Sunday, July 10, 2011

プライベート寄席

柳家さん喬師匠がシカゴにいらして、プライベートの落語会を開いてくださった。「ろくでなし」という郊外の日本人バーに即席の高座を作り、観客は60人ほどの贅沢な寄席。落語についてはあまり詳しくないけれど、話芸というのか、聞いているだけで情景をありありと想像させるその噺の力に感激する。そしてこの方は容姿も非常に美しい。ピンっとした綺麗な姿勢で折り目正しく高座に座り、深々とお辞儀をし、膝の上にキチンと置かれた両手の美しさにも惚れ惚れとさせられる。「行儀のよい」ことが日本人にとって最大の美徳だということを改めて教えてくれるのだ。落語のあとの懇親会では個人的にお話できる機会もいただいて、一緒に写真を撮ってもらったり、贅沢な夜を過ごした。

1 comment:

  1. Anonymous7/13/2011

    ああ、いいねぇ。
    柳家一門では小三治さんが好きで追っかけてます。
    落語の良さがわかる年齢になって楽しいね。

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