いとうせいこうさんの『ボタニカル・ライフ』という、植物生活を描いたわたしの大好きなエッセイがある。その中でいとうさんは自身のことを「ベランダー」と称している。庭のない都会暮らしを選び、ベランダで植物生活を楽しむ、ガーデナーならぬベランダー。わたしもこのシカゴで夏の間はベランダーである。日曜日のGethsemane Garden Centerの長〜いレジの列に並び、車のトランクと3階のベランダの間を何往復もして土と植物を運び、植え替えが終わった途端に暴風雨。そんなやっとの思いでこんなベランダできました! 冬の間室内でがんばったハイビスカスとジャスミンも表に出した。夏のベランダ生活の始まりだ。
ボタ二カルライフ 新聞連載のとき読んでました。
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