アメリカでも数少ない日本人街のひとつがここサンフランシスコのジャパンタウン。紀伊国屋書店やダイソー、ワタシがシカゴにも出来て欲しいと切に願う憧れのスーパー、ニジヤ・マーケットもある。でも実際のところ、ここも日本人は少ない。食べ物、アニメやコスプレ、刀とかサムライもの、民芸品や着物等々、日本に関する何かに興味があるアメリカの若者や、顔は日本人だけれど喋りは完璧な英語という、何世代目かの日系人ばかりである。そして活気と生活感のあふれるチャイナタウンに比べると、規模は小さく、どうしてもさびれた感は否めないのだ。結局、日本人はわざわざアメリカで日本特有のものを求めようとは思わないのかもしれない。それでも街の中には、移民の歴史を残して日系コミュニティの存続を願う人たちの努力が見られる場所もあったりして、よく見ると興味深い。どうしたらそういう努力にもっと光を当ててあげられるのだろうか。そんなことをちょっと考えたジャパンタウンだった。
絶え間なく進化する都市文化の中で、 後世に残すアイデンティティーを模索する「日本町」 |
大阪市から贈られたという「平和の塔」 ここに定住した多くの日本の人たちにも 戦時中にキャンプに強制移送された悲しい歴史がある |
「ポスト角」って.... 確かにコーナーは「角」だけど、そうは普通言わないでしょ。 なんだかチャイナタウンみたいだね |
本屋さんには日本関連の書籍が並ぶけれど、 どれもみんな英語の本ばかりだ |
裏通りには歴史の面影を残す日米会館。 時間があればのぞいてみたかったけれど、 なにしろ24時間もないサンフランシスコで、 駆け足でメインのお仕事にも向かわなきゃいけなかったし.... またいつの日かの機会を楽しみに! |
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