クリスマスまであとほぼ1週間。シカゴ市役所前デイリープラザでは、今年も賑やかにクリストキンドル・マーケットが開かれている。ドイツとアメリカの貿易と友好促進のために、シカゴ市とニュールンベルグ市がパートナーを組んで毎年開催しているオープン・マーケット。期間中には100万人以上が訪れるという人気のイベントである。クリスマスの飾りに彩られた赤白シマシマ屋根のテントがずらりと並ぶ広場は、アメリカの商業的な派手さが極力抑えられていて、なんだかヨーロッパの小都市の広場にいるよう。メイド・イン・チャイナに押され気味のクリスマス商品が多い中、ここに来ればマイスター気質の感じられるドイツ直輸入のオーナメント類が手に入るのも人気のヒミツかも。暖をとれるようにストーブのある避寒用テントも用意されているけれど、今のところ今年はとても過ごしやすい12月。野外のテーブルで談笑しながらスナックやホットワインをゆっくり余裕で楽しめちゃう。大きなツリーの下でクリスマス気分も高まって、心があったかくなるとってもキュートなイベントなのだ。
土日は観光客でおしくらまんじゅう状態だけれど、 平日は比較的ゆったり楽しめる。 都心のビルの谷間に出来たクリスマス・ビレッジでは、 仕事帰りに立ち寄って1杯、ってのもアリかも |
たくさん並んだドイツのビールマグ |
メイド・イン・ジャーマニーのクリスマス工芸製品たち |
ツリーのオーナメント類も、ちゃんとドイツ製 |
シカゴで最も古いジャーマン・ベーカリーのひとつDinkel'sのテント。 シュトーレンとかストゥルーデルとかポテト・パンケーキとか、 クラシックなドイツのアイテムがたくさん。 ホットチョコレートも! |
ドイツものなのかは?だけれど、 チョコレートでコーティングしたフルーツ・スティックも このお祭りの定番スナック |
キャラメルやスパイスをまぶしたナッツやポップコーン |
そしてスパイス入りのホットワイン。 その年のオリジナルデザインのカップで飲むのが、毎年のお楽しみ! |
通りの反対側から見た市役所前広場の全景。 クリスマスのお祭りなのに、大きなツリーと合わせて ユダヤ教ハヌカの燭台メノラーも設置するところが、シカゴらしい。 8日間続くハヌカの祝典は、今年は12月16日から |
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