Monday, August 12, 2013

City Wineryでコンサート

去年の夏にオープンしたウエスト・ループの新名所、City Wineryで行われたコンサートに行った。ギター1本の弾き語りでステキなブラジリアン・サウンドを聴かせてくれるPaulinho Garciaさんは、シカゴがベースのミュージシャン。数年前から大ファンで、たまにライブハウスなどに追っかけては、その優しい歌声に癒されているのだ。今日のコンサートは、やはりブラジリアンのBebel Gilbertoという女性シンガー(この人はニューヨークの人)が率いるバンドがメインで、Paulinhoさんは実は前座だったのだけれど、メインに負けずに素晴らしく、前座なのにアンコールのリクエストが出ちゃうくらい会場を沸かせて、「ボクがあんまり時間押したらあとに悪いから」と言いながらもお馴染み「Girl from Ipanema」をとってもステキなアレンジで聴かせてくれた。もちろんメインのバンドも、さすがはメイン。ブラジル音楽の優しさとファンキーのほどよいミックスに、ブラジル女性の太陽のような明るさが加わって、とっても楽しいコンサートだった。そしてこのバンドのカッコいいギタリストはなんと、Masa Shimizuさんという日本人。日本人はいろんなところで活躍してるのねと思うと、楽しいコンサートも一段と魅力が増すものだ。

コンサートの内容もさることながら、初めて行ったこのCity Wineryもステキなお店。シカゴ市内唯一のアーバン・ワイナリーなのだそうで、ナパやオレゴンや遠くアルゼンチンなど、世界の名産地からブドウを持ってきて、ここでワインを製造している。豊富な種類のワインの試飲ができるテイスティング・ルームやレストランもあり、300人を収容できるこのコンサート・ホールでも、タパス・スタイルのおつまみ系食事とワインを楽しみながら、リラックスしてライブを聴くことができる。ゆる〜いブラジリアン・サウンドに合わせて、テーブルサイドでなにげなく踊ってるラテン系のカップルなんかもいたりして、雰囲気抜群、大人のライブハウスな趣き。食事も美味しかったし、今度はゆっくりご飯を食べに、レストランのほうにも行ってみたい。

 

No comments:

Post a Comment