先日「フジ」は
アメリカのりんごの定番と書いたけれど、最近は「サツマ」も出回っている。こちらはみかん。いわゆる日本で言うところのみかん「温州みかん」のこと。なんでアメリカでこのみかんのことを「サツマ」と言うのか気になったのでちょっと調べてみた。明治時代にアメリカ大使館職員がこのみかんをいたく気に入り、九州の薩摩からアメリカへ持ち込み、19世紀後半のアメリカで、広くみかんが好まれるようになった。温州みかん自体は中国原産でもともとは日本のものではないのだけれど、九州の薩摩から持ち込まれたため「Satsuma」と呼ばれるようになったんだそう。なるほど、けっこう昔からワールドワイドな果物だったのね、みかんって。でも普通のスーパーで「サツマ」を見かけるようになったのは、ここ数年のような気がする。「オレンジ」と比べると、手で簡単に皮がむけて、甘さにあんまり当たり外れがないところが魅力。冬場に重宝する気軽なスナックなのだ。
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どっさり山積みになって量り売り。 どれも葉っぱがついていて、お供えのみかんのよう |
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ジューシーで甘い。 アメリカ産だけれど日本のみかんに負けない美味しさ |
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