Friday, February 1, 2013

駅のヒーター

今朝はマイナス17℃にまで下がった。そういう時に限って電車が来ないんだ。掲示板には次の電車まで15分とある。吹きっさらしのプラットホームで15分、あぁ....。でも実は、プラットホームにはヒーターがある。天井に設置された電気ストーブが2機。頭のてっぺんがほんのちょっとあったかいかなぁという程度の、ほとんど役に立たない代物だけれど、ないよりはましということで、まるで虫かハトのように、みんながコレの真下の狭〜いスペースに寄り固まる。タイマー式になっていて、ボタンを押すとヒーターが作動、タイマーが切れるとすかさず誰かがまた押す。でも、冬が厳しいことはとっくにわかってるシカゴなんだからさぁ、もう少し多くの人が利用できるようにスペース広くするとか、待合室をガラスで囲うとか、もうちょっと効率よく暖を取れる方法を考えようよ。っていうか、スマートフォンで海外とテレビ電話ができるこの時代に、アメリカ第3の都市の公共電車の駅がなんでこんな原始的なことやってんだろ。っていうか、あ〜もう、早く電車来ないかなぁ。そんなことをぶちぶち思いながら震えていると、やっと電車がホームに入って来る。虫やハトのように寄り固まっていた人たちが互いに顔を見合わせて、ちょっと微笑み合う瞬間。大丈夫、電車の中はしっかり暖房が効いているからね。ほっ。

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