Sunday, April 29, 2012

タイ仏教寺院

バンコクに行ったらMust-seeとされる、ワット・ポーとワット・プラケオに行った。気の遠くなるくらいたくさんの細かい装飾に彩られた壮大な寺院の数々。タイという国の信心深さの象徴は、確かに必見だ。お寺の床に裸足でぺたりと座り、祭壇の高いところに鎮座する小さなエメラルド・ブッダを見つめると、暑くて雑多で淀んだ空気の都会のストレスでぼろぼろになってしまいそうな心を静かにおだやかにしてくれる、そんな魔法にかけられているような気持ちになる。日本の仏教は大乗仏教、タイの仏教は小乗仏教。いろんな難しいことを省いてものすご〜く簡単に言ってしまうと、大乗仏教はお念仏を唱えてさえいればみんな極楽浄土に行ける、小乗仏教は徳を積めば積むほど来世は高貴に生まれ変わる、というもの。それにしても勤勉と言われる日本人が簡単に極楽浄土を願い、全く時間を守らない基本テキトーなタイ人がコツコツ徳を積むって、いったいどういうこと!?

仏教僧のオレンジ色のガウンが映える
ワット・ポーの境内。
ワット・ポー内、
巨大なリクライニング・ブッダ。 
エメラルド・ブッダが鎮座する
ワット・プラケオ内エメラルド寺院。内部は撮影禁止

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