Sunday, December 15, 2013

エコ・ウォルグリーンズ

ドラッグストアの巨大チェーン・ウォルグリーンズの新しいお店が、エバンストン市とシカゴ市の境界にオープンした。でもこのお店、ただのウォルグリーンズじゃぁないんです。一番目立つのは駐車場に設置された2機の背の高いタービン。ミシガン湖からの風を受けてくるくると回り、風力発電を行っている。屋根には849枚のソーラーパネル。そして建物の地下150メートルの地熱を利用した店内冷暖房の管理システムなど、店舗の運営に必要な電力を、再生可能エネルギーですべて自給充足する、最新のエコ・ウォルグリーンズなのだ。真新しい広い店内は、LED照明と、高い天窓から差し込む自然光で気持ちのよい明るさ。この窓にもヒミツがあって、自動開閉のシステムで常にフレッシュな外気を店内に取り込み空気を循環しているんだって。ウォルグリーンズと言えばどの店に行っても、ジャンクなものがごちゃごちゃ所狭しと並んでいる印象があったけれど、そんな安っぽい印象を払拭するこの店は、自給自足エネルギーの店として全米初の試みなんだそうだ。次世代の小売店舗のお手本になっていけるよう、ぜひぜひ成功してもらいたい。

遠くからもよく見える2機の風力発電タービン
高い天井の際に横一列に並んでいるのがヒミツの天窓。
並んでいる商品はウォルグリーンズそのもの、ですけどね。
駐車場には電気自動車用の充電プラグもあります。さすが

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