Tuesday, December 17, 2013

シカゴ・マジカル・ピアノ

公共の場でピアノが自動演奏でBGMを流している風景はもう新しくもなんともないけれど、シカゴのユニオン・ステーションでは、「マジカル・ピアノ」と題してこんな楽しいプロジェクトが展開された。ホールにぽつんと置かれたグランド・ピアノが、まわりの風景や通りがかる人に反応して、音楽を発するのだ。実はコレ、ピアノに取り付けられた隠しカメラを通してその場の様子を見ながら、地元シカゴのピアニスト、アンドリュー・ブレンダーマンさんが、別室からの遠隔操作で演奏していたんだそう。通りがかりの人がふらっと立ち寄って鍵盤をタッチすると伴奏が始まったり、何か深刻そうに話し込む人の携帯電話の会話に音楽の効果をつけて「うるさいっ」と怒鳴られたり、踊るおじさんにダンス音楽を提供したり。もう1台の隠しカメラがその日の様子をビデオに収め、先週アップされたYouTubeのビデオ ↓ はすでに200万以上のヒット! このプロジェクトを実行するにあたっては、シカゴ在住のミュージシャンや役者さんたちにインビテーションを送って参加を呼びかけたそうなので、もちろんサクラもたくさんいたのだろうけれど、多くの偶然の通りがかりの人たちが、思いがけない音楽とのコミュニケーションに楽しいサプライズをもらったよう。ホリデーシーズンならではの、心あたたまる愉快な試みだね!



↓ こちらは仕掛け人アンドリュー・ブレンダーマンさんのテレビ・インタビュー



Sunday, December 15, 2013

エコ・ウォルグリーンズ

ドラッグストアの巨大チェーン・ウォルグリーンズの新しいお店が、エバンストン市とシカゴ市の境界にオープンした。でもこのお店、ただのウォルグリーンズじゃぁないんです。一番目立つのは駐車場に設置された2機の背の高いタービン。ミシガン湖からの風を受けてくるくると回り、風力発電を行っている。屋根には849枚のソーラーパネル。そして建物の地下150メートルの地熱を利用した店内冷暖房の管理システムなど、店舗の運営に必要な電力を、再生可能エネルギーですべて自給充足する、最新のエコ・ウォルグリーンズなのだ。真新しい広い店内は、LED照明と、高い天窓から差し込む自然光で気持ちのよい明るさ。この窓にもヒミツがあって、自動開閉のシステムで常にフレッシュな外気を店内に取り込み空気を循環しているんだって。ウォルグリーンズと言えばどの店に行っても、ジャンクなものがごちゃごちゃ所狭しと並んでいる印象があったけれど、そんな安っぽい印象を払拭するこの店は、自給自足エネルギーの店として全米初の試みなんだそうだ。次世代の小売店舗のお手本になっていけるよう、ぜひぜひ成功してもらいたい。

遠くからもよく見える2機の風力発電タービン
高い天井の際に横一列に並んでいるのがヒミツの天窓。
並んでいる商品はウォルグリーンズそのもの、ですけどね。
駐車場には電気自動車用の充電プラグもあります。さすが

Saturday, December 14, 2013

イルミネーション住宅街

ゆうべから一晩中降り続いた雪で、シカゴはすっかり銀世界。今年はステキなホワイトクリスマスになりそうだ。夕方、たまたま近くを通ったので、シカゴ市の北のはずれ、郊外との境を接するあたりにあるLincolnwoodのSauganash通り周辺を車で走ってみた。ここはクリスマスのイルミネーションで有名な住宅街。昔は見物人の車で渋滞になると聞いていたこの通りも、時代を反映してか、今はそれほど派手ではない。それでもいくつかのお屋敷では、大きな建物の正面と、広〜い前庭をゆったり使って手の込んだ飾り付け。雪景色の中できれいなイルミネーションがほんわりと揺れていた。クリスマスの名所としてわんわん人が訪れるのもそれはそれで楽しいけれど、静かに灯るイルミネーションもホワイトクリスマスには似合いますね!


Friday, December 13, 2013

1000万マイル・ギフト

ユナイテッド航空が1000万マイルをチャリティ団体に寄付してくれる、1000万マイル・ギフトが今年も始まった。35の参加チャリティ団体の中から、サポートしたい慈善事業を選んで投票してもらい、各団体の集めた得票数のパーセンテージにしたがって、1000万マイルが振り分けられ寄附されるという仕組み。毎年参加している団体のひとつ、ワタシの勤めるロータリー・インターナショナルでは、子どもにポリオワクチンを投与するボランティアをアフリカに送ったり、手術をすれば命が助かる病気を持つ人々のために、手術を施すお医者さんのグループを中南米に送ったり、恵まれない家庭の子どもをロータリーの交換学生プログラムに参加させたりするために、チャリティ・マイルを役立てることができる。ロータリーの慈善活動に賛同していただける方はぜひ、http://10millioncharitymiles.com/で、Rotary Internationalに投票してください。期間は12月31日まで。1回限りでももちろん大歓迎だけれど、1日1回毎日投票できるので、できたら毎日投票してね。


Thursday, December 12, 2013

0°Fの駅で

そしてどんどん気温が下がり、今朝は華氏で零度になった! 摂氏にしたら氷点下18℃! で、掲示板には次の電車が来るまで15分とある。吹きっさらしの高架プラットフォームで15分! でも実はホームにはヒーターがあるのだ。ホームの真ん中の小さな囲いの中、天井に設置された電気ストーブが2機。頭のてっぺんがほんのちょっとあったかいかなぁという程度なんだけれど、ないよりはましということで、まるで虫かハトのように、みんながこの狭〜いスペースに寄り固まる。タイマー式になっていて、ボタンを押すとヒーターが作動、タイマーが切れるとすかさず誰かがまた押す。冬が厳しいことはとっくにわかってるシカゴなんだから、もう少し多くの人が利用できるようにストーブを増やすとか、スペースをガラスで囲うとか、もうちょっと効率よく暖を取れる方法はなかったのか、CTA! と、ぶちぶち考えながら震えているとやっと電車が入って来る。狭いスペースに寄り固まっていた人たちが、ほっとしてちょこっと微笑み合う、寒くてあったかい朝の瞬間なのだ。

吹きっさらしのホームに天井ストーブ2機
冬のシカゴの通勤ファッション!

Tuesday, December 10, 2013

シングル・ディジット

中西部の人はお天気の話ばかりしているとカリフォルニアの人は笑うそうだけれど、シカゴには「シングル・ディジット」という言葉がある。華氏で10°Fを下回る気温の日を、「Single Digit(ひとケタ)」と呼ぶのだ。ちなみに10°Fとは摂氏にするとマイナス12°C! シングル・ディジットはそれ以下だから、つまり相当に寒い。で、今週は週明けからそんなシングル・ディジットな日が続いている。この冬は出足からがんがん冷えるね〜 でも、ふとんのようなコートを着て、吹きさらしのプラットフォームで電車を待ち、震えながらもみんなちゃ〜んと元気に通勤。シカゴの人々は強いのだ。今晩からはまた雪だって!

こちらは摂氏表示ですが、今週中はずっとこんな感じらしい。寒っ!

Sunday, December 8, 2013

ズーライツ

ご近所リンカーンパーク・ズーズーライツが今年も始まった! 毎年クリスマス恒例の、この動物園によるライトアップ・イベントは、電力会社ComEdがスポンサー。使われている電球の数はなんと200万個だって。今日は朝からしんしんと降っていた雪がちょうどいい具合に積もって、灯りに照らされた広い園内はまさにウィンター・ワンダーランド! 氷点下の気温にも、夕方になって吹雪と化してきたお天気にもめげず、大勢の家族連れやカップルが光の海を彷徨っている。このマジカルな風景は、シカゴの冬のプロポーズの名所でもあり、昨年は12組ほどのカップルがここで「Yes!」と言ったんだそうだ。やるね。今年のズーライツは1月5日まで、毎日夕方5時に点灯し、夜の9時まで、入場は無料。毎晩先着900人に不思議な3Dメガネが配布され、それをかけるとあちこちで、ライトの後ろに隠れているサンタが見えるよ! ホットチョコレートやホットサイダー、大人にはホットワインなどが、冷えた身体に沁みわたる〜


リンカーンパーク・ズー・アイスリンク

去年までのこの時期には恒例だった、リグリーフィールドのアイスリンクが、今年は球場とその周辺の再開発計画に絡んでオープンしないことになってしまった。とても残念。で、そのかわりというわけでもないだろうけれど、今年オープンしたのは、リンカーンパーク・ズーのアイスリンク。動物園の赤い納屋の前にこじんまりとかわいいリンクが出来た。にしてもコレ、ちょっと小さすぎじゃない? 上手な人なら片足ずつ5歩も滑ったら横断できちゃう。リグリーフィールドのリンクも小さいなぁとは思ってたけど、ここはそれ以下だ。う〜ん、子どもだましだったか…. それでも雪の降る寒い日曜日の今日、けっこう大勢の人が真新しいリンクでスケートを楽しんでいた。チケット5ドル、レンタルスケート5ドル。子ども連れにはこの冬の気軽で楽しいアトラクションになりそうだ。


Saturday, December 7, 2013

クリスマスツリー市

毎年この時期になると、街のあちこちにこんもりと常緑樹の森が現れる。夕刻のオレンジ色の街灯に照らされる森に迷い込むと、もみの木の香りに包まれて一瞬だけの森林浴気分。実際は駐車場だったりするのにね。分厚いコートを着て白い息を吐きながら大きなもみの木を引きずって歩く人や、紐でツリーを屋根にくくりつけた車が走る通り光景は、アメリカの都会の冬の風物詩。街に流れるクリスマス・ソングをバックに、まるで映画の1シーンのよう。

ウチから一番近い森は、バーの裏の駐車場に出現
デリバリー・トラックもホリデー仕様の赤
もみの木の香りが森林浴気分にさせる森の中
リースも売ってます

Renegade Craft Fair Winter Market

夏場のおなじみ、レネゲイド・クラフト・フェアの冬季版! 今日は昼間でもマイナス8℃(!)だったけれど、このブルックリンやサンフランシスコ、ロンドンなどでも行われる有名なストリート・フェスティバル、シカゴでは冬場、屋内でやってくれるので助かる〜。夏にくらべて若干規模は小さいけれど、全米から審査を通過して集まる約150のアーティスト・エキジビターの展示は、季節柄クリスマスものも多く、どのブースもみんなユニークで楽しいモノばかり。フェスティバルには欠かせないストリートフードは、チリや冬仕様の地ビール、ホットワインなどもあり、冬場らしい雰囲気満点だ。そしてやっぱりものすごい人出。寒いから人少ないかな〜とちょっと思ったけれど、いえいえ、シカゴの人はちょっとくらいの寒さでは、外出を自粛したりはしないのだ。

会場となっているパークディストリクトのPulaski Park Field House。
ドーム型のクラシックなオーディトリムでは、
正面ステージの上にまで展示ブースが
こちらはバスケットボール・コートのある体育館。
作品わんさか、人もわんさか。
こんな体育館会場があとふたつあります
アーティスト系のかわいいクラフトものがたくさん!
子どもも楽しめるワークショップ・ブース
ひとりひとりに丁寧にドリップで淹れてくれる
Inteligensiaのコーヒーは美味しくって温まって嬉しい!
会場と会場を繋ぐ廊下は、暖房がないので寒いけれど、
こんなところにまでちゃんとクリスマスデコレーション!