Tuesday, January 19, 2016

ナオキ・スシ

リンカーンパークに、50席のこじんまりとした寿司レストランNaoki Sushiがオープンする。ヘッドシェフ&店長さんは、我らが親友尚ちゃん! LEYEでず〜っとコーポレート・シェフとしてShau’s Crab HouseやTokio Pubの寿司バーをリードしてきた彼が、いよいよ自分の名前の付いた店を任される。ここに来るまでいろんな苦労話を聞いてきた友人としては、もう嬉しくてうるうるである。

で、今日はオープンにさきがけ、プラクティス・ディナーというものに招待された。普段と全く同じメニューと設定でお客さんを入れて、予定通りに事が運ぶかをテストするお店の予行演習のようなもの。練習にふさわしく、お客さんひとりひとりにアンケート用紙が配られて、オーダーした料理1点1点に対して味やサービスの仕方など、様々な観点からの評価の記入を求められる。ほぼ満員のレストランで、寿司バーの真ん中に立って料理を用意し、スタッフに指示を与え、お客さんのおもてなしもする尚ちゃん。かっこよかったよぉ。正式オープンは明日。成功するといいね。また行くからね!

寿司バーのカウンターの向こうで忙しく働くシェフたち
1/2ロブスターのポンズと唐辛子バター
目にもキレイな帆立のお刺身。
50席のこじんまりとした店内は活気があって
いい感じに盛り上がっていました!

フリーハンド・シカゴ

ダウンタウンの一等地オハイオ・ストリートにそこだけ捨てられたように残っていた「東京ホテル&銀座レストラン」が「Freehand Chicago」という若者向けのヒップなホステルに生まれ変わったのは半年ほど前。機会があって中を見せてもらうことになった。怪しげで近寄りがたい雰囲気もあった「東京ホテル」が、実はこんなに広くてクラシックな雰囲気だったとは。ホテルの建築的な構造は全く変えずに、インテリアだけをモダンに改装したとのこと。言われてみてよーく見ると、うん、確かにいろいろなものが古いままだ。デザイナー泣かせのプロジェクトだったには違いないけれど、古いものをアーティスティックでモダンに見せる工夫があちこちにあり、人気の出そうなおしゃれなホテルになった。二段ベッドのドミトリータイプの部屋をたくさん用意して価格をおさえ、ターゲットは若者。値段が高いばかりのホテルがたくさんあるダウンタウンにあって、これは使えるのだ。地下に向かう階段周辺には、ちょっとだけ「銀座レストラン」の面影を偲ばせる「におい」が。時代とともに変わりゆく街の景色の中で、古くからシカゴを知る日本人が、ふとノスタルジアを感じる空気がまだそこにある。

以前はこんな感じだった。
閉店して久しい「銀座レストラン」には
1回だけ行ったことがあったけれど....
それがこんな感じに生まれ変わった。
「TOKYO HOTEL」の看板をデザインの一部に残しているのが面白い
ペントハウス・スイートのリビング。レトロモダンないい感じ
2段ベッドがふたつあるドミトリータイプの部屋。
グループで部屋をリザーブするプライベート・ルームと
ベッドだけをリザーブするシェア・ルームの2オプションある
ドアや床、柱などは東京ホテルの時のままだそう
1階ロビー脇のカフェ&バー。
お酒もコーヒーも今風でおっされ〜
ラウンジも居心地良さげでしょ
エレベーターホールのこの階段脇を通る時に
ふと「銀座レストラン」の残り香が....

Saturday, January 16, 2016

点て初め

シカゴには茶道裏千家公認の茶の湯の先生が3人いらっしゃる。そしてその3人の先生に学ぶ門下の弟子たちが集まって、北米各都市にあるアソシエーションの ひとつ、シカゴ支部を作っている。今日はそのアソシエーションの新年の集まり「点て初めの会」に参加してきた。郊外アーリントンハイツの図書館の会議室に 畳を運び入れ、床の間までセットしたすべて手作りのお茶会。一同で薄茶をいただき、新年のご挨拶。春にはほど遠いシカゴだけれど、初春のお茶と着物で華やかな女性たちに囲まれて春の気分になった。今年はもう少し真面目に勉強しよっと。

図書館の会議室に畳を持ち込んで、上手にお茶室ができました
床の間も手作り。
柳はシカゴ・ボタニック・ガーデンからの寄附
新年のお供えと香炉
お点前は、お仲間のOmarさん
新年のお道具たち。
足の不自由なOmarさんのために、
今年はテーブルスタイル
ごぼうと白味噌の花びら餅。
明治以降、裏千家伝統の新年のお菓子。
こちらも手作りです
点てだしする女性たちの和服姿が華やか
お茶会のあとに出た食事。「懐石」にはほど遠いけれど、
アメリカだと思えばなかなかでしょ。
このボリュームはやっぱりアメリカ

Tuesday, January 12, 2016

デイヴィッド・ボウイ

英国グラムロックのスター、デイヴィッド・ボウイさんが、ガンとの闘病の末に69歳にしてお亡くなりになった。ワタシのまわりにもたくさんのファンがいて、泣いている人なんかも見かけちゃったりすると、人ごととは思えなくなってきた。ワタシ自身は特にファンだったわけではないのだけれど、1年ちょっと前にシカゴのMCAで開催されていたデイヴィッド・ボウイ回顧展「デイヴィッド・ボウイ・イズ」の、見応えたっぷりの展示内容に圧倒された記憶がまだ新しいので、あ〜あ、亡くなっちゃんだ〜という残念な気持ちでいっぱいである。1年前の回顧展に関するポストはコチラ。ファンでなくとも往年の大スターを知る機会となるとってもいいエキジビションだった。芸歴50年、常にオリジナルで底知れぬクリエイティビティの持ち主だった。ニューアルバムを出したばかり、「David Bowie Is」ってことでまだまだバリバリの現役だったのに、「David Bowie Was」になってしまった。R.I.P. ご冥福をお祈りします。

去年の回顧展の写真をもう一度、貼っておきますね ↓

MCAの正面には大きなデイヴィッド・ボウイの看板
正面階段もボウイ仕様のオレンジのストライプ
時間制入場の行列のために作られたスペースも、
平日の夜はガラガラだった。ラッキー!
会場内はすべて撮影禁止。コレはおみやげやさん。
ボウイ・グッズがたくさん!

↓ コチラ、オープン初日に行われたフラッシュモブ。かっこいいボウイとかっこよくない(笑)ボウイが入り混じっております。




Monday, January 11, 2016

久しぶりのChi-beria

暖冬だ、暖冬だ、と言っていた夢のような日々は過ぎ去り、今シーズンでいちばんの冷え込みになっているシカゴ。摂氏マイナス16℃! さむ〜。そしてこんなリストが用意されるのもシカゴ。市が指定する避寒シェルター。 ホントに、生命に危険が及ぶほどの寒さなので、油断しては、いけない、いけない。


Sunday, January 10, 2016

由紀さおり&安田祥子

1年で一番多くのニッポン人を目にする日。それがシカゴ日本商工会議所(JCCC)の新年会である。今年はいつもよりちょっと少なかったらしいけれど、それでも900人近くの在シカゴ・ニッポン人が、シャンバーグのホテルに大集合。普段の生活ではごく限られた友人とたまに一緒に食事をしたりする程度しか日本人とのつきあいのないワタシにとっては、こんなに日本人がいることが驚き。シカゴ日本商工会議所は、500以上のシカゴ進出日系企業が会員になっているそうで、この地域経済団体も今年で創立50周年。日米の相互理解とビジネス交流の促進のために努力してきた多くの先輩たちのおかげで、今日この場所にこんなに多くの日本人が楽しく集まれるというわけなのだ。

いつもこの新年会で楽しみなのは食事のあとのショータイム。今年日本から来てくれたスペシャルゲストは、歌手の由紀さおりさんと安田祥子さん姉妹。会の趣旨や集まった観客の性質をよく理解したトーク、笑わせどころと泣かせどころの完璧なバランス、そして言わずと知れた素晴らしい歌の数々。日本の懐かしい童謡やヒットソングを美しいハーモニーでたっぷりと聞かせ、会場からのリクエストを受けてその場で歌うコーナーでは、小さな子どもや、昔由紀さおりの大ファンだったという年配の人まで、幅広い層からさまざまなリクエストが寄せられて、会場は大いに盛り上がった。

新年会がすべて終わったあとにたまたま歩いていたホテルの通路で、仕事のあとのくつろいだ服装に着替えた姉妹に遭遇し、握手をしてもらえるというラッキーなハプニングもあり、今年は幸先がいいかも!

会の前座はシカゴ沖縄県人会による太鼓のパフォーマンス
こちらも沖縄県人会による三味線と唄。
この人たちも日本からわざわざ来たのかと思わせるくらい、
アマチュアのサークル活動の発表の場とは思えない
ハイレベルなパフォーマンス
お食事も美味しかったです
由紀さおりさん。
こんなに近くまで来て歌ってくれました!
シカゴ日本人学校の子どもたちと「ふるさと」
由紀さおり&安田祥子と一緒に歌ったなんて、
子どもたちにとってシカゴのいい思い出になるね
会の最後は、新年会実行委員会の役員の人たちによる
復興支援ソング「花は咲く」の大合唱
今年は震災から5年だそうで、
JCCCでも様々な追悼イベントが企画されているそう

Thursday, January 7, 2016

リグリーフィールド

我が住宅街のシンボル、リグリーフィールドが、ただ今歴史的大改築の真っ最中である。全米で最も美しいとされ、ボストンのフェンウェイ・パークに次いで2番目に古い球場が、その有名な伝統的ファサードを残しつつ、コンコースを拡張し、トイレや飲食施設、売店などを整備し、最新のテクノロジーを取り入れて、21世紀仕様に生まれ変わる予定。この改築に伴い、球場周辺にも新しいホテルや駐車場施設が出来たり、ショッピングモールが出来たりと、地域全体がより活性化するとされている。問題は…. 間に合うのか、開幕に!? そういえば去年も外野席のスタンドの改築工事が途中のままで開幕したんだったっけ。あぁ、カブズ…. がんばってもらいたいものです。


Monday, January 4, 2016

2016年

アメリカには「松の内」とか「三が日」とかいうものはないので、普通は元日のNew Years Dayの祝日が明けたら翌日からは普通にお仕事。ただ今年は、元日が金曜日、2日と3日が土日に重なったために、年が明けてから3日間お休みとなり、なんとなくお正月気分が盛り上がったのだ。それでも月曜日に出社すれば、会社はいつもと同じ。特に新年の挨拶などというものもなく、いたって当たり前の新しい週である。街もいつもと変わらぬ風景。もう誰も見向きもしないシーズンが終わったホリデー・デコレーションが、悲しげに後片付けを待っていて、なんとなくアメリカの行き過ぎた商業主義を象徴しているようにも見える。2016年には大統領選挙も控えているアメリカ。さて、どんな年になるでしょうか。

今年初めのオフィスの外の風景。
1月になって少しずつだけれど日が長くなって来た!

Friday, January 1, 2016

初詣

シカゴに住み始めて13年、初めて仏教寺院の初詣に出かけてみた。去年あるご縁でお知り合いになったミヤムラ住職が執り行う新年の礼拝は、オールドタウンにある浄土真宗、中西部仏教会にて。住職による短くわかりやすい新年のお説教と読経、そして参拝者全員がお線香をあげる。戦後、日系人収容キャンプを後にし、シカゴを再出発の地と選んだ人々がこの地域に集まり、1950年に前身となる仏教信者の施設が出来、その後、このお寺が現在の形になったのが1971年。日系1世2世の人々はもうほとんどいなくなり、今では日本語での礼拝もなくなってしまったそうだけれど、このお寺の本堂に入ると、故郷の文化と伝統を後世に引き継ぎながら、日本人コミュニティを築く努力をした1世2世の人たちの心意気が伝わってくる。

2015年、世界にはたくさんのテロや紛争があった。多くの尊い命が犠牲になり、祖国を追われ行き場を失った人たちが、悲しい人種差別の標的になった。かつて敵国人と言われ、人種差別の逆風に立ち向かいながら、こんなに立派なお寺を後世に残した日本人の先輩たちに思いを馳せて、世界の平和を心から願う新年の幕開けなのだ。

ミヤムラ住職による新年のお説教
参拝者ひとりひとり仏前に進み、お線香をあげる
礼拝の後、ふるまわれたお雑煮を参拝者みんなで食べる。
年末の餅つきとともに、
日系人コミュニティ(今では仏教人コミュニティ?)に長く続く、
心あたたかい伝統のしきたりのよう。
お餅3コ入りのアメリカサイズ!

あけましておめでとうございます

今年の冬は本当に暖冬で….と言っていた日々も夢のあと。しっかり寒い空気とともに2016年が明けました! ここ2年ほど年末年始を日本で過ごしていたので、ボーイスタウンでの年明けは3年振り。5・4・3・2・1のかけ声とともに「蛍の光」 そしてハッピー・ニュー・イヤーー!! 知ってる人も知らない人もシャンパンのグラスを重ね、誰彼かまわず抱き合って新しい年をお祝いする。あちこちで花火の音。ここには友人と過ごす幸福な年越しがある。

あけましておめでとうございます。今年もシカゴとその周辺の出来事をたくさん紹介しますね。