |
No comments:
Post a Comment