Tuesday, April 16, 2013

ボストン・トリビュート

またもや罪のない人々を無差別に傷つけるショッキングな事件。ボストン・マラソンでの爆弾テロは、死者3人重軽傷者140人余りを出した。これがシカゴ・マラソンであったとしてもまったく不思議ではなかったと思うと、同じランナーとして他人事では片付けられない恐怖が背中を走る。最期のレースとなってしまった人、たくさんトレーニングしてきたのにあともう少しのところでゴールを踏めなかった人、ランナーの完走の瞬間をあたたかい気持ちで見守っていて犠牲になってしまった観客の人たちに、心からお悔やみを申し上げたい。

そして今日はおそらく全国各地で、このボストン・マラソンの悲劇に心を痛めたランナーたちによる、ボストン・トリビュート・ランが行われた。わたしが所属するCARA (Chicago Area Runners Association) では、Boston Marathon Unity Runを速攻で企画して、会員非会員にかかわらずできるだけたくさんのランナーを集め、どんな距離でもどんなペースでもいいから、とにかくみんなでボストンを想って一緒に走るという追悼ランを、レイクサイドで夕方6時から行った。

RunJunkeEs.comでは、フェイスブックを使ってRunners Unite to Rememberというヴァーチャル・イベントを呼びかけた。今朝の8時から5月5日午後11時までの間に、世界中のどの場所でもどの時間でも、どんな距離でもどんなペースでも構わないから、同じゼッケンを付けて走り、犠牲者を追悼するとともに、ランナーズ・コミュニティーの強い連帯感を示そうというもの。一体となったランナーズ・スピリットは、テロに屈したりはしないのだ。

わたしもこういったイベントにできるだけ参加するとともに、このボストンが最期のレースとなってしまった人やゴールを踏めなかった人のことを想って、来る10月のシカゴ・マラソンをしっかり完走しようと思う。

Runners Unite to Rememberのゼッケン

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