テレグラフヒルを下った辺りがノースビーチと呼ばれるエリア。リトルイタリーともいわれ、昔はイタリア移民が多かった。でも最近はお隣りのチャイナタウンがのして来て、たぶんイタリア移民なんかはだいぶ減っちゃっているし、アメリカのどの都市にもあるような、いろんな人種と観光客が雑然と混ざったコスモポリタンな楽しい地域である。中心には、これまたどの街にもあるワシントン・スクエア公園。シカゴにもニューヨークにも同じ名前の公園があるけれど、近くのカフェからカプチーノの匂いがして、イタリア系の老人が公園のベンチに腰かけていたり、太極拳のような体操に励むアジア系の人々の姿が見られたり、地元の人々の憩いの場であることがわかる。公園に面して建つ白い荘厳な教会は聖ペテロ&パウロ教会。1800年代終わりから1900年代初めにかけてイタリア人のために建てられたわけなんだけれど、ここもチャイニーズの台頭で、今ではミサも多言語で行われる極めてコスモポリタンな教会なんだそうだ。使い古された言葉だけれど、まさにアメリカならではの「人種のるつぼ」である。
いかにもサンフランシスコらしいこんな坂道を テレグラフヒルから下って行く |
坂の途中に「壁の穴」という名のコーヒーショップ。 まさに壁に穴を開けたような小さなスペースから コーヒーのいい香り |
おしゃれな自転車やさん「Cykel」とその横でくつろぐブルドッグ。 しかしサンフランシスコに自転車はちょっとキツイかも |
ワシントン・スクエア公園前の 話題のお店「Mama's」で朝食を食べようと思ってたけど、 この行列であきらめました |
市民の憩いの場、ワシントン・スクエア公園 |
白亜の聖ペテロ&パウロ教会。 マリリン・モンローとジョー・ディマジオが ここで結婚式を挙げたそう |
街灯柱にイタリア国旗のストライプ。イタリア街の目印だ |
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