Saturday, March 3, 2012

シンガポール・スリング

シンガポールに来たらシンガポール・スリングを飲まなくっちゃ、ということでその発祥地であるというラッフルズ・ホテルロングバーに行った。シンガポールの代名詞とも言えるコロニアル様式の白亜のホテルは、シンガポールの代表的観光スポットでもあり、ロングバーは観光客でいっぱい。しかもほとんどが白人だ。そしてほとんどの人が飲んでいるのは、やっぱりシンガポール・スリング。1915年生まれのこのカクテル。当時のレシピは甘過ぎるらしく、その後かなりの改良が加えられているということで、以下が現在のラッフルズ・ホテルでのレシピ、だそう(ウィキペディアより)。

・ドライ・ジン(ビーフィーターのもの) 30 ml
・チェリー・ブランデー(チェリー・ヒーリング)15 ml
・パイナップルジュース 120 ml
・ライム・ジュース 15 ml
・コアントロー(ホワイト・キュラソー) 7.5 ml
・ベネディクティン 7.5 ml
・グレナデン・シロップ 10 ml
・アンゴスチュラ・ビターズ 1 Dash
・パイナップルのスライスにチェリーを竹のピンで刺し、グラスのふちに飾る。

シンガポール・スリングに加えてこのバーでは、カウンターやテーブルに山と盛られたピーナッツが壮絶。外国人客は殻をガンガン床に捨てるので、ロングバーの美しいアンティーク・タイルの床は通路もテーブルの下もピーナッツの殻でじゃりじゃり。「鳩のえさ」というあだ名のこのピーナッツ。日本やアメリカの一般的なものよりずっと粒が小さいので、上手に剥かないと実も殻と一緒に床のゴミになってしまい、手間の割にはなかなか口に入らないのが難点である。

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