Wednesday, August 17, 2011

フランシス・モロイさん

南アフリカ共和国の外交官で、ロータリー国際親善奨学生としてハーバードで法律を学んだフランシス・モロイさんのスピーチを聞く機会を得た。アパルトヘイトを脱した歴史を体験し、外交官としてインドやパキスタンなどの厳しい情勢を見てきた人の話す、平和や友情、慈愛や献身についての見解は説得力があり、それでいながらユーモアのセンスに富んだ優しい語り口が、非常に難しいこと取り組んでいるこの優秀な人を身近な存在に感じさせてくれる。個人の才能や恵みをいかに使ってどうやって平和で繁栄する世界を作っていけるのかという、大きな課題に取り組む集団のひとりとしての自覚を、あたたかい気持ちで再確認させてくれるすばらしいスピーチ。こんな機会が身近にあることも、ロータリーで働いていて得することのひとつだ。

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