Tuesday, November 19, 2013

年末に向けて

日本でいう歳末助け合い? 街角にSalvation Army(救世軍)のチリンチリンという鈴の音が聞こえ始めると、ああ、年の瀬だぁと思う。↓ 今日のエバンストンのダウンタウン。Salvation Armyの社会鍋が立ち、いつの間にかファウンテン・スクエアにももみの木が設置され、街灯の電柱にはクリスマスのリースを取り付ける作業が。来週はサンクスギビング。あぁ今年もあと残すところひと月余りですね。早いなぁ。

チリンチリンと鈴を鳴らして募金を呼びかけるサル・アミのおじさん
この大きさでこんなにきれいに左右対称なもみの木を
毎年よく見つけてくるなぁと感心。
しかも噴水のプールにいつもぴったりはまるのさ
リース設置の作業も見てるとけっこうハードです。
作業員のみなさん、おつかれさま!

Sunday, November 17, 2013

『The Book Thief』

『The Book Thief』という映画を観た。原作は世界的にベストセラーになった本だということ。邦題は『本泥棒』 ナチス政権下のドイツの小さな田舎町を舞台に、里子に出された読み書きのできない少女が、ふとしたことから盗んだ本「墓堀人のガイド」をきっかけに読み書きを覚え、養父母と一家が地下にかくまったユダヤ人青年や、町の人々との暖かい交流の中で、複雑な時代を生き、成長していく物語。最後の30分はずっと泣きっぱなしになってしまった悲し〜いお話だけれど、不思議と後味はあったかい。登場人物が全員魅力的だからかな。

この時期封切りの映画は大抵が年明けの賞狙い。この映画もきっとそうだ。アカデミーが好きなナチスものでもあるしね。『シンドラーのリスト』や『ピアニスト』に比べると政治描写はやや安全な感じもするけれど、「The Book Thief」というタイトルは、主人公の少女が本を読みたいがために本泥棒を繰り返したことと、ナチスが思想弾圧のために行った焚書への抗議というふたつの意味があるんじゃないかな。焼け残りの本を盗むシーンも出て来るし。戦渦の時代に翻弄された普通の人々の小さな幸せと悲しい犠牲をあたたかく描きながら、そこにしっかりと反戦メッセージが込められている秀逸な作品である。これからのクリスマスシーズンにお薦め。お父さんの奏でるアコーディオンもとてもステキです!



Saturday, November 16, 2013

屋外床暖房

お財布と相談した結果、ここには住めないと諦めたリンカーンパーク。10年前も今も変わらず、シカゴのノースサイドでは高級住宅街のひとつである。そこに今建設中のこの建物。おそらく億ションであることは間違いないけれど、驚くべきは建物を取り囲む舗道に巡らされた床暖房。建物に導入されているジオサーマルと呼ばれる地熱暖房システムで作り出される温水を、屋外に延ばしたパイプにも通すことによって、舗道を温めるのだそう。降った雪はその場で溶けるので、つまりこのマンションを買えば、雪かきフリーな冬! 高速道路などで冬場の凍結防止のために地熱を利用するという話は聞いたことがあるけれど、住宅地での利用というのはあまり聞いたことがなかったので、これは画期的かもしれない。ただし、価格がもう少し下がらないと、一般的に普及するようにはならないだろうとのことなんだな。今週のはじめには初雪が降ったシカゴ。物置からスノーシャベルを引っ張り出し、家の表と裏の所定の位置に設置して、来たるべき厳しい季節に備える庶民のワタクシなのである。

リンカーンパークの角地に建つ億ション。舗道は雪かきフリー!
一部、まだコンクリートのカバーが完成していない部分がありました。
このオレンジのパイプが’舗道を温めるというわけだ

Friday, November 15, 2013

予防注射

今週はずっと、ホントに寒かったのよ。で、会社ではまわりの席からゴホゴホ、シュンシュン。やっぱり来たか……インフルエンザの季節です。毎年薬局が会社に出張して来てくれる集団予防接種を受けているのだけれど、10月のその日に今年は予定が合わなくて参加できず、ずるずる延ばしてしまっていたのだった。そして病人続出の今日に至り、駅前ウォルグリーンの薬局にて会社帰りの駆け込み接種〜。アポなしでも待ち時間なし。保険もきくから一銭も払うことなく、会社で受けるのとおんなじくらいあっという間でカンタンだった! これで一安心、かな? この冬もインフル・フリーで越えられるといいけれど。↓ 今年は去年より写真も上手に撮れました(笑)


Wednesday, November 13, 2013

ウィリスタワー vs ワン・ワールドトレードセンター

シカゴを代表する建築物のひとつ、ウィリスタワー(元の名をシアーズタワー)が1973年から40年間保持していた、「北米でいちばん高いビル」のタイトルを、来年早々にオープンするニューヨークのワン・ワールドトレードセンターに譲ることになった。

高さの計算は、尖塔部分のツノを建築物の一部とするかしないかでかなり揉めていて、多くの人が注目する中、どっちが高いかの結論がきのう発表された。尖塔部分のツノがスパイアと呼ばれる建築構造ならば建物に含み、それがただのアンテナなら建物以外と判断されるそう。実際のところワン・ワールドトレードセンターのツノはアンテナなのだけれど、911の追悼モニュメントとして「復活するアメリカ」の意味が込められた赤白青のLEDによるライトアップと、ツノを含めば高さ1776フィートになるその1776という数字がアメリカ独立宣言の1776年にかかっているという象徴性から、スパイアであると判断され、この1776フィート(540メートル)のワン・ワールドトレードセンターが、アンテナを除いて1450フィート(443メートル)のウィリスタワーを押さえて、堂々の北米最高峰になったというわけだ。

ちなみに、ツノ部分を建物の一部と見なさなければワン・ワールドトレードセンターは1368フィート(417メートル)。シカゴとしては惜しかった! エマニュエル市長は「だってアンテナじゃ〜ん!!! ウィリスタワーは最上階から素晴らしい街の景色を見渡せるんだよ。アンテナのてっぺんに上れるもんなら上ってみぃっ!」と最後まで抵抗してたらしいけれど、「わたしたちは高さを競ったりするつもりはありません。世界のエリート高層ビル・クラブにようこそ。アメリカの復活を象徴する見事な建築に魅せられていますよ」とはさすが先輩、ウィリスタワーのコメント。実はワタクシ、ウィリスタワーになってからこの展望台には一度も上ったことがないのよね。やっぱり一度行かなきゃなぁ….

左がワン・ワールドトレードセンターのスパイア
右がウィリスタワーのアンテナ
(写真はWGN Newsのビデオクリップより)

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Monday, November 11, 2013

ベテランズ・デー

11月11日は、ベテランズ・デー。アメリカでは「ベテラン」と呼ばれる退役軍人さんたちに、敬意と感謝を表する祝日なのだ。といっても銀行やお役所を除くほとんどの会社や学校は通常通りに業務や授業が行われているし、アメリカ軍には縁もゆかりもないワタシたちのような外国人にはあまり関係のない祝日ではあるのだけれど。各地で退役軍人のパレードとか記念式典のような催しが行われているのか、外から時々ボンっ、ボンっという砲声のような音が聞こえてきて、なんかちょっと物騒。当たり前だけど、日本では軍人を讃えるようなお祝いはできませんよね。戦争とか軍人を讃えるとかいうような文化のない教育を受けたワタシたち世代の日本人には、お祝いに空砲をぶっ放すということさえなんとなく抵抗を感じてしまうのかも。自分の国や家族を守ろうと命をかけて働いた一介の兵隊さんたちは、アメリカであろうと日本であろうと何の違いもないのだけれどね。そんなことを毎年ちょこっと考える、ベテランズ・デーなのである。

↓ 大好きジェイクの「Star Spangled Banner」リグリー・フィールドでの映像。バックはジミー・バフェット・バンド。ナイスです!



Saturday, November 9, 2013

Chicago Perfect 10

シカゴは晩秋。最後の紅葉がピークを迎えて、今週はいちばんきれいな時なんだって。色づいた木々の葉が嵐のように降ってくる中、今日はChicago Perfect 10という10マイルレースを走った。ネイビー・ピアを朝7時45分に出発、湖沿いを南へ31st Streetまで走って折り返し。風は冷たく空気はシャープ。色とりどりに染まった街路樹が、抜けるように晴れ渡った空と湖のブルーに鮮やかに映える最高の秋晴れだった。こんな美しいお天気の中を気持ちよく走ることができる時間と健康とエネルギーに感謝感謝!

水族館のところからネイビーピアを望む。
水辺に沿ってこの道をず〜っと走りました
グラント・パークの紅葉
スタート・フィニッシュ・ラインはネイビーピアの突端

Wednesday, November 6, 2013

同性結婚

きのうの午後の州議会で同性の婚姻を認める法案が多数決で可決され、イリノイ州が男同士または女同士でも結婚できる全米で15番目の州になることになった。このあと州知事が可決法案にサインをするのを待って、正式に法律として施行されるのだそうだ。そんなわけで、ゆうべはワタシの住むシカゴのボーイズタウンは祝杯ムード。イリノイで認められていなかったために他州に行って結婚して来たというカップルもワタシの友人の中には何組かいるのだけれど、長い間一緒に暮らしながら結婚と同等の権利を得られていなかった「夫婦」も、これからは法律の下で正式な家族になれるというわけだ。シカゴ出身のオバマ大統領は、イリノイ州に住む強い絆で結ばれたすべてのカップルの愛が、自分とミシェル夫人のそれと同じように合法であり、夫婦としての権利が法の下に同等で公正になったことを心から喜んでいるとコメントしている。ボーイズタウンを代表するバーのひとつSide Trackには、ゆうべはエマニュエル・シカゴ市長も祝福に駆けつけたそう。これからこの街では、たくさんの同性ウエディング・パーティが行われることになるのだろう。そんなハッピーなボーイズタウン・カップルを見かけたら、またここでレポートしますね ❤

Side Track正面には法案可決を知らせる大きな垂れ幕
祝杯をあげる人々
もちろん女性同士も!

↑ 写真はすべてwww.dnainfo.com (Getty Images/Scott Olson) より。ゆうべは夜の街に繰り出さなかったので祝杯の様子は直には見られなかったのだ….

Monday, November 4, 2013

ポリオ・ウォーク

シカゴに移って来た当初から、仕事でずっとそのキャンペーンのプロモーションに深く関わっているポリオ撲滅運動。このポリオ(脊髄性小児麻痺)というウィルス性の恐ろしい病気は、現在のところアフガニスタン、パキスタンとアフリカの一部を残して全世界から99パーセント消滅しているのだけれど、残り1パーセントを消し去るための最後のひと押しの支援金集めキャンペーンが今まさに進行中。今日はその啓発と推進のために、スタッフみんなでエバンストンの街を歩いた。晩秋の冷たい空気の中、落ち葉を踏みしめての1.1マイル。いいことをしているっていう気持ちは人を優しく見せるのね、みんないい笑顔。この笑顔が、世界の子どもたちから苦しみをひとつなくす力になりますように! 

エバンストンは秋まっさかり。冷んやりとした空気が気持ちいい
今回のウォークのスポンサーでもあるYMCAの前でYのスタッフとともに

Saturday, November 2, 2013

Antique Taco

最近のマイブームはフィッシュ・タコ。ここWicker ParkのAntique Tacoはメキシコのストリート・フードが楽しめる店で、ファースト・フード感覚でレストラン・クオリティの食事ができて、Chipotleのアップグレード版みたいな感じ。「アンティーク」な雰囲気を出した食器やナプキン、家具や内装のデコレーションもかわいい。そしてお目当てのフィッシュタコ。ここのはさくっと揚げた白身のお魚がゴロンと入ってボリュームたっぷり、美味しい。生のオレンジをじゃんじゃん搾って作っているマルガリータもちょっと飲んでみたかったけれど、昼間だったし自転車だったしで、次回のお楽しみ!

お目当てのフィッシュ・タコ。ボリュームたっぷり
こちらはバーベキュー・ポークにカリカリ・ベーコン
定番のチップス&ワカモーレ
土曜の午後のWicker Parkの若者でにぎわう店内