Tuesday, January 28, 2014

氷のレイクフロント

自宅待機勧告中なんだけれど、まぶしいくらいの青空に誘われてこっそり外出。全身重装備してレイクフロントに行ってみる。気温はマイナス20℃。風が吹いたら体感温度はマイナス30℃を下回る! 湖畔のトレイルにはさすがに誰も人がいなくて、ひとりでさくさく歩いていたら、パトロール中のおまわりさんに遭遇。帰りなさいって注意されるかと思ったけれど、にっこり笑って行き過ぎてくれた。真っ青な空と凍り付いたウォーターフロント、凍土のビーチ。こんなキレイな冬もあるのだ。それにしても寒〜い。手袋してても手の感覚がなくなって、アタマの芯が痛くなる。シベリアよりも寒いんだって!

氷り付いたブイがにょきにょきと並ぶビーチフロント
冬の温泉のように湖面からは蒸気が上がる
巨大な氷りの塊が山積するピアの向こうにシカゴのスカイライン
都市の動脈、ハイウェイはノープロブレム。
さすがは冬に強いシカゴだ
厳寒の日の孤高のジョガー
孤高のクロスカントリー? 移動してるだけなのかも....
ベルモント・ハーバーも巨大なスケートリンクと化して....
お出かけはこんな装備

Monday, January 27, 2014

大寒波ふたたび

年が明けてこの冬2度目の大寒波到来。現在気温はマイナス20℃で、明日は最高気温でもマイナス15℃までにしか上がらないとの予想。ウチの会社も今日は午後から緊急休業になりスタッフには明日は自宅待機勧告が出て、市内の学校や公共施設も閉鎖、ふたたび都市機能が麻痺している。なんて冬なんだ、今年は! 1月も最後の週に入って少しずつ日も長くなっているけれど、まだまだ厳しい冬は続きそう。すっかりChiberiaのあだ名が根付いたシカゴである。

オフィスから見た今朝のミシガン湖。
氷が張った水面から蒸気が上がるという、なかなか見ることのできない
この現象は、気温が水温よりずっと低い証拠。
お天気はいいけれど、冷凍庫の中を歩くより寒いのだ

Friday, January 24, 2014

EATALYふたたび

というわけで、再チャレンジのEATALY。平日の夜とあってさすがに1時間半待ちはなかったけれど、それでもフードコートは30分から45分待ち。まぁそれくらいならってことで、ウェイティング・リストに名前を入れてもらう。席が空いたら携帯電話にテキストを送ってくれるという初めて体験するこのシステムは、並んで待たなくていいからちょっとだけ気持ちがラク。お店にとっては、そのために新しいシステムを導入しなくていいし、待ち時間を店内でふらふらと過ごしてもらえばその間にお金も使ってもらえる。玉川高島屋の美登利寿司もこうすればいいのにって、ちょっと思ったり。

で、45分待ってやっとありついた食事のほうは….  まぁ、こんなもんですかね。フードコートにしては美味しいけれど、チップも要求するレストラン並みのお値段は、フードコートにしては高価すぎ。ま、話のタネってことで、ね。

ナポリ・スタイルのピッツァ・マルゲリータと
シーフードのパスタは美味しかったけれどもね
待ち時間のあいだにゲットした商品(の一部)
まんまと敵の思うツボにはまる、単純な消費者である

Wednesday, January 22, 2014

ネブラスカ

「あなたが選ばれました」というよくある古手のインチキ・マーケティングの手紙を鵜呑みにして、100万ドルの賞金をネブラスカ州のリンカーンまで貰いに行くと言ってゆずらない頑固者のボケた父親と、それを見かねて無駄骨とわかりつつ仕事を休んで仕方なく同伴する息子の、モンタナからネブラスカまでの旅を描くロードムービー『ネブラスカ』 旅の途中のハプニングの数々、そしてそれに絡む家族や故郷の人々との物語を通して、互いにうんざりして距離をおいて生きてきた父子が次第に心を通わせていく….というお決まりのシナリオで、そういう視点で見てもハートウォーミングでチャーミングな映画であるのだけれど、伏線として、ネブラスカという広大な田舎に潜むアメリカの無知と愚かさとおデブを辛辣に皮肉った映画とも言えて、そういう意味でも秀逸な作品である。「サイドウェイ」や「ディセンダンツ」を撮ったアレクサンダー・ペインが監督していると聞けば、ちょっとおかしくてどこか物哀しい辛口ヒューマンドラマってことで納得。お父さんを演じるブルース・ダーンは、「老い」をペーソス溢れる笑いに変えながら、観るものを優しい気持ちに導いてくれる素晴らしい演技。息子役のサタデーナイト・ライブのウィル・フォルテも、始終不機嫌な顔をしているのにちっとも憎めない、やっぱり一流のコメディー役者だ。そして、登場シーンからイヤなことばっかり言ってむかーっとさせられるんだけれど、途中からは大好きになって、最後にはめちゃくちゃラブリーになっちゃうっていう強烈なお母さんは、この映画の中ではワタシのイチ押しキャラ。ネブラスカの広大な風景とさびれた田舎町、そして時代に取り残された老人たちの姿が、全編を通すモノクロの映像になって、シンプルに心に染みる傑作であったのだ。



Sunday, January 19, 2014

EATALY

イタリア発の高級グルメスーパーマーケットのゴージャスなシカゴ1号店EATALY。11月のオープン当初、人が殺到しすぎて商品がなくなってしまい、営業を一旦停止して仕切り直して再オープンという、アメリカらしい見通しの甘さで話題をさらったのは記憶に新しい。こうまで話題になるとほおってはおけないと思いつつ、恐くて足を運べなかったのであるが、そろそろ落ち着いた頃かなと思って出かけてみたけど、甘い、甘かった! 日曜日の今日は….やっぱりすごい、すんごい混んでました。フードコートでお昼を食べようと思ってランチタイムを狙って行ったら、オーマイゴッド、1時間半待ちだって。ディズニーワールドじゃないんだから。スーパーのフードコートですよ、フードコート! ただただ圧倒されて、何も食べずに、やっとの思いで生ハムと生パスタだけゲットして帰って来た。お店はぴかぴかでステキだし、食材やらお総菜やら置いてある商品もみ〜んな魅力的なんだけど、なにしろ店内中どこもかしこも行列で…. 今度平日にまた来よっと。ワタクシも仕切り直しです。

オープンしたてのEataly。バレット・パーキングがある!
吹き抜けの明るい店内は新しくてぴっかぴか! 
まるでアミューズメント・パークのよう!
“Life is too short not to drink well”  充実のワイン売り場
席に着くのに1時間半待ちのフードコート
その場で手作りしている生パスタコーナー。
買って来て家で調理して食べたけど、美味しかった〜!

Saturday, January 18, 2014

Paulinho Garcia

ミリオンダラーのロカビリーからはうってかわって、こちらは正真正銘ワタシのお気に入りのジャンル、大好きなブラジリアン・ジャズ。シカゴ在住のギタリストPaulinho Garciaさんは、優しい歌声の弾き語りソロもいいのだけれど、今日はKaterina’sで、彼のバンドSound Minas Quartetを率いてのサンバ・ナイト。ギターに軽妙に絡み合うブラジル特有のパーカッションのリズム&サウンドが、Paulinhoさんのおだやかな歌声を引き立てて、周囲の空気がふんわりとするとっても心地よいライブ。きっちりとした技術に裏付けられているからこそ安心できる緩さって感じかな。時折立ち上がってはリズムに合わせて踊る人もいたりして、深夜のライブハウスはリラックスした大人のムードなのだ。

ところで、このPaulinho Garciaさん、新しいアルバムのプロモーションで、4月には日本にも行くそう。日本のみなさん要チェックです!

ギター以外はすべてパーカッション。
アコースティックなサウンドが心地よい
店内はすっかりブラジルムードなんだけれど、
窓から外を見ると、しんしんと雪の降り積もるシカゴの1月

犬ネコ病院

今日は年に1度のネコの定期健康診断。家を一歩も出ることのない2匹のネコが年に1度だけ外界の空気を吸うこの日、ウチは朝から大騒動である。2匹のネコをキャリアに入れるだけで大変な闘いが繰り広げられ、わたしは腕や背中に数カ所のひっかき傷を作ることになり、ネコは恐怖のあまりお漏らしをしてしまうこともある。やっとの思いでキャリアに入れて車で病院まで連れていくのだけれど、道中は泣きっぱなし。病院では見たこともないような大きな犬たちに囲まれて、恐怖による雄叫びのデュエットは最高潮に達し、待合室の人々の笑いを誘う。お世話になるのは、毎年ペットの誕生日にカードを送ってくれるBlum Animal Hospitalのドクター・ダン。我が家の非友好的なネコたちにいつも優しくていねいに接してくれる、とてもステキなおじいさん先生だ。動物好きの先生やスタッフ、ペットに愛情を注ぐ飼い主たちの微笑ましい会話が交わされる動物病院は、温かい微笑みの溢れるなんともいえない心のなごむ場所。そんなわけで、ネコたちには迷惑な話だろうけれど、わたしにとってこのペット健康診断は、闘いをして傷を作ったとしても、結構楽しみにしている毎年の行事のひとつなのである。それにしても痛いのは、傷ではなくて診察代。14歳、人間年齢にすると72歳のネコ2匹の健康診断は、シニア向けの血液検査なども合わせると400ドル近くまでになってしまうのである。おネコさまと暮らすのもラクじゃないのだ。


Friday, January 17, 2014

ミリオン・ダラー・カルテット

5年越しで観たいと思っていた『ミリオン・ダラー・カルテット』 ブロードウェイの初演が2010年で、シカゴの初演はさらにその2年前。CTAの高架脇にあるアングラっぽい小さな劇場アポロシアターでロングランを続ける、この評判のいいミュージカルにやっと行って来た。

舞台は1956年のメンフィス。当時21歳、全米で大スターとなっていたエルビス・プレスリーが古巣の小さなレコーディング・スタジオにふらりと立ち寄ると、そこにはカール・パーキンス、ジェリー・リー・ルイス、ジョニー・キャッシュという、のちの大物ミュージシャンたちがたまたま集まっていて、のちに「ミリオン・ダラー・カルテット」と呼ばれて伝説となる一夜限りのジャムセッションが行われたという、実話に基づくお話。

いやいや、評判通り、良かったですよ〜。50年代のロックンロールとかロカビリーとか、今も昔もワタシの中には全然存在しないジャンルの音楽なんだけれど、目の前でぎんぎんのリーゼントのお兄ちゃんたちが、きんきんのテンションでロックを奏でるその姿は、かなりのタイムトリップ感覚。比較的年配の人が多い客席も大いに盛り上がっていて、きっと当時はこんなんだったんだろうなぁ。で、このロックンロールの四天王を演じる役者さんたちがまたスゴい。全員がその役になりきって、でも単なる物まねではなく、歌も楽器も曲芸的にめちゃくちゃ上手いのだ。特にジェリー・リー・ルイスを演じたランス・リピンスキー。そんなにしたらピアノ壊れちゃうよ〜ってなくらい、激しく楽しく豪快な弾きっぷり。まだ24歳だというから、これからが楽しみだ。こんなアングラみたいな劇場にこんな逸材がいるのだから、アメリカって本当に人材が豊富というか、層が厚いんだと思う。南部訛りのセリフが難しくて会話のディテールはよくわからなかったけれど、音楽がホントにかっこいいので、細かいことは抜きでも大いに楽しめる。最後は総立ちのコンサート状態になっちゃうし。あと、この劇場、客席にドリンク持ち込み可! そんな緩さもいいのよね〜!

開演前。すり鉢状のシアターの真ん中は、
舞台となるレコーディング・スタジオのセット。
上演中は写真は撮れないのですよ〜
メンフィスの小さなレコード会社サンレコードのオーナーで
4人の育ての親でもあるサム・フィリップスが
当日密かに録音したこのジャムセッションが、のちに発見され、
「ミリオン・ダラー・カルテット」として発表されたのは
なんと1980年代になってしまうのだそう


Wednesday, January 15, 2014

チアシード

今流行中のパワーフード、チアシード。南米で栽培されるチアというシソ科の植物の、直径1ミリほどのゴマ粒ようなこの種は、カロリーゼロ! 水分を吸収してお腹の中で10倍に膨れるとかで、満腹感を持続させ、ダイエットに効果的だと注目されている。そしてそれだけじゃなくて、アミノ酸、オメガ3、食物繊維、カルシウム、マグネシウムなどカラダに良さそうな成分が目白押しで、腸内デトックスや便秘解消の助けにもなるという、なんともミラクルな食品なのだ。そうと聞けばさっそく購入。ヨーグルトなどに混ぜて食べてみる。無味無臭なので何に混ぜても食べやすく、ミニタピオカみたいな食感とプチプチ感がいい感じかも。暗示にかかりやすいワタクシではあるが、うん、なんか効くような気がするぞ。清水ミチコさんも買ってます ↓

トレジョのチアシードと、左はチアシード入りのプディング

Monday, January 13, 2014

ノー・パンツ・サブウェイ・ライド

ノー・パンツ・サブウェイ・ライド!? ズボンやスカートをはかずに下着のパンツ姿で地下鉄に乗るという、集団でのユニークないたずらが、きのうの日曜日に発生した。ニューヨークの街角即興パフォーマンス集団Improv Everywhereが2002年に始めたこのイベントは、その後、毎年冬のとある一日に行われて今年で13回目。今や世界中に広まって、今年は25か国60の都市で一斉に行われたのだそう。社会的な訴えやメッセージを発信する意図は全くなくて、単純にバカやって笑いましょうっていうコンセプト。真冬の一日、冬のコートに身を包み、手袋や帽子でしっかり防寒しても、ズボンだけははかずに下半身は下着のままという、非常にバカげた格好をするのがルール。ここシカゴでは、おばちゃんっぽいパンツや、ボクサーショーツ、ボーイズカットのパンツなど、味はあるけどセクシーじゃない下着が推奨されたんだそう。参加者はレッドラインのロヨラ駅に集合し、一斉に電車に乗って下半身下着姿になり、その後振り分けられたグループごとに各駅で降り、次に来た電車に下着姿のまま乗車して、最終的にルーズベルト駅で再び合流という流れだったらしい。シカゴの参加者数は発表されていないけれど、ニューヨークでは4000人だったというから、みんなやっぱり冬場は退屈してるんだね〜 ちなみにワタシは参加していませんよ。でもちょっと見てみたかったかも。

↓ 写真をいくつか、Time Out Chicago Blogからお借りしました。Photo: Max Herman