Monday, January 6, 2014

Chiberia

土曜日から30時間降り続いて、シカゴに30センチ以上の積雪を残した雪が止み、今朝はまぶしい青空が広がった。太陽の光を浴びてきらきらとダイアモンドダストが輝く今日の気温は、なんとマイナス25℃(-16°F)。今日この時点におけるこの気温は南極点より低いんだってさ。今までの記録に残るシカゴの最も寒かった日は1985年の-27°Fだそうで、今回はそれに次ぐ30年来の寒さである。ウィンドチルと呼ばれる、風の影響で低下する体感温度はさらに下がって、マイナス40℃! Life-Threatening Cold(生命に危険を及ぼすほどの寒さ)ということで、市内の学校や公共施設はこぞって閉鎖、ウチのオフィスも緊急休業になっちゃった。はりきって仕事始めを迎えるつもりの今年最初の月曜日が、すっかり出鼻をくじかれてしまったのだ。これが2014年を象徴する出来事にならないことを祈るけれど。

ところで表題の「Chiberia」とは、今回のこの極限的な天候から生まれた造語で「Chicago」と「Siberia(シベリア)」をくっつけたもの。またひとつ、お茶目なニックネームのついたシカゴです。


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