Saturday, May 14, 2011

ロスト・イン・トランスレーション

友人のなおちゃんがエグゼクティブ・シェフを勤める郊外型居酒屋 Tokio Pub がオープンするにあたって、そのプレビュー・パーティーに行ってきた。Shaws Crab House の隅っこの一角に、ここはいったいどこなのか!という感じのアジア的ヒップな空間を作ったコンセプト・バーだ。プレビューということもあって、お酒はカクテルやワイン、アサヒやサッポロのビールが次々と出てきて、料理はみな一口サイズのフィンガー・フード。郊外のアメリカの若者がターゲットだから味はみんな濃いめだよと聞いていたけれど、出てきたお料理はどれも、アメリカ人に人気のある素材に日本やアジアのテイストを上手に加えておしゃれにアレンジしてあり、とてもおいしかった。Tokioという名前がついているけれど、わたしのような本物の東京出身者にとっては、東京の居酒屋というよりは、香港映画に出てくる若者のナイトライフの一場面ようなイメージのほうが強かった。きっとアメリカウケする現代のアジアのイメージってこんななんだろうな。なんとなくロスト・イン・トランスレーションな、おもしろい経験だった。

2 comments:

  1. HBOで今日この映画やってた〜なんて奇遇。前半は見逃してしまったけど、うんなるほどとTOKIOを思い出してました。

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  2. 素敵やんねぇ~。行きたい!

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