今更あえて言うことでもないけれど、ファースト・フード店や映画館で売られているアメリカのドリンクの「ラージ」は超デカい。アメリカに来たばっかりの頃、暑い日に一日中あちこち駆けずり回ってこれ以上考えられないくらいにのどが渇いていたときに、今日なら絶対飲めると思ってコーラのラージを買って、もうこれ以上飲めないってくらいまで飲んで横からカップを見たら、1センチくらいしか減っていなかったってことがあったっけ。こんなものを小さい頃から日常的に飲んでるから太ってるんだよなぁ、アメリカ人は….。ってことで、市民の半数が肥満だという事実にアタマを悩ますニューヨークのブルームバーグ市長が打ち出した肥満対策。ニューヨーク市ではレストランや街頭スタンド、映画館やスタジアムなどで16オンス(約半リットル)以上の砂糖入りスーパーサイズ・ソフトドリンクが「販売禁止!」になるらしい。そして違反すると罰金200ドル! またしてもキャッシュ欲しさの苦肉の策かという気がしないでもないけれど、ヘルスケアのコストによる財政への圧迫も相当なもの。デブがいなくなれば医療費は半分ですむとも言われているアメリカ。個人の選択の自由を守ろうとする一方で、行政がそんなことまで決めなきゃならないなんて、相当来るとこまで来てるんだろうなぁとも思う。はたしてこの行政指導、デブ削減に一役買ってくれますでしょうか。それともドリンク業界とケンカになるだけ?
Thursday, May 31, 2012
Wednesday, May 30, 2012
手榴弾
ウチの数件先のアパートメント・ビルディングが今日ニュースになった。第2次大戦中の手榴弾が3コ、それもまだ使える状態のまま地下室で見つかったそうで、警察と消防が駆けつけ、回収する間両隣り合わせて3軒の住民が避難させられるというちょっとした騒ぎ。アパートメントのオーナーの亡くなったお父さんが第2次大戦中日本に駐留した兵隊さんで、戦後に戦利品として持ち帰ったものを、息子が大事にとっておいたらしい。物騒な話ではあるけれど、そんな歴史的なものがこんな普通の住宅の一室にまだ新品のまま残っていたなんて、ちょっとクールな感じもしなくはない。爆発物処理班が回収した手榴弾は安全な場所で専門家によって解体され、永遠に歴史の彼方に葬られるのだそうだ。それにしても、飛行機に乗るには体も所持品もX線を通して、ジャケットや靴まで脱いで身体検査される今の時代からは、考えられないおみやげが持ち帰られものだわね。
ストリート・スカベンジャー
日本だけだとは思うけれど、5月30日は「ごみゼロの日」だそう。そんなわけでゴミのことを考えながら歩いていたら出くわしたこの方。ストリート・スカベンジャーと呼ばれる種類の人だ。シカゴの住宅は一般的に表通りと、「アリー」と言われる裏通りに面していて、ゴミは普通アリーに出すと週に1回とか2回とかの割合で、ゴミ収集会社やシカゴ市のトラックがピックアップしてくれるシステムになっている。ところがそれとは別に、人の家から出たゴミを勝手に拾っていく私設ゴミ収集の人たちがいる。それがストリート・スカベンジャー。拾ったものは個人的に使うこともあるのだろうけれど、大抵はどっかの中古品売買業者に持って行く。ウチでもこの10年の間に、大型のものでは壊れたテレビやビデオデッキ、古くなって清掃不可と判断したべとべとのバーベキューグリル、小さいものでは履き古した靴などが、ストリート・スカベンジャーによってサルベージされている。リサイクル業者に持って行くと小銭になる空き缶や段ボールなども彼らの定番コレクション。ホームレスと紙一重で汚い人たちのようにも見えるけれど、この人たちが集めるゴミはかなりの量にのぼり、公式ではないにしても相当な割合で、エコ、しいては地球温暖化の緩和に貢献していると思われる。スーパーから勝手に持って来ちゃったカートをずるずると引きずりながらアリーを彷徨っているその姿は、わたしにとっては見慣れたシカゴの一風景になっている。
快く写真を撮らせてくれました。 一見怖そうだけどとってもフレンドリー |
Saturday, May 26, 2012
Soldier Field 10 Mile
2日続けてランネタで恐縮ですが、毎年恒例の「Soldier Filed 10 Mile」。ランニング・シーズンのキックオフにふさわしいこのレースは、いつも5月の終わりのメモリアル・デー・ウイークエンド初日に行われる。雷雨の予想が1ミリずれてくれたおかげで雨にも降られず、完璧なお天気の中、今年も10マイルのレイクフロントを走って来たのだ。観客席の声援を受けてフットボール・フィールドの50ヤードラインに設けられたゴールをくぐるのは、毎度のことながらとっても気持ちがいい。結果は1時間39分36秒で、去年よりさらに3分遅れ。毎年だんだんペースが落ちる.... そろそろ止め時かなぁ.... 残念だけど....
Thursday, May 24, 2012
チーム・ロータリー
JPモルガン・チェイス銀行主催の大規模なチャリティ・レース「JPMorgan Chase & Co. Corporate Challenge」。35年前にニューヨークで始まった、会社単位で参加するこのランニング・イベント、今ではボストン、ニューヨーク、サンフランシスコなど米国主要都市はもちろんロンドンやシンガポールや上海など海外の都市でも開催されている。今夜はそのシカゴ大会。シカゴ市と近郊の600を超える会社や団体から23000人のランナー&ウォーカーがグラント・パークに集合した。一番参加者の多かった会社は、Illinois Blue Cross Blue Shieldの615人だって! わがロータリーからも、性別・年齢・所属部署・ラン歴の様々な36人の有志が集まりチーム・ロータリーを結成。夕暮れのミシガン湖畔に高層ビルのスカイラインが映える、美しいダウンタウンの3.5マイルを駆け抜けた。チャリティと同時に、一緒に走ることでチームの絆を深めることを目的としたこのレース。ポスト・レースの飲み会でもしっかり絆を深めてきました!
Sunday, May 20, 2012
Jiro Dreams of Sushi
ミシュランガイドの3つ星寿司店「すきやばし次郎」を追った映画「Jiro Dreams of Sushi」を観た。85歳の現役寿司職人次郎さんの、完璧を求める徹底した仕事ぶりと、後継する息子さんとの関係を淡々と描いた、アメリカ人監督によるドキュメンタリー。職人の仕事に対する心意気をきちんと伝えようとする誠実さが感じられる映画だった。全編を通して画面に現れる美味しそうなお寿司の数々。築地市場の映像の美しさ。すべてが寿司の奥深さを物語る。数ある寿司屋のほとんどが「なんちゃって」のアメリカで、お寿司が大好きと言うすべてのアメリカ人に、観て貰いたい映画なのだ。
Saturday, May 19, 2012
クロスタウン・クラシック
シカゴがNATOサミットで大騒ぎの中、リグレー・フィールドも今週末はクロスタウン・クラシックで大盛況。普段は対戦することのないアメリカン・リーグのシカゴ・ホワイトソックスと、ナショナル・リーグのシカゴ・カブズがシーズン中数戦だけ対決する、シカゴアンにとっては南北ともに、それはそれは大切なゲームなのだ。真夏のようなお天気も手伝って、リグレーのあるウチの近所は大変な人出。NATOと重なって警備は厳戒。ヒラリー・クリントンまで観戦に現れちゃって、シークレット・サービスも大変だ。そういえば彼女はシカゴ出身だったっけ。リグレーでの3戦中、我がカブズはホームゲームにもかかわらず今のところ2敗中。相変わらずトホホなチームである。次のクロスタウン・クラシックは、来月ホワイトソックスのU.S. Cellular Fieldで行われる。
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NATOをテーマに各国の旗で彩られた オープニング・セレモニー(Chicago Tribuneより) |
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観戦中のヒラリー(Chicago Tribuneより) |
Friday, May 18, 2012
NATOな週末
上空をヘリがぶんぶん飛び回り、この週末のシカゴはNATO首脳会議を迎えて大変な騒ぎ。オバマ大統領を始めメルケル独首相やオランド仏大統領など、28か国の主な首相が今この街にいるんだそうだ。そしてさらに注目を集めているのはOccupy Wall Streetを始めとする大規模な抗議活動とそれに備える警備体勢のものものしさ。ダウンタウンではすでに何件かのデモ隊と警察の衝突もリポートされているようだ。でも、今ひとつわからないのは、人々が何に抗議しているのかということ。ある人はNATOの国々が戦争にお金を使い過ぎることに抗議し、ある人は国民の住宅を差し押さえるためのアメリカの金融機関や銀行の政策を非難して、また別の人は大企業を優先するがために起こる資源のムダ使いに対して怒っている。結局のところみんなで集まってメディアの注目を集めること自体がアトラクションになっていて、デモを導く強力なリーダーもいなければ、明確なビジョンもないように見える。あくまで、わたしの意見だけれどね。しかも、抗議者たちのほとんどはシカゴの人ではなくて、よその街から来ているらしいから、総力結集のシカゴ警察も大変だ。おかげで警察力が手薄になってるデモ以外の場所で、ヘンな事件が起こらないことを祈るばかりである。夕方、自宅の破れた網戸を修理するためにホーム・デポーで買い物をしていた友人。抱えていた網を指さして、デモに行くのかと聞かれたそう。行かないでしょう、普通は。
Tuesday, May 15, 2012
レイクサイド銀座
気候がいいからなのか、フィットネス・ブームだからなのか。たぶん両方なんだろうけれど、平日の会社や学校が引ける時間、夕方のミシガン湖畔のトレイルは大混雑である。飛ばしてる自転車を避けながら走るのも、けっこう怖いのだ。シカゴはアメリカ国内でも肥満率の高い都市トップ10に入るデブの街なんだけれど、この景色を見る限り、みんなとっても健康に見えるよね。あ、さすがにここでは、走りながらテキストしてる人はいません。
歩きながらのスマート・フォン
ハドソン川を挟んでマンハッタンの向かい側、ニュージャージー州のフォートリーという街で、テキストを読みながらや書きながら歩くのを交通違反とする決まりができたそう。歩いている時にメッセージが来ると、ついすぐに読んで返信したくなるからね。わかります、わたしもやったことはある。でも確かに危ない。人間の脳は、基本的には、一度にひとつのことしかできないようになってるらしいから。また財政難打開のための苦肉の策かと、罰金85ドルには賛否両論あるらしいけれど、安全のために市民にいい習慣を身につけて欲しいのだと市は説明している。所変わって、なかなかユニークで楽しい解決策はロンドン。テキストしながら歩く人がぶつかっても痛くないように、街中の柱にクッションつけてるんだって!

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