Friday, December 5, 2014

在外投票

短い告知に加えて、平日3日間だけというホントに短い期間しかやらない今回の衆議院選の在外選挙。会社早引きしてまで行って来た。アメリカ生活15年、今まで1度も国政選挙はミスってないので、もうこうなったら意地である。それでもワタクシの場合は市バスで簡単に行けるからいいけれど、シカゴ領事館の管轄にはオハイオとかカンザスとかも含まれるから、そういう遠方の人たちにはこういう急展開な選挙は大変。っていうかほとんど不可能だと思う。

相変わらず緊張する投票所。在外選挙人証とパスポートによる本人確認のあと、投票用紙請求書と投票用紙を日本に送付する封筒に選挙管理委員会の宛先を、役員の見ている目の前で書く。請求書と引き替えに投票用紙と投票用紙を入れる中封筒を貰い、やり方の説明を受けて投票ブースへ。ブースには日本全国の候補者を記載したファイルも用意されている。記入した投票用紙は小選挙区、比例代表とそれぞれ小さな封筒に入れて封をし、それらをさらにまた少し大きめの封筒に別々に入れて署名。それぞれ封をして、今度はふたつまとめて先ほど宛名を書いた封筒に入れて封をする。それを選挙立会人のところに持って行き、立会人の見ている目の前でもう一度外側の封筒に署名をし、さらにそこに立会人も署名をしてやっと終了。この一連の作業の間、ずらーっと並んだ10人くらいの役員の人たちに、一挙手一投足観察されているのだ。いつも大抵の場合は他にだれも投票に来ていないから、全員の視線を手元に背中に正面に、一身に浴びることになる。みなさん始終ニコニコしていて応対もなごやかでとても感じはいいのだけれど、居心地は非常に悪い。他にだれもいないし、こんな大がかりなシステムにいったいどれくらいの人が投票に来るのだろうかと、今回はちょっと聞いてみたら、今日は20人ほどみえましたとのこと。へぇ〜、けっこう来るんだ。やるじゃん、シカゴ圏の日本人。ノーと言わなきゃいけないことがいくつもあるからね、現政権には。

高級デパート・ニーマン・マーカスと同じビルにある日本国領事館
エレベーターホールに投票所の案内が。
セキュリティのおじさんに、
これは何と書いてあるの?と聞かれたけれど、
え〜、知らないでセキュリティやってるの!?
菊の御紋の日本国領事館。意外にフツーのオフィスですね
全国の候補者を記載したファイルが用意された投票ブース。
投票用紙と封筒への記入の仕方も目の前に書いてある。
投票だけは鉛筆なのはなんでなんだったけ!?
在外選挙は、投票用紙だけでなく
他にもいろいろと書き込むものがあります


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