Saturday, December 20, 2014

司太鼓

シカゴでは有名なジャズ・ベーシスト、タツ青木さんの率いるシカゴの和太鼓集団「司太鼓」のコンサートに行った。「Taiko Legacy」と題したこのコンサートをMCAで始めて今年で11年だそうだけれど、300席の会場は毎年ソールドアウトだというから素晴らしい。鼓童をはじめとして、和太鼓はアメリカではとても人気がある。ぴしっとスキのない清廉な見かけと、演奏のゆるぎない力強さに、ニッポンの美しさを感じるのかな。「司太鼓」のドラマーたちはほとんどがティーンエイジャーで、このコンサートはまぁお稽古の発表会と言えなくもないけれど、そんな子どもだましのレベルでは語れないほどの立派なステージは、お金を払っても見に来る価値あり。もちろん青木さんをはじめとする指導者の人たちの尽力の賜だけれど、それでもアメリカを感動させられるニッポンの伝統芸能を、10代の子どもたちが伝えているのだ。応援しないわけにはいかないでしょう。

ドラマーのほとんどはまだ10代の子どもたち
プロの舞踏家もパフォーマンスに参加
ゲストアーティストを交えて、こちらはちょっと大人のバージョン。
アメリカで見れば和太鼓だけでも充分エキゾチックだけれど、
そこにボンゴが入ってさらに不思議でおもしろい....

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