Tuesday, December 17, 2013

シカゴ・マジカル・ピアノ

公共の場でピアノが自動演奏でBGMを流している風景はもう新しくもなんともないけれど、シカゴのユニオン・ステーションでは、「マジカル・ピアノ」と題してこんな楽しいプロジェクトが展開された。ホールにぽつんと置かれたグランド・ピアノが、まわりの風景や通りがかる人に反応して、音楽を発するのだ。実はコレ、ピアノに取り付けられた隠しカメラを通してその場の様子を見ながら、地元シカゴのピアニスト、アンドリュー・ブレンダーマンさんが、別室からの遠隔操作で演奏していたんだそう。通りがかりの人がふらっと立ち寄って鍵盤をタッチすると伴奏が始まったり、何か深刻そうに話し込む人の携帯電話の会話に音楽の効果をつけて「うるさいっ」と怒鳴られたり、踊るおじさんにダンス音楽を提供したり。もう1台の隠しカメラがその日の様子をビデオに収め、先週アップされたYouTubeのビデオ ↓ はすでに200万以上のヒット! このプロジェクトを実行するにあたっては、シカゴ在住のミュージシャンや役者さんたちにインビテーションを送って参加を呼びかけたそうなので、もちろんサクラもたくさんいたのだろうけれど、多くの偶然の通りがかりの人たちが、思いがけない音楽とのコミュニケーションに楽しいサプライズをもらったよう。ホリデーシーズンならではの、心あたたまる愉快な試みだね!



↓ こちらは仕掛け人アンドリュー・ブレンダーマンさんのテレビ・インタビュー



2 comments:

  1. 楽しい企画ですね! ビデオ楽しみました。FBにシェアさせていただきました。

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    1. ありがとうございます。その場で体験してみたかったです!

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