いよいよ来週にサンクスギビングを控え、アメリカは歳末モードになって来た。歳末といえば助け合い。非営利の人道的慈善活動団体であるウチの職場では、毎年この時期に、普段から寛大な寄付や支援の手を差し伸べてくれる人たちにスタッフから手描きのサンキューカードを送るというイベント、Thank-a-thon(マラソンのようにサンキューし続けるという造語)が行われる。会場になった会議室には、ボランティアでThank-a-thonに参加するスタッフが、仕事に合間に入れ替わり立ち替わりやって来る。時間の許す範囲で、1枚でも10枚でも、気持ちを込めて「ありがとう」の文章をしたためる。毎年ホリデーシーズンのアメリカの商業主義にはうんざりするけれど、こういうハートウォーミングなところもまたアメリカ。信じられないような残酷な出来事が世界中で起こる中、ひとりひとりの小さな「ありがとう」が平和に繋がることを信じよう。
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仕事の合間を縫って1枚でも2枚でも |
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国際組織らしく、多言語で「ありがとう」 | |
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最近は手描きってあんまりしないから、ちょっと緊張 |
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「ありがとう」って書くだけで気持ちがあったかくなる。
みんないい笑顔 |
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