Sunday, February 2, 2014

グラウンドホグ・デー

2月2日はグラウンドホグ・デー。アメリカ北東部、寒い地域恒例の行事である。グラウンドホグというのは大型のリスのようなもぐらのような動物。最も有名なのがペンシルバニアのPunxsutawneyのいう田舎街のフィルという名前のグラウンドホグが執り行う式典で、住民が見守る中、朝7時半に巣穴から出て来るフィルが春の訪れの時期を予告する。フィルが地面に自分の影を見ると、驚いて巣穴の中へ逃げ帰り再び冬眠してしまう。その場合は、アメリカ全土で冬があと6週間続く。影を見ずにそのまま外へ出た場合は、春はもうそこまで来ている、ということだそうだ。農民たちが動物の行動を観察して種まきの時期を決めていたドイツ由来の伝統行事で、Punxsutawneyでは1800年代から行われているんだって。街をあげてこういう冗談みたいなことを本気でやっちゃう、アメリカの脳天気なお祭りがワタシは結構好きである。

で、今年の予測は…  フィル影を見た! つまり春は少なくともまだあと6週間は来ない。ていうか、今年はもう聞かなくてもわかってたけどね。ひどい冬だもの。フィルの予測は過去13年中9回ハズれているそうだけれど、今年はきっと当たるよ、おめでとうフィル! そして寒冷地のみなさん、もうしばらくがんばりましょう!



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