Friday, December 5, 2014

デイヴィッド・ボウイ・イズ

今で言うところのビジュアル系(今でもそう言う?)。 煌びやかなメイクで派手な演出のステージを見せるロックスター。坂本龍一と一緒に「戦場のメリークリスマス」に出てた人。この人に関してはそれくらいの知識しかなくて、最初はあんまり興味がなかったのだけれど、みんながAmazing! と言うのでとりあえずワタシも行ってみた。MCAで開催中のデイヴィッド・ボウイ回顧展「デイヴィッド・ボウイ・イズ」 オリジナルはロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館で、同館では史上最もチケットが入手困難な展覧会となり、来場鑑賞客は20万人を超えたのだとか。アメリカでの開催は唯一ここシカゴだけ。オープン初日にはMCA前の広場でボウイに扮した人々のフラッシュモブが行われたり、整理券を待つ人の長~い行列がテレビに映ったりと何かを話題をよんでいた。

感想は…. もう見応えた〜っぷり! レコード・ジャケットの原画や数多くのステージ衣装、出演映画のスチール、創作活動に使われたメモやストーリーボード、直筆歌詞やプライベートの写真に加えて興味深い私物の数々など、400を超える展示物。そしてライブやインタビュー画像などに見入っているうちにあっという間に2時間以上が過ぎちゃった。従来型のアナログ展示とオーディオビジュアルとの絶妙なバランスや、構成とデザインにもキュレーションのセンスのよさが光ってる。こういっちゃなんだけど、産業科学博物館でやってる「ディズニー・アーカイブ」なんかよりはずっと面白いよ。そんなに期待していなかったのに、2時間どっぷり見入ってしまった。運命が引き寄せたというボウイとの出会いを熱く語る山本寛斎さんの日本語インタビューや寛斎さんの実物ステージ衣装の数々も日本人としては素通りできない。

しかし、すごい人なんですね。芸歴50年。このグラムロックの美青年も来月には68歳だそうだけれど、「David Bowie Is」ってことでまだまだバリバリの現役。そして今でもとってもキレイだね~  ❤

混雑を覚悟して入場時間指定の前売り券を買って行ったけれど、オープンから2ヶ月がたった平日の夜はけっこうゆったり見れました。ファンなら絶対に見逃したくないし、ファンでなくとも往年の大スターを知る機会となるとってもいいエキジビション。1月4日が最終日とのことなので、見てない人はお早めに!

MCAの正面には大きなデイヴィッド・ボウイの看板
正面階段もボウイ仕様のオレンジのストライプ
時間制入場の行列のために作られたスペースも、
平日の夜はガラガラだった。ラッキー!
会場内はすべて撮影禁止。コレはおみやげやさん。
ボウイ・グッズがたくさん!

↓ コチラ、オープン初日に行われたフラッシュモブ。かっこいいボウイとかっこよくない(笑)ボウイが入り混じっております。




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